fメール344号でもお知らせしましたが、平成8年から10年にかけて開催されていた
「なるさわ田園ダンクフェスト」の復活を目指したプレイベント「なるさわ田園フェ
スタ」(鳴沢地区町内会連合会主催)が、11月23日に鳴沢公民館を主会場に開催され
ました。(内容はfメール344号をご覧ください)
このイベントは、各町内会から推薦されたまちづくりリーダー18人で構成する「鳴
沢地区まちづくり委員会」が主管となり、企画、実施したもの。「地域の活性化と地
域住民の親睦を図ること」をテーマに掲げ、鳴沢産の食材のみで作り上げた「田園カ
レー」の当日限定無料提供や町内会対抗利きリンゴ選手権など、地域の子どもからお
年寄りまで、全ての人が楽しめる「メイドイン鳴沢」にこだわった催しが行われまし
た。
実は、企画に当たっては、弘前大学との連携事業の一環として今年度実施した「鳴
沢地区地域生活調査実習」の報告会(9月23日開催)において、「地域住民は地域の
中で楽しめる地域のイベントを望んでいる」、「鳴沢公民館を核にした野菜市やイベ
ント広場」などの調査報告や提言等を参考にしています。
しかし、まちづくり委員会自体が9月18日に立ち上がったばかりで、そこから実施
まではおよそ2ヶ月間の準備期間しかありませんでした。急ごしらえの感は否めませ
んが、企画の骨格が決まってからの展開は早く、婦人会や各町内会はじめ多くの人た
ちの協力がありました。10年前の「なるさわ田園ダンクフェスト」に携わってくれた
人たちのほか、新しく参加協力してくれる若者たちも増え、新しい仲間の輪が広がり
つつあり、多くの人が来年の「ダンクフェスト」の完全復活の手応えを感じたようで
す。
地域イベントは、地域の人と人、そして多くの個人や団体等の繋がりをもつよい機
会ともなります。そういう意味からも、まちづくり=人づくりを連綿と繋いで行くた
めには、地域イベントの継続は必要なことなのかもしれません。
なお、当日は、鳴沢地区の地域生活調査実習にあたった弘前大学の学生5人が急遽
駆けつけてくれ、ステージイベント等に協力してくれました。繋がりを大事にしたい
ものです。(お)
◆イベント情報等
◎日本海拠点館イベント情報!
▼ギャラリー活用支援事業第9弾
宮沢賢治文学研究者の歩み〜「対馬美香」展〜
期間/11月27日(木)〜12月7日(日) ※火曜日は除く
時間/9:00〜17:00
場所/1階 冬の広場
入場料/無料
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]
▼「AJI-ROCK FESTIVAL '08 WINTER」
日時/12月13日(土) 17:30 OPEN・18:00 START
会場/1階 冬の広場
チケット/前売&当日 1,000円(ワンドリンク付)
《チケット取扱・お問合せ》アジロック実行委員会
(日本海拠点館内)[電話:0173-72-5555]
▼麻生しおりコンサート'amfリサイタルシリーズ2008'
日時/12月21日(日) 15:30開場・16:00開演
会場/3階 ホール
チケット/一般2,000円・高校生以下500円
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]
◎「鰺ヶ沢町地域づくり研修会」開催
《テーマ》「過疎地域における地域再生と協働」〜地域資源を活用した地域づくり〜
<鰺ヶ沢町の過疎地域の現状と、今後の地域再生を目指す研修会。"地域課題の解
決"と"地域資源の活用"について、実際に取り組んでいる事例をもとに話し合い、
国立弘前大学から講師に招き、アドバイスや提案など、今後の鰺ヶ沢に可能性を探り
ます。ぜひご参加下さい。>
日時/12月13日(土) 13:00〜
場所/山村開発センター ホール(町消防署となり)
入場料/無料
主な内容/・事例発表(2地区の取組事例)
・地区内視察(鰺ヶ沢地区 奉行所跡ほか)
・研修会まとめ
講師(アドバイザー)/国立弘前大学人文学部 山下准教授 ほか
《お問合せ》町政策推進課 政策推進班[電話:0173-72-2111(内線222)]
◎「第15回津軽王位将棋鰺ヶ沢大会」開催
日にち/12月21日(日)
時間/9:00受付・10:00対局開始
場所/山村開発センター ホール
部門/有段の部・無段の部・小学生の部
参加料/小中高学生1,000円
一般1,500円
(※参加賞、昼食込み)
申込/12月17日(水) ※当日参加不可
