7年間ありがとうございました 362号をもってfメール、ファイナル
3月も末である。つい数日前は春めいたお天気だったが、ここ数日は冬に戻ったよ
うな雪交じりの天候となった。少雪だった今冬、春分の日を過ぎてからの雪模様は、
冬将軍が最後の意地を見せた・・・のだろうか。
さて、以前からお知らせしていたように、今号をもってfメールを終了させていた
だくことになった。平成14年1月にスタートして以来7年余、今回を含め362回にわた
り読者の皆様に、とき折々の旬の話題を配信させていただいた。
東奥日報社さんの鰺ヶ沢町関連記事をはじめ、町の話題やお知らせなど、週1回の
配信は結構きついものはあったが、なんとかここまで継続することができたのは、常
に800人台をキープしてきた読者の皆様に支えられてきたからだ。
「読者の皆様に心から感謝申し上げます。長い間、本当にありがとうございまし
た。」
さて、今週の初め、宮城県在住の読者の方から「fメールをありがとうございまし
た」というタイトルのメールをいただいた。その方は、特に、「いっぷく」のコー
ナーがお好きだったようで、「家族ネタも、仕事での失敗ネタも、自分の行動の失敗
ネタもすべてが人間を感じさせ、親しみが湧いた・・・」とのこと。
また、fメールの良さを「こんにちはと、訪問する形でこちら(読者)のふところ
にとびこんでくるところ」と、同じ情報源でも自らアクセスするホームページとは異
なる良さがあると綴っていた。さらに、「希望者への有料メールや、メールとホーム
ページが連動したポイント制などを検討してみては・・・」とのご提案で、メールは
結ばれていた。
メールをいただいた宮城県の方には、心からお礼を申し上げたい。fメールは今回
で終了となるが、こうした貴重なご意見を無にしないよう、今後もネットを活用した
情報提供について、ホームページの充実も含め検討、いや、実際に取り組んでいきた
い。もちろん、fメールを通じて培った貴重な経験を糧として・・・。(M)
最後に、fメールの読者の皆様。長い間、本当にありがとうございました。そし
て、お世話になりました。心から御礼申し上げます。今後も、鰺ヶ沢町が皆様にとり
まして、よきふるさと、自慢できるふるさととなりますよう、微力ながら努力してま
いりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。(政策推進課一同)
◆◆《お知らせ》fメール配信の終了について◆◆
鰺ヶ沢町では、町内外の方に対して、町の旬な情報をお届けしようと、平成14年1
月よりメール配信業務を行ってきました。
しかし、厳しい財政状況の折、徹底した財政再建対策の一環として、このfメール
も今号をもって終了することになりました。
今後は、町ホームページなどを活用して、更に充実した情報を発信していく予定で
すので、皆さんのご理解をよろしくお願いします。
【ちょっと いっぷく】
いよいよ最後のいっぷくとなった。私こと、(M)の初登場は、Vol.68、2003年5
月15日号だった。ネタさがしと慣れない?原稿書き、特に、このコーナーは話にオチ
をつけることが求められているようで、妙なプレッシャーがあった。
このため、ネタがなくなれば、自己犠牲の精神よろしく、自分の失敗談から家内の
失敗談まで、家族ネタを読者の皆様に披露することになり、家内からはいつも怒られ
ていた。
また、このコーナーについては、役所らしからぬ内容でけしからん・・・と思われ
た方もいると思うが、前文でご紹介した方のように、人間らしさに親しみが沸いたと
か、役所らしくないところが良いなどの激励のことば?もいただいた。
いずれにしても、読者の皆様あってのfメールだった。
先日、初登場以来のバックナンバーを見たが、稚拙でつたない文章、内容も自分の
知識の乏しさを露呈するものばかりで、まさに冷や汗ものだ。ただ、自分なりに傑作
?もあったが・・・。
とはいえ、週1回というfメールの呪縛から、我々は解放されることになった。た
だ、私の性格上、一方で新たな呪縛づくり(企画)を考えてはいる。
終わりがあれば始まりもある。次回、新たな呪縛で、いや、新たな企画で皆様にお
会いできることを楽しみにし、ちょっと いっぷく、これにてめでたく大団円・・
・。(M)
