みなさんの"ふるさと"は、どこですか?
ふるさと納税制度。−それは、ただ税を納めるのではなく、ふるさとへ寄附するこ
とで、住民税と所得税から寄附金額に応じて一定の控除を受けられる。名称に"ふる
さと"とあるが、実際のふるさとはもちろん、「お世話になったふるさと」や「応援
したいふるさと」など、心のふるさとであっても構わない。
この制度の導入のきっかけは、「自分を育んでくれたふるさとに、いくらかでも納
税できる制度があってもいいのではないか」という、ふるさとを愛する想いからだっ
た。平成20年4月に導入され、以降、全国の地方公共団体では、ホームページや広報
などでPRしてきた。
鰺ヶ沢町においても、このふるさと納税制度の受け皿となる「あじがさわ未来応援
基金」を創設し、昨年7月からスタート。その結果、町内在住の方をはじめ、東京
鰺ヶ沢会会員の方や町に縁のある方から、計18件、106万円もの寄附が寄せられた。
(平成20年12月末現在)
また、寄附にあたり「鰺ヶ沢に生まれて良かった、と自慢できるまちづくりのため
に」「未来を担う子どもたちのために」など、たくさんのご意見をいただいた。町で
は、この寄附金をいったん基金に積立てし、今後、皆様の意見を参考に、安心して暮
らせる・活力あるまちづくりのために、大切に活用させていただくことにしている。
また、平成20年中に寄附をされた方には、すでに寄附証明書をお送りしている。こ
の証明書を、居住地を管轄する税務署で確定申告をする際に添付すると、住民税と所
得税の控除を受けることができる。申告の期間は来月3月16日まで。お忘れなきよ
う、お済ませいただきたい。
あじがさわ未来応援基金は、まだまだ小さい新芽。しっかりと根付くよう、これか
ら先、土を耕したり、肥やしをあげていけば、やがて素敵な花が咲くことでしょう。
皆様も、それぞれの"ふるさと"へ思いを馳せてみてはいかがでしょうか。懐かし
く、愛おしい香りがしてきませんか。(obe)
◆◆《お知らせ》fメール配信の終了について◆◆
鰺ヶ沢町では、町内外の方に対して、町の旬な情報をお届けしようと、平成14年1
月よりメール配信業務を行ってきました。
しかし、厳しい財政状況の折、徹底した財政再建対策の一環として、このfメール
も今年度をもって終了することになりました。
今後は、町ホームページなどを活用して、更に充実した情報を発信していく予定で
すので、皆さんのご理解をよろしくお願いします。
◆イベント情報等
◎ギャラリー活用支援事業
「徒然あじがさわデジタル写真展2009〜わさお/この町〜」開催
<インターネットやTVなどで話題となっている秋田犬「わさお」と鰺ヶ沢の風景を、
工藤健さんがこれまで撮影した約50点の写真を展示。ぜひご来場下さい。>
期間/2月18日(水)〜3月15日(日)
時間/9:00〜17:00(火曜日は休館日)
場所/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/無料
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]
◎「新酒の会 酒宴」開催
日時/3月6日(金) 18:00〜
場所/舞戸公民館 大ホール
主催/舞戸商店会青年部
限定/250名
料金/3,000円(ビール・ソフトドリンクは別売)
主な内容/にごり・純米・大吟醸の3種類のしぼりたての新酒の飲み放題
お楽しみ抽選会
「担ぎ乃会」によるねぷた囃子の演奏 など
チケット販売/鰺ヶ沢町観光協会(電話:0173-72-5004)
ブックショップ「プラスワン」(電話:0173-72-8780)
《お問合せ》鰺ヶ沢町観光協会(海の駅わんど内)[電話:0173-72-5004]
◎「やまだの熟成みそ&笹餅づくり」開催
日時/3月8日(日) 9:30〜14:30
場所/山田野集会所(旧山田野分校)
参加費/1,500円
申込期限/3月5日(木)