《申込・お問合せ》町教育委員会 教育課[電話:0173-72-2111(内線337)]
**海の駅わんどからお知らせ**
〜新規テナント募集!〜
海の駅わんどでは、海の駅内店舗の新規テナントを募集しています。応募は、町内
外の法人または個人で「地元住民及び観光客に親しまれる店舗」経営のできる方で
す。
出店を希望される方は、下記までご連絡下さい。
○概要 [名 称]海の駅わんど
[所在地]西津軽郡鰺ヶ沢町大字本町246-2
[構 造]鉄骨造ステンレス鋼板葺2階建
[店舗面積]17.3坪(約57平方メートル)〜40.1坪(約132.2平方メート
ル)
[店舗種類]特に指定無し
[開 業]随時
○申込先・お問合せ先 海の駅わんど 電話:0173-72-6662
※希望者には募集要項及び提出書類をお渡しします
※選考方法は、書類審査及び面談です
【ちょっといっぷく】
11月19日、ついにドカ雪が降りました。この雪もいったんは消えると思われます
が、いよいよ雪の季節が始まります。こまめな除雪作業は面倒ですが、手を抜いてし
ばらく放っておくと、あっという間に雪の山。雪が固くしまってからでは、片付けは
もっと大変。
山と言えば、机の上の書類の山。これもマメに片付けたいものです。・・・目を横
に向けると名峰を築く課長の机。雪掻きかする以上に雪が降る。全てを覆い隠して高
くなり、書類遭難事件も多発、このままでは、雪崩の危険も・・・。課長の机に春が
来るのはいつでしょうか。(お)
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◆東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」
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1:ホテルグランメール山海荘で「県産品を使った料理研究会」
2:鰺ヶ沢野球協会40年の節目祝う/永年出場チームを表彰
3:まわし姿で介護施設慰問/五農相撲部
4:日本海拠点館で富田せつ 鴨ふき 川越祝子三人展
5:建石小がアルミ缶回収優秀校に選出
6:<頑張っています!>齋藤啓司さん/スタイリストへ一歩ずつ
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(1)2008/11/19(水)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎ホテルグランメール山海荘で「県産品を使った料理研究会」
県旅館ホテル生活衛生同業組合の女性部会(石澤照代部長)は十八日、鯵ケ沢町の
ホテルグランメール山海荘で「県産品を使った料理研究会」を開いた。県内各地区の
部会メンバーや行政関係者ら約九十人が、西北五地方の食材をふんだんに使った十八
品目の料理を味わいながら、新たなメニューを考えた。
二〇一〇年の東北新幹線全線開通前に郷土料理を一層充実させようと、〇六年二月
の平川市を皮切りに各地で開いており、四回目。石澤部長が「料理のポイントを学ん
で参考にしてください」とあいさつ。五所川原市産の「赤〜いりんごジュース」で乾
杯した後、早速試食会に入った。
ツクネイモのウニ蒸し、サケ入り山菜漬け、ワラビのクルミあえ、幻の魚イトウの
にぎりずし、ニシンとナガイモの湯葉巻き、カワハギのコンブ締めなど、西北五地区
の会員が山海の幸を活用した料理が勢ぞろい。参加者はレシピを参考にしながら味わ
い、おいしさに感心していた。
ホテルグランメール山海荘を経営する杉澤興業の杉澤むつ子社長は「県外のお客さ
んにどんどん地元食材を食べてもらい、『また来たい』と思われるようにしたい」と
語った。
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(2)2008/11/19(水)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎鰺ヶ沢野球協会40年の節目祝う/永年出場チームを表彰
鰺ヶ沢野球協会は十六日、設立四十周年記念式典と祝賀会を鰺ヶ沢町のホテル山海
荘で開いた。役員や朝野球チームの選手ら七十人が節目を祝った。
同協会は一九六九年に設立。町内の朝野球大会や町民野球大会、西海岸地区小学校
野球大会(丸重杯)を開催している。六九年に十一チームで始まった朝野球大会は七
七年に最多の二十三チームが参加したが、今年は九チームに減少した。