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◆東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」
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1:川村委員長を再選/県選管
2:<告知板>日本海拠点館で20、22日に音楽イベント
3:両陛下結婚50年祝賀行事に平田さん夫婦招待
4:予算案など可決/鰺ヶ沢地区消防事務組合議会定例会
5:ギャラリー/永野清海遺作展
6:雪上の妙技、果敢に披露/鰺ヶ沢でイベント
7:県ミドル・ディスタンス水泳公認記録会/鰺ヶ沢関連記録
8:グランメール山海荘10周年を180人が祝う
9:新しい土俵、気合入る!/つがる相撲クラブの道場移転、初げいこ
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(1)2009/3/18(水)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎川村委員長を再選/県選管
県選挙管理委員会は十七日、県庁内で組織会を開き、板柳町の住職川村能人氏(51)
を委員長に再選した。任期は四年間。
川村委員長は地方自治法の規定に基づき、委員長職務代理者に鰺ヶ沢町の会社役員
一戸一剛氏(54)を指定した。
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(2)2009/3/19(木)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎<告知板>日本海拠点館で20、22日に音楽イベント
音楽を通して鰺ヶ沢町のまちづくりを考える「あじがさわ○○会(まるまるか
い)」は20日午後6時から、1階冬の広場で「みんなで歌おう おとin鰺ヶ沢」を開
く。歌声喫茶のように、参加者が歌集を手に懐かしい歌を一緒に歌いながら交流す
る。前売り券800円(手作り歌集パンフレットとソフトドリンク付き)を同館などで
販売中。入場料の一部は同町に寄付される。
また、同町の学芸員として音楽の里づくり事業を担当する齊藤愛子さんが22日午後
5時から3階ホールで、大学時代の同級生でモデルやピアニストなどとして活躍中の田
口真弓さんとのピアノデュオリサイタルを開く。ピアニストの岡田照幸さん(日本海
拠点館館長)らも賛助出演する。入場無料。
どちらも問い合わせは同館(電話0173-72-5555)へ。
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(3)2009/3/20(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎両陛下結婚50年祝賀行事に平田さん夫婦招待
宮内庁は十九日、四月十日の天皇、皇后両陛下結婚五十年の祝賀行事の一環として
当日、皇居・宮殿に招かれる全国の夫婦百一組の名簿を発表した。本県からは鰺ヶ沢
町の元漁業・平田慶一さん(85)、ふさゑさん(74)夫婦、八戸市の和菓子職人・松田萬
吉さん(78)、八重子さん(71)夫婦の二組が選ばれた。
宮内庁によると、両陛下の「喜びを国民と分かち合いたい」との考えに沿って、都
道府県が中心となり、今年中に結婚五十年を迎える夫婦の中から、それぞれの地域で
社会貢献や奉仕活動などを続けてきた人々を選んだ。招待された夫婦は当日、宮殿で
両陛下とお茶を共にして懇談する。
鰺ヶ沢町の平田さん夫婦は二人で祝賀会に出席する予定。慶一さんは「招待された
理由は全然分からない。私たちでなければだめなのか悩んだが、せっかくの機会なの
で参加することを決めた」、ふさゑさんは「招待されたことにびっくりしている」と
話す。
松田さん夫婦は一九五九年五月三日に結婚して以来、和菓子「鶴子まんじゅう」の
製造に携わり、八戸市を代表する銘菓に育て上げた。萬吉さんは今も朝一番で工場に
入り、八重子さんと二人三脚で菓子を作っている。
萬吉さんは、宮内庁からの招待を「皆さまのおかげで、心から感謝しています。二
〇〇五年秋に黄綬褒章を受章した際にも皇居に伺いました。今回は二度目の上、妻も
一緒にということで、大変うれしい」、八重子さんは「ただただ驚き、夢のような感