その他/・作った味噌のお土産付き
・味噌おにぎりやしぐさ汁などの昼食付き
主催/やまだのアグリmam
《申込・お問合せ》やまだのアグリmam事務局 安原
[電話:0173-72-1618]
◎鰺ヶ沢町老人クラブ連合会「芸能発表会」開催
日時/3月8日(日) 9:00開演(8:30開場)
会場/舞戸公民館ホール
入場料/無料
主催/鰺ヶ沢町老人クラブ連合会
《お問合せ》町教育委員会 教育課社会教育班
[電話:0173-72-2111(内線331)]
◎「AJI-ROCK FESTIVAL2009」開催
日時/3月8日(日) 13:30開演予定
場所/日本海拠点館3階ホール
入場料/前売200円・当日300円
出演/7バンド予定
《お問合せ》アジロックフェスティバル実行委員会
(日本海拠点館内)[電話:0173-72-5555]
◎「林業座談会」開催
日時/3月12日(木) 10:00〜
場所/町中央公民館2階和室
《お問合せ》つがる森林組合本所[電話:0173-72-2436]
◎新春チャリティー「照秀会舞踊発表会」開催
日時/3月15日(日) 10:00開演(9:00開場)
会場/日本海拠点館3階ホール
入場料/500円
主催/舞踊照秀会
後援/町教育委員会ほか
《お問合せ》町教育委員会 教育課社会教育班[電話:0173-72-2111(内線331)]
◎ギャラリー活用支援事業
鰺ヶ沢清心書道会「永野清海遺作展」開催
期間/3月20日(金・祝)〜22日(日)
時間/9:00〜17:00
場所/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/無料
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]
◎みんなで歌おう「おとin鰺ヶ沢」開催
日時/3月20日(金・祝) 18:00スタート
会場/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/前売800円(ワンドリンク付)
《お問合せ》あじがさわ○○会事務局(日本海拠点館内)
[電話:0173-72-5555]
◎amfリサイタルシリーズ2008-2009
「齊藤愛子&田口真弓ピアノデュオリサイタル」開催
<二人のピアノソロによるショパンのノクターンをはじめ、それぞれの恩師による連
弾や師匠との共演など、、バラエティーあふれたリサイタル。ぜひご来場下さい。>
日時/3月22日(日) 16:30開場・17:00開演
場所/日本海拠点館3階ホール
入場料/無料(入場整理券を各地区公民館、海の駅わんど、日本海拠点館で配布中)
《お問合せ》amf実行委員会(日本海拠点館内)
[電話:0173-72-5555]
**海の駅わんどからお知らせ**
〜新規テナント募集!〜
海の駅わんどでは、海の駅内店舗の新規テナントを募集しています。応募は、町内
外の法人または個人で「地元住民及び観光客に親しまれる店舗」の経営をできる方で
す。出店を希望される方は、下記までご連絡下さい。
概要 [名 称]海の駅わんど
[所 在 地]西津軽郡鰺ヶ沢町大字本町246-2
[構 造]鉄骨造ステンレス鋼板葺2階建
[店舗面積]17.3坪(約57平方メートル)〜40.1坪(約132.2平方メートル)
[店舗種類]特に指定無し
[開 業]随時
※希望者には募集要項及び提出書類をお渡しします
※選考方法は、書類審査及び面談です
《申込先・お問合せ》海の駅わんど[電話:0173-72-6661]
【ちょっといっぷく】
先日、高校時代からの友人と遊んだ。ウィンドウショッピングをしたり、プリクラ
を撮ったり、お茶をしながら延々とお喋りをしたりと、友人との一時はとても楽し
かった。
そして、とある話から「浅虫の駅にある足湯に行こう!」と決まり、何も準備して
いなかった私達は、100円ショップで色違いの手ぬぐいを購入し、いざ出発!
