2009年1月29日木曜日

[鰺ヶ沢町fメール]第354号 交通死亡事故ゼロ500日達成!

交通死亡事故ゼロ500日達成!

 今は二十四節気でいう「大寒」。文字通り、1年の中で一番寒さの厳しい頃とさ
れ、大雪が降ったり最低気温が観測される時期である。立春を目前に日は長くなった
ものの夕暮れは未だ早く、先日も降った雪が小さなわだちやデコボコ道となり、また
道幅が狭くなっている場所もあることから、車の運転者にとっても、歩行者にとって
も危険な状態となっている。

 そんな中、鰺ヶ沢町では、平成19年9月17日から平成21年1月28日までの500日間、
交通死亡事故ゼロの記録を達成した。この記録達成に伴い、本日、青森県警察本部に
おいて、鰺ヶ沢交通安全対策協議会及び鰺ヶ沢町交通安全母の会に対し表彰状が贈呈
される。

 平成20年中に全国で発生した交通事故は76万5,510件(前年比−66,944件)、負傷
者94万4,071人(前年比−90,374人)、死者は5,155人(前年比−589人)にのぼる。
(うち鰺ヶ沢町は交通事故発生31件、負傷者42人。それぞれ前年比−12件、−18人)

 これらの事故の多くが、自動車・二輪車等が絡む事故である。自動車は便利な反
面、ドライバーのモラルで、そしてちょっとした判断を誤っただけで交通事故に繋が
る危険を伴うものである。シートベルト着用者率の向上や飲酒運転の根絶に向けた取
り組みにより、平成19年に比べ全国的に負傷者数等が減少したとはいえ、依然として
高い水準で推移している。

 また、歩行者・自転車利用者を巻き込んだ交通事故も多い。その多くが夜間に発生
しているため、少しの工夫で身を守ることができる場合がある。一般的なのは、白っ
ぽい服を着たり、反射材をつけること。たったこれだけで、ドライバーの目には留ま
りやすくなり、安全確保に効果的だ。また、反射材は歩行者用・自転車用など種類も
多く、お洒落なものも多い。交通事故から身を守るためには、歩行者等の自衛対策も
必要ではないだろうか。

 また、青森県交通災害共済組合では、年間350円の保険料で、日本全国どこで起き
た交通事故であっても弔慰金・見舞金を受け取ることができる制度がある。平成21年
度の加入予約は来月2日から。加入促進協力員が町内各家庭を訪問する予定だ。
 事故に遭わないのが何よりだが、どんなに事故防止を心がけていても、巻き込まれ
てしまう場合がある。そんなもしもの時に備えて、ぜひご加入いただきたい。

 「とび出すな 車は急に止まれない」「せまい日本 そんなに急いでどこへ行く」
このスローガンを皆さんも一度は耳にしたことがあるだろう。
 悲惨な交通事故を根絶することを目指して、町民一人ひとりが交通ルールを守り、
マナー向上を心がけようという自覚と思いやりの心をもって、交通事故の防止に努め
ていかなければならない。(obe)

◆イベント情報等
◎「第40回鰺ヶ沢地区くらしの工夫展」開催
<「いかそう自然を 広げよう未来へ かっちゃの知恵とパワーは世界一」をテーマ
に、特産品を使った料理・加工品や工夫を凝らした農作業衣等を展示。また、40周年
を記念して、生活改善グループによる寸劇や「西海岸の味」即売コーナーなども予定
しています。ぜひご来場ください。>
日時/2月5日(木) 10:00〜14:30
場所/山村開発センター
入場料/無料
主な内容/地域特産品を使った料理や加工品の展示
     生活改善グループによる寸劇
     「西海岸の味」即売コーナー
     これまでの入賞作品の実演・試食 など
主催/鰺ヶ沢地区生活改善グループ連絡協議会
《お問合せ》西北地域県民局地域農林水産部
       普及指導室 つがる普及分室
       [電話:0173-42-2222]

◎「第4回ウインタースポーツ大会」開催
<冬期間の小学生の体力増進と親睦を深めることを目的に、第4回ウインタースポー
ツ大会を開催します。競技種目は雪合戦のみですが、戦術力と忍耐力、そしてスピー
ドが求められるとてもハードなスポーツです。ぜひ子ども達の熱き闘いをご観戦くだ
さい。>
日時/2月15日(日) 9:15競技開始予定
場所/西海小グランド(小夜)
対象/鰺ヶ沢町内の小学生
その他/観戦無料、当日参加不可
《お問合せ》町教育委員会 教育課社会教育班[電話:0173-72-2111(内線333)]