じです。なぜ私たちが選ばれたか、不思議でなりません」と話している。
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(4)2009/3/20(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎予算案など可決/鰺ヶ沢地区消防事務組合議会定例会
19日開会、2009年度一般会計予算案など3議案を原案通り可決し、閉会した。09年
度一般会計予算は、前年度当初比10.7%減の5億8千128万3千円。
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(5)2009/3/21(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎ギャラリー/永野清海遺作展
二十二日まで、鰺ヶ沢町の日本海拠点館で。
一九七三年から同町で清心書道会を主宰、二〇〇七年に亡くなった永野清海(本名
・利一)さんの遺徳をしのぼうと同会が企画。遺作二十五点と、会員の作品十点を展
示している。遺作は、遺族や会員のほか町内の個人宅などで所蔵しているものを借り
受けた。門下生たちは「先生への恩返しになれば」と話している。
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(6)2009/3/23(月)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎雪上の妙技、果敢に披露/鰺ヶ沢でイベント
三月も下旬。残り少ない雪のシーズンを惜しむように、鰺ヶ沢町のナクア白神ス
キーリゾートでは二十二日、スノーボードやスキーの技を披露するイベント「スノー
バンクフェス(チャンスタイムVol.3)」が開かれた。気温が一〇度近くにまで上
昇。午後からは小雨模様となり、スノースポーツにはあいにくの天候だったが、参加
者たちはこの冬に磨いた技の完成度や独自性などを競い合った。
弘前市のスノーボード愛好者の団体Lee−Weeが企画し今年で三回目。県内外から集
まったボーダーやスキーヤー九十七人が、特設ジャンプ台や、階段の手すりを模した
「レール」、「ボックス」と呼ばれる飛び乗って滑走する台など七つの関門に挑戦し
た。
ジャンプ部門で高得点を挙げ入賞した青森市の木村隼也さんは「昨年より転倒が少
なかったのが良かったのかも。来年はもっと上の順位を狙いたい」と笑顔で話してい
た。
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(7)2009/3/23(月)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎県ミドル・ディスタンス水泳公認記録会/鰺ヶ沢関連記録
(20日・青森ヤクルトスイミングスクール)
【男子】
▽千五百メートル自由形 (1)中曽根功也(ウイング十和田)16分28秒43=県中
学新(2)老久保亮(ヤクルト八戸)16分34秒13(3)阿保貴(ヤクルト弘前)16分
52秒50(4)中嶋(鰺ヶ沢SC)(5)横道(ヤクルト八戸)(6)老久保俊(同)
▽二百メートル平泳ぎ (1)神裕司(鰺ヶ沢SC)2分23秒14=大会新(2)飯田
(青森ヤクルト)2分24秒45(3)佐藤(青森山田中)2分28秒70(4)横山(JSS弘
前)(5)川嶋(八工大一)(6)瓜田(ウイング五所川原)
▽二百メートル背泳ぎ (1)田中寛基(SA五所川原)2分8秒22(2)大野(八工
大一)2分11秒70(3)米谷(SA五所川原)2分19秒83(4)成田(鰺ヶ沢SC)(5)
相馬(ヤクルト青東)(6)今(青森ヤクルト)
▽二百メートルバタフライ (1)山中雄登(ヤクルト弘前)2分16秒40(2)西
原(ヤクルト八戸)2分19秒31(3)老久保亮(同)2分21秒53(4)今(鰺ヶ沢SC)
(5)長畑(ウイング十和田)(6)田中(JSS弘前)
【女子】
▽二百メートル自由形 (1)藤田はるか(ヤクルト青東)2分10秒75(2)有馬
(青森ヤクルト)2分12秒69(3)千葉(ヤクルト青東)2分15秒52(4)大柳(八工
大一)(5)今(鰺ヶ沢SC)(6)荒岡(ウイング八戸)