式典で柴田鶴雄会長は「四十年を迎えることを誇りに思い、関係団体等の協力を得
ながら一チームでも多く加入できるように努力する」とあいさつ。役員を長年務めて
いる天野武忠、須藤正、見崎文武、工藤静雄の四氏と、朝野球大会に長年にわたり出
場している柴田石材(四十年)、鰺ヶ沢町役場(三十九年)、斉藤プロパン(三十六
年)、丸重組(三十年)の四チームを表彰した。
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(3)2008/11/21(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎まわし姿で介護施設慰問/五農相撲部
五所川原農林高校相撲部の生徒十二人がこのほど、高橋道尊監督とともに鯵ケ沢町
のグループホームやよい荘を訪れ、お年寄りらと交流した。
まわし姿の生徒たちは、やよい荘の利用者や職員ら約三十人を前に自己紹介した
後、しこ、すり足、申し合い、腕立て伏せなど普段の練習を披露。まわしの付け方も
教えた。十二人はいずれも堂々とした体格で、しこを踏むたびにホールが揺れた。
質問タイムでは「彼女はいますか」との問いに「相撲が彼女です」と言って笑いを
誘う生徒もいた。
利用者は間近で見る相撲の迫力に大喜び。利用者を代表して太田美二さん(87)が
「元気はつらつな姿を見せてくれてどうもありがとう」とお礼を述べた。
「優勝目指して頑張って」と励ます人も多く、生徒たちは感激の面持ち。主将の葛
西剛大君(二年)は「いい勉強ができた。これからもっと頑張りたい」と決意を新た
にした。
やよい荘の坂牛哉子代表と神恵美子ケアマネージャーは「利用者は相撲が好きな人
ばかり。高校生からパワーをもらったと思う」と喜んだ。
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(4)2008/11/21(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎日本海拠点館で富田せつ 鴨ふき 川越祝子三人展
二十三日まで、鰺ヶ沢町の日本海拠点館で。
三人展は二年ぶりの開催。富田さんはレザークラフトのバッグやインテリア、鴨さ
んは木目込み手まり、川越さんは旅先などで撮影した写真を中心に展示した。丁寧に
作られた作品と美しい風景写真が調和し、来場者の目を楽しませている。
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(5)2008/11/22(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎建石小がアルミ缶回収優秀校に選出
つがる市の森田小学校と鰺ヶ沢町の建石小学校が、アルミ缶リサイクル協会(東京
都、堀町勝理事長)のアルミ缶回収優秀校に選ばれ、両校で十九日、表彰式が行われ
た。
森田小の表彰式では、同協会事務局の大山哲也部長が、ボランティア委員会の豊沢
祐太君、木村貴登君、川村京美さんに、「アルミ缶は社会に役立つ資源、これからも
大切に扱ってください」と感謝状などを手渡した。
同校は毎週、児童が持ち寄ったアルミ缶を、ボランティア委員会が整理し、リサイ
クルに貢献している。また、七、八年かけて集めたプルタブを換金して購入した車い
す一台を、つがる市社会福祉協議会森田支所にこのほど寄贈した。
優秀校は、全国の小、中学校六十八校が選出された。
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(6)2008/11/22(土)夕刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎<頑張っています!>齋藤啓司さん/スタイリストへ一歩ずつ
スタイリストとして一本立ちすることが目標の齋藤啓司さん(25)=鰺ヶ沢町出身=
は十一カ月目の新米アシスタント。大学中退後、「やりたいことをやろう」と各種学
校で基本を学び、ファッション業界に飛び込んだ。
洋服の撮影で線をきれいに見せるため綿を入れるなど地味な作業が続く。「好きな
ことやっているんで、つらいと思ったことはない。強いて言えば貧乏なことかな」。
アルバイトをしながら夢の実現に向け一歩ずつ進む。
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