◎「amf公開講座」開催
日時/2月15日(日) 13:00〜16:00
場所/日本海拠点館3階ホール
※詳しくは、下記までお問合せ下さい
《お問合せ》amf事務局(日本海拠点館内)[電話:0173-72-5555]

◎ギャラリー活用支援事業
「わさおとこの町 デジタル写真展」
期間/2月18日(水)〜3月15日(日)
時間/9:00〜17:00(火曜日は休館日)
場所/日本海拠点館1階冬の広場

**海の駅わんどからお知らせ**
〜新規テナント募集!〜
 海の駅わんどでは、海の駅内店舗の新規テナントを募集しています。応募は、町内
外の法人または個人で「地元住民及び観光客に親しまれる店舗」の経営をできる方で
す。出店を希望される方は、下記までご連絡下さい。
概要 [名  称]海の駅わんど
   [所 在 地]西津軽郡鰺ヶ沢町大字本町246-2
   [構  造]鉄骨造ステンレス鋼板葺2階建
   [店舗面積]17.3坪(約57平方メートル)〜40.1坪(約132.2平方メートル)
   [店舗種類]特に指定無し
   [開  業]随時
※希望者には募集要項及び提出書類をお渡しします
※選考方法は、書類審査及び面談です
《申込先・お問合せ》海の駅わんど 電話:0173-72-6661

【ちょっといっぷく】
 横浜市に住んでいる姉夫婦から、ある日、荷物が届いた。中を開けてみると、お菓
子がたくさん詰め込まれていた。先日、友人と中国へ旅行に行った時のお土産だとの
こと。パンダが描かれているチョコレートやクッキーの箱、そして何やら怪しいお菓
子の箱が2つ…。
 1つは、一見普通のお菓子に見えるが、そこには怪しい日本語がしたためられてい
た。「マシュマロ入りチョコパイ」ならぬ「マツユマロ入りチヨユパイ」と。
 そしてもう1つはというと、いかにも中国らしい色彩で彩られたパッケージであ
る。しかし、そこに書かれている言葉は「老婆餅」。日本語に訳すと奥さん手作りの
お菓子という意味で、巷では美味しいと評判なはずなのだが、姉曰く「これ、ロウソ
ク食べてるみたいでマズイんだ…」と。
 そう言われても食べてみるのがA型の私。三度の飯よりお菓子が好きと豪語してい
る私であるが、さすがに私もこの老婆餅には参ってしまった。
 そのため、この老婆餅を話の種にと親戚の家へ持っていったのだが、その後どう
なったのか、私は知らない。(obe)


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◆東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」
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1:拠点館休止回避も/東京の会社が運営に名乗り
2:音楽の楽しさ感じてほしい/amf実行委が学校訪問
3:会長に杉澤氏/鰺ヶ沢町観光協会臨時総会
4:油脂の除去装置開発/鰺ヶ沢で組み立て
5:鰺ヶ沢・中村地区の歴史伝える"お宝発掘"/町教委「将来公開を」
6:文化財守るため消防署員ら訓練
7:<東西南北>警察協力者に感謝状
8:大回転に加藤岳峰(鰺ヶ沢一)/全国中学スキー本県選手団を発表

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(1)2009/1/23(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎拠点館休止回避も/東京の会社が運営に名乗り
 指定管理者の応募がなく、二〇〇九年度から休止する可能性が高まっていた鰺ヶ沢
町の日本海拠点館について、町は二十二日、再募集に東京都内の録音会社が名乗りを
上げていることを明らかにした。交渉は大詰めを迎えているという。併せて町は、軽
自動車税や公共施設使用料を〇九年度に引き上げる方針を示した。
 町は、同日開かれた町議会行財政改革特別委員会で、公共施設の指定管理者の選定
状況などを説明した。
 それによると、拠点館の指定管理者に応募した会社は、現在の同館の週休一日(火
曜日)を週休三日にしたいとの意向で、週休二日にとどめたい町との調整が続いてい
る。町側は「近く回答がある。その上で判断したい」と説明した。
 同じく指定管理者の申請がなければ〇九年度から休止となる室内温水プールは、再
募集にも申請がなく、町は引き続き関係団体などに働き掛ける。長平青少年旅行村、
大高山総合公園など十二施設は指定管理者が固まった。
 一方、町は増収対策として公民館や斎場、各種スポーツ施設などの使用料を、現行
の一・二−一・五倍に引き上げる方針。軽自動車税は一・三倍の予定で、町は三十日
に開く臨時町議会に指定管理者や軽自動車税、施設使用料に関する議案を上程する。