▽四百メートル同 (1)藤田はるか(ヤクルト青東)4分27秒82(2)太田
(鰺ヶ沢SC)4分28秒93(3)山田(ヤクルト青東)4分34秒72(4)佐藤(同)
(5)一戸(ゆうえい館)(6)工藤美(SA五所川原)
▽八百メートル同 (1)米谷瑞紀(SA五所川原)9分25秒53(2)佐山(ウイン
グ三沢)9分29秒87(3)田中(八工大一)9分35秒09(4)笹村(鰺ヶ沢SC)(5)
木村(SA五所川原)(6)白銀(青森山田中)
▽二百メートル平泳ぎ (1)須郷真衣(ヤクルト青東)2分41秒61=
県学童新(2)佐々木(ゆうえい館)2分42秒55(3)山本(ヤクルト青東)2分46秒
54(4)田中(ウイング八戸)(5)三上(ウイング五所川原)(6)山下(鰺ヶ沢
SC)
▽二百メートル背泳ぎ (1)稲場由紀子(鰺ヶ沢SC)2分18秒18=大会新(2)
杉沢(ヤクルト弘前)2分23秒32(3)工藤美(SA五所川原)2分23秒63(4)白銀
(青森山田中)(5)小関(鰺ヶ沢SC)(6)田中(ヤクルト弘前)
▽四百メートル同 (1)稲場由紀子(鰺ヶ沢SC)4分55秒81=大会新(2)米谷
(SA五所川原)5分1秒19(3)藤井(ウイング八戸)(4)佐山(ウイング三沢)
(5)山本(ヤクルト青東)(6)白銀(青森山田中)
◇最優秀選手賞▽高校生 小田桐勇人(青森山田高)▽中学生 中曽根功也(ウイ
ング十和田)▽小学生 中嶋結衣(鰺ヶ沢SC)
◇優秀選手賞▽高校男子 田中寛基(SA五所川原)▽中学同 飯田潤哉(青森ヤク
ルト)▽小学同 宮本丈二(ウイング三沢)▽高校女子 稲場由紀子(鰺ヶ沢SC)▽
中学同 藤田はるか(ヤクルト青東)▽小学同 須郷真衣(同)
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(8)2009/3/24(火)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎グランメール山海荘10周年を180人が祝う
鰺ヶ沢町の杉澤興業は二十三日、同社が町内で運営する「ホテルグランメール山海
荘」の十周年と「水軍の宿」の十五周年を記念し、ホテルグランメール山海荘で祝賀
パーティーを開いた。
関係者約百八十人が出席。杉澤むつ子社長は「地域の皆さまに愛される宿として、
貢献できる事業をしていきたい」とあいさつ。長谷川兼己町長、工藤兼光県議らが祝
辞を述べた。
パーティーは二十四日も開かれる。
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(9)2009/3/24(火)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎新しい土俵、気合入る!/つがる相撲クラブの道場移転、初げいこ
つがる市のつがる相撲クラブは二十日、同市木造の大神宮近くに道場を移転し、土
俵開きを行った。今月末の全国大会に臨む同クラブの子どもらが、真新しい土俵での
初げいこに汗を流した。
同クラブはこれまで、同市の向陽小学校近くにある旧木造中学校の音楽室を改装
し、道場として使っていた。しかし、二月二十日深夜から二十一日未明にかけての強
風で、道場の外壁がはがれ落ち、そのままでは危険なため使用できなくなったとい
う。
このため、同クラブは父母らの協力で、大神宮裏にある縫製会社跡の建物を改装。
床板をはがし、トラックで土を運び込むなどして土俵を作り、約二週間かけて新しい
道場を完成させた。土俵開きでは、同クラブの子どもたちや父母ら十五人が玉ぐしを
ささげ、けいこの安全を祈願した。
同クラブの越後谷清彦代表は「子どもたちも手伝ってくれたので、思ったより早く
土俵ができた。新しい道場に移ったのを機に、クラブの全国大会で上位入賞を狙いた
い」と話していた。
また、同クラブや鰺ヶ沢町、深浦町、鶴田町、中泊町の子どもたちで構成する高山
稲荷神社チームは三十、三十一の両日、三重県の伊勢神宮で開かれる全国鎮守の森こ
ども相撲大会に出場する。
個人戦に出場する菊地新君(向陽小二年)は「新しい土俵だと気合が入る。前に出
る攻めの相撲で優勝を目指します」と張り切っていた。
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