ところが、その日は生憎の悪天候。足湯は、屋根があるだけの屋外だったため、北
風とともに雪が顔に殴りかかってくる。「寒いけど、足は温かい」「温かいけど、寒
くて耳がちぎれそう」となかなか陸に上がれない。さぁ、こうなると一種の我慢大
会。どうにか寒さをしのぐ手立てはないかと辺りを見回してみたものの、何もない。
結局、買ってきた手ぬぐいを"ほっかぶり"する女の子2人。
冬場の吹雪いている時に利用している人は少ないのか、はたまた手ぬぐいを被って
はしゃいでいる女の子が珍しいのか、タクシーの運転手や観光客に奇異な視線を向け
られたのは言うまでもない。(obe)
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◆東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」
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1:井上しみ子(鰺ヶ沢)ら新たに23人、ViC・ウーマンに認定
2:イカ焼き店の人気犬「わさお」の魅力写真に/拠点館で展覧会
3:鰺ヶ沢クラブ、決勝で敗れる/西北五社会人バスケットボール/鰺ヶ沢町関連分
結果
4:ボランティア 喜び実感/「子ども福祉塾」14人活動
5:県水産総合研究センター(鰺ヶ沢町)と北海道大学の共同でマダラ調査
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(1)2009/2/19(木)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎井上しみ子(鰺ヶ沢)ら新たに23人、ViC・ウーマンに認定
県は十八日、青森市の青森国際ホテルで「農山漁村女性の日」県大会を開き、本年
度新たに「ViC・ウーマン」として認定された二十三人に認定証を授与した。
ViC・ウーマンの認定は、地域農林水産業の推進や住みよい地域社会づくりに積極
的に取り組んでいる女性に対し、県が一九九四年から実施しており、今回の認定で計
三百九十三人となった。
大会には県内で一次産業に従事する女性を中心に約三百人が出席。三村申吾知事が
認定者を一人一人激励しながら認定証を手渡すと、弘前市の三浦由紀子さんは「産地
直売活動を通じて、地域の活性化に貢献していきたい」と意気込みを述べた。そのほ
かの認定者は次の通り。
錦谷安代(青森)齋藤美鶴(弘前)福士昭子(田舎館)畑中淳子(階上)澤口ミ
エ、玉川美穂子(南部)市村文子(田子)成田啓子、松本和子、秋村京子、泉谷加千
子(五所川原)原田ひとみ(つがる)瀬戸ひとみ(鶴田)前田恵美子、成田ひで子
(中泊)井上しみ子(鰺ヶ沢)山田浩代(十和田)村山知子、高山千鶴子(野辺地)
中村千賀子(むつ)二本柳玲子(東通)嘉賀和子(風間浦)
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(2)2009/2/19(木)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎イカ焼き店の人気犬「わさお」の魅力写真に/拠点館で展覧会
鰺ヶ沢町の人気犬「わさお」の魅力を存分に紹介する写真展「徒然(つれづれ)あ
じがさわデジタル写真展〜わさお/この町」が十八日、同町の日本海拠点館で始まっ
た。
さまざまな愛らしい表情を見せるわさおと、四季折々の岩木山や日本海など鰺ヶ沢
の印象的な風景をとらえた約百点の写真は、同町在住のウェブデザイナー工藤健さん
(41)の力作。
わさおは同町のイカ焼き店の飼い犬。昨年五月、インターネットで旅行記をつづっ
ている京都市の女性がネット上で紹介したのを機に一躍有名になった。
デジタルカメラでふるさと鰺ヶ沢の風景を精力的に撮影している地元の工藤さん
も、自身のブログ「徒然あじがさわ」でわさおをたびたび紹介、ブームを後押しす
る。東奥日報が今月開設した総合情報サイト「Tooナビ」で、ブログ「わさお通信
今日のしっぽ」を担当している。
工藤さんは「わさおが、不細工でかわいい『ブサかわいい』だけの犬ではなく、生
き物としての感情や表情があり、わさおなりの暮らしがあることを知ってほしい」