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(2)2009/1/23(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎音楽の楽しさ感じてほしい/amf実行委が学校訪問
 音楽を通して鰺ヶ沢町の活性化を目指す「あじがさわミュージックフェスティバル
(amf)」実行委員会は、昨年十二月から今年一月の日程で町内の小中学校を訪問、
amf運営に携わる日本海拠点館館長のピアニスト岡田照幸さんが児童生徒にクラシッ
クの魅力を伝えている。
 学校訪問は二〇〇七年度まで町内小学校七校を対象にしていたが、〇八年度は新た
に中学校二校を加えた。
 二十一日に訪れた中村小学校では、一〇年に生誕二百年を迎える作曲家ショパンが
テーマ。岡田さんは音楽室で六十四人の児童を前に、ショパンの生い立ちを紹介し、
代表曲の「ノクターン」などをピアノで華麗に演奏した。正しいト音記号の書き方
や、指揮の仕方なども教えた。
 児童たちは岡田さんの動きをまねながら、指揮者になった気分に浸った。
 中谷裕子校長は「学校でショパンを教わったことを子どもたちは一生忘れないと思
う」と感謝していた。

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(3)2009/1/24(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎会長に杉澤氏/鰺ヶ沢町観光協会臨時総会
 23日、鰺ヶ沢町中央公民館で臨時総会を開き、空席となっていた会長に杉澤廉晴・
会長職務代理者が就任することと、町が公共施設の運営を見直すのに伴い、4月から
「海の駅わんど」の指定管理者として運営を引き受けることを承認した。

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(4)2009/1/25(日)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎油脂の除去装置開発/鰺ヶ沢で組み立て
 むつ市出身の有馬文世さんが経営するケイ・ピー・エス(埼玉県新座市)がこのほ
ど、レストランなどの排水から油脂分を分離回収する装置「GAストラップ」を開発し
た。有馬社長は「環境と故郷に貢献したい」と装置組み立てを鰺ヶ沢町の工場に発注
している。
 有馬社長は商社マン時代に厨房(ちゅうぼう)機器を担当、へばりついた油脂分の
掃除に苦労したことから八年かけて装置を開発。特許取得を機に製造販売を始めた。
 グリーストラップ(廃食油の阻集器)に取り付け、99.9%以上の油脂分を分離す
る。排水には酸素を供給しバクテリアの働きで油分を分解、アンモニア臭を除去す
る。
 清掃業務が軽減できるほか、配水管のつまりをなくし、水質環境アップにつなが
る。回収油は、バイオディーゼルの燃料や肥料、油脂加工品などに利用できるとい
う。有馬社長は「子どもたちに負の遺産を残さないよう、環境に貢献する企業になり
たい」と話していた。
 GAストラップは一日に五百人分(一人五グラム換算)の油脂分離が可能。販売先と
してレストランやホテル、給食施設、スーパー、ガソリンスタンドなどを想定してい
る。
 問い合わせは同社(048-482-1404)。

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(5)2009/1/26(月)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎鰺ヶ沢・中村地区の歴史伝える"お宝発掘"/町教委「将来公開を」
 鰺ヶ沢町中村地区には、一九五五年の町村合併前の旧中村役場や合併後の支所に関
連する古い文書が約一千点も残る。収集を進める町教育委員会は「地区の歴史を伝え
る貴重な資料。いずれは一般公開したい」と整理・分類している。二十三日には中村
公民館で、これまで収集した江戸時代の絵図、陳情書などの文書を陳列し、かつて役
場に勤務した住民らの話を聞く機会を設けた。
 現在の鰺ヶ沢町は五五年、当時の鰺ヶ沢町・舞戸村・中村・赤石村・鳴沢村の一町
四村が合併し誕生。合併後の本庁舎は鰺ヶ沢に置かれ、各村役場は支所となったが、
町教委によると、旧村役場の公文書はその後の支所廃止や庁舎の新築移転に伴い廃棄
・散逸が進み、多くが所在不明になった。
 町教委は「旧役場文書は行政資料として重要である以上に、地域の人たちにとって
も、自分たちの歩みを語り継ぐために大切」と、二〇〇五年に収集をスタート。町役
場倉庫や廃校舎などに埋もれていた文書を収集している。
 旧中村関連の文書は公民館倉庫などに約一千点が残されているのが分かり、現時点
では旧五町村の中で際立って多い。江戸時代の田んぼの所有者や広さなどを記した絵
図二枚、農家で飼育されていた馬や牛の戸籍簿、表紙に「永久保存」と書かれた昭和
時代初期の公債書類、合併後の文書など多岐にわたる。
 町教委は二十三日、中村公民館に文書を陳列、齋藤禮次郎元町長ら地区の関係者七
人が集まった。旧中村役場にも勤務した佐藤一衛さん(84)は「自分が書いた文書もた
くさん残っている」と懐かしがった。
 町教委の中田書矢学芸員は「地域の歴史にもっと触れやすい環境やシステムをつく
ることができれば、住民がより地域に愛着を持てるようになる」と話していた。

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(6)2009/1/27(火)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎文化財守るため消防署員ら訓練
 鰺ヶ沢消防署と同消防団は文化財防火デーの二十六日、同町新町の願行寺(古舘彰
一住職)で、火災から文化財を守るための訓練を行った。
 消防署員、消防団員ら約二十人が参加。願行寺本堂から出火したとの想定で、駆け
付けた署員らは機敏な動きで放水するとともに、重要文化財に見立てた木箱を素早く
本堂から運び出した。
 終了後、同署の今信一署長は「迅速にできた。きょうの訓練を生かし、文化財保護
に努めてほしい」と講評した。
 願行寺境内には町指定文化財のクロマツがある。

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(7)2009/1/27(火)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎<東西南北>警察協力者に感謝状
 鰺ヶ沢署は23日、2008年の警察協力者として鰺ヶ沢町と深浦町の10団体・16個人に
感謝状を贈り、優良警察職員として10人を表彰した。
 鰺ヶ沢町のホテルグランメール山海荘で開いた式典では、竹内寛署長が一人一人に
感謝状を手渡し「今後とも警察活動に一層の理解と協力を」とあいさつ。優良警察職
員を代表して小笠原修平警部補が謝辞を述べた。

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(8)2009/1/27(火)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎大回転に加藤岳峰(鰺ヶ沢一)/全国中学スキー本県選手団を発表
 県中体連は第46回全国中学校スキー大会(2月4−7日・岐阜県高山市)に出場する
本県選手団を次の通り発表した。
 【役員】▽団長 須藤文春(県中体連会長)▽副団長 工藤昭彦(大鰐)▽総務 
太田尚人(県中体連)▽総監督 後藤憲郎(県中体連)▽距離男子監督 後藤憲郎
(大鰐)▽同女子監督 菅岡太郎(野辺地)▽同コーチ 後藤勝彦(大鰐)久保直人
(十和田湖)山本孝一(平賀東)久保田高照(東北)中澤祐政(岩木体協)▽複合・
純飛躍監督 神島敬一(金木南)▽アルペン監督 村上雄二(新郷)▽同コーチ 石
岡千春(県連盟)成田武仁(同)原子文麿(大鰐)長尾義信(白生会胃腸病院)三上
慶孝(県連盟)東條一彦
 【選手】◇男子▽距離クラシカル 佐藤英佑輝(平賀東)佐々木努(小湊)木田竜
平(大鰐)清水目亮(野辺地)幸山椋平(大鰐)渡邊相(同)長尾泰尚(東北)▽距
離フリー 清水目亮(野辺地)木田竜平(大鰐)渡邊相(同)幸山椋平(同)佐々木
努(小湊)野田頭健也(野辺地)熊谷優樹(同)石文大樹(同)長尾泰尚(東北)中
澤星吾(常盤野)佐藤英佑輝(平賀東)田邊嵐史(荒川)三浦孝寛(大鰐)
 ▽純飛躍 神島実孟(金木南)今一樹(同)
 ▽複合 神島実孟(金木南)今一樹(同)
 ▽回転 尾田洸耶(大鰐)成田隆星(中里)磯川颯(佐井)豊島賢哉(西平内)
 ▽大回転 笹原啓生(荒川)加藤岳峰(鰺ヶ沢一)洞内強志(大深内)長野真(新
郷)
 ◇女子▽距離クラシカル 山内桂(大鰐)本間唯那(野辺地)三浦莉穂乃(大鰐)
野田頭真紀(野辺地)板垣杏奈(十和田湖)荒川美月(大鰐)大平麗々(野辺地)板
垣実奈(十和田湖)
 ▽距離フリー 山内桂(大鰐)中澤衣利奈(常盤野)本間唯那(野辺地)三浦莉穂
乃(大鰐)野田頭真紀(野辺地)荒川美月(大鰐)久保田真実(野辺地)木村華
(同)亀田明香里(同)大平麗々(同)
 ▽回転 工藤かれん(山田中)村中歩美(野辺地)瀬川安寿佳(七戸)國分杏夏
(弘前一)塚本慧子(津軽)佐藤沙南(弘大付)工藤風(弘前三)川口侑華(東北)
長尾美沙紀(五所一)
 ▽大回転 四戸知佳(野辺地)村中歩美(同)工藤かれん(山田中)國分杏夏(弘
前一)原子明日香(大鰐)