と、写真展を企画した狙いを話す。わさおとともに会場を訪れた飼い主の菊谷節子さ
ん(66)は「いい写真ばかり。ぜひ見に来てほしい」とにっこり。
写真展は三月十五日までの午前九時−午後五時。入場無料。火曜日は休館。問い合
わせは同館(電話0173-72-5555)へ。
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(3)2009/2/20(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎鰺ヶ沢クラブ、決勝で敗れる/西北五社会人バスケットボール/鰺ヶ沢町関連分結
果
(つがる市柏総合体育センター)
▽女子準決勝
鯵ケ沢クラブ 38—31 オルテンシア
▽同決勝
ヒラカワ事務器C 62—27 鰺ヶ沢クラブ
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(4)2009/2/20(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎ボランティア 喜び実感/「子ども福祉塾」14人活動
鰺ヶ沢町内の小学四−六年生を対象に同町社会福祉協議会が募集した「子ども福祉
塾」の最後の活動がこのほど行われ、児童十四人がお年寄りとの交流や雪片付け作業
を通じて人の役に立てる喜びを実感した。
福祉塾は、子どもが福祉の体験活動を通じて高齢者や障害者への理解を深め、福祉
の心をはぐくむのを目的に、町社協が本年度初めて取り組んだ。車いすでの買い物体
験、高齢者疑似体験、清掃活動など、昨年六月から今回まで計六回行った。
最終回は、雪片付けボランティア活動の児童十三人と合同で、二班に分かれて実
施。このうち南金沢地区の班は風雨の影響で雪片付けを取りやめ、一人暮らしのお年
寄りの家を訪ね、福祉安心電話の役割などを学んだ。山間部にある第二松代地区に出
向いた班はお年寄りの家で雪片付けに汗を流し、喜ばれた。
佐藤さくらさん(西海小四年)は「人のために活動することはすごく楽しかっ
た」、小笠原梓さん(舞戸小五年)は「いろんなことを体験でき、福祉について知る
ことができた」と、これまでの体験活動を振り返っていた。
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(5)2009/2/21(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎県水産総合研究センター(鰺ヶ沢町)と北海道大学の共同でマダラ調査
マダラの好む水温と水深を知り、資源管理や回復に役立てるため、県水産総合研究
センター(鰺ヶ沢町)と北海道大学が共同で、むつ市脇野沢で捕れたマダラに水温と
水深を記録するICチップ内蔵の装置を取り付けて放流する全国初の研究に乗り出し
た。二十日には、脇野沢村漁協種苗センターで体長六〇センチ台、体重二キロ台の三
歳魚四匹に装置が取り付けられた。近く放流する予定。
装置は水深一、一〇〇メートルの水圧まで耐えられ、電池式で数年間は動くとい
う。センサーが計測した情報は断続的に蓄積され、一年後に回収した場合は十五分間
隔で、二年後では三十分間隔で保存されたデータが取り出せる。再び網にかかったタ
ラから装置を回収すれば、いつ、どの水温帯を通って陸奥湾に戻るかなどを知る上で
貴重なデータが得られる。
近年のマダラ不漁は海水温の上昇が一因とも言われる。同研究センターの野呂恭成
資源開発部長は「データを解析することで、タラの資源変動の解明につながる。一匹
でも捕まってほしい」と期待している。北海道大学大学院水産科学研究院の桜井泰憲
教授も「タラにとっての適水温が、実際に泳いでいる状態で把握できる」と話してい
る。調査は来年度以降も継続したい考えだ。
脇野沢のマダラは今シーズン久しぶりの好調で、水揚げ量は二十日現在で約九十二
トンに上っている。
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・このfメールは鰺ヶ沢町が費用負担し、同町と東奥日報社が協力
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