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・このfメールは鰺ヶ沢町が費用負担し、同町と東奥日報社が協力
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2009年1月22日木曜日

[鰺ヶ沢町fメール]第353号 ◆文化財産として「郷土カルタ」を地域に根付かせよう

◆文化財産として「郷土カルタ」を地域に根付かせよう

 1月17日(日)、舞戸公民館で第15回鰺ヶ沢町郷土カルタ大会が開催され、町内の
小中学生約150人が参加し熱戦が繰り広げられた。この大会は、鰺ヶ沢町の名勝や文
化を詠んだ「郷土カルタ」を通じ、郷土に対する理解を深め郷土愛を育むことを目的
に、教育委員会が毎年開催しているもの。

 大会の開催当初は小学4年生以上から参加対象としていたものが、数年前からは低
学年の参加希望も多くなり、今では小学校1年生から参加対象を広げ、また今年はす
べての小学校から参加者があった。(東奥日報記事もご覧ください)

 このように大会が盛んになった背景の一つには、各小学校が郷土カルタをふるさと
学習の題材として注目するようになったこと、それも、郷土カルタ50首の内容やその
情景を解説した「鰺ヶ沢町郷土カルタ読本」が作成されたことが後押ししたものと考
えられる。この読本は、平成17年7月、郷土カルタ作成に携わった舞戸町の山下正義
さんが自費制作したもので、教育委員会や小中学校等に寄贈されている。

 さて、その読本によるとこの「郷土カルタ」は、鰺ヶ沢町商工会が生涯学習事業の
一環として平成6年12月に作成、一般応募作品53首と鰺ヶ沢短歌会会員の作品176首の
計229首の中から44首を選考、さらに町出身歌人の作品6首を加えた50首からなってい
る。そして、町商工会では、郷土カルタを町教育委員会へ寄贈、平成7年2月17日に教
育委員会主催により第1回郷土カルタ大会が開催されたと記されている。

 以来、今年で15回を数えるカルタ大会は、現在も札の読み手、あるいは審判員とし
て鰺ヶ沢短歌会会員の協力を頂きながら運営されている。

 このように、ふるさと鰺ヶ沢の名勝や文化、歴史などの貴重な「地域資源」は、郷
土カルタとして鰺ヶ沢の大切な「文化財産」へとその姿を変えたとも言える。

 そしてまた、この郷土カルタはまちづくりのヒントとして大きな可能性を秘めてい
るように思われる。即ち、地域に根ざした「文化財産」は、それ自体が「地域資源」
にもなりうるということである。

 そのためにも、「文化財産」は大切に育て、未来へと引き継いでいく必要がある。
「郷土カルタ」も、カルタ大会のみならず、さらに多くの人に伝え、地域に根付かせ
ていくような取り組みが期待されるところである。(お)

◆イベント情報等
◎ギャラリー活用支援事業第11弾
「津軽白神森林環境保全ふれあいセンター活動展」開催
<津軽白神森林環境保全ふれあいセンターでは、白神山地等での自然再生活動や体験
林業などの活動を写真で展示します。ぜひご来場下さい。>
期日/1月9日(金)〜26日(月)
時間/9:00〜17:00
会場/日本海拠点館 1階冬の広場
入場料/無料
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]

◎1月の「おはなし会」の開催について
<日本海拠点館では、原則毎月第4日曜日に、読み聞かせグループによる「おはなし
会」を開催しています。今話題の絵本やその季節に合った絵本など、無料で聞くこと
ができます。ぜひ参加してみて下さい。>
日時/1月25日(日) 10:00〜11:00
場所/日本海拠点館5階会議室
対象/どなたでも参加可能
1月の主な内容/・いっぽんの木 ・ふゆはふわふわ など
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]

◎「第4回ウインタースポーツ大会」開催
<冬期間の小学生の体力増進と親睦を深めることを目的に、第4回ウインタースポー
ツ大会を開催します。競技種目は雪合戦のみですが、戦術力と忍耐力、そしてスピー
ドが求められるとてもハードなスポーツです。ぜひ子ども達の熱き闘いをご観戦くだ
さい。>
日時/2月15日(日) 9:15競技開始予定
場所/西海小グランド(小夜)
対象/鰺ヶ沢町内の小学生
その他/観戦無料、当日参加不可
《お問合せ》町教育委員会 教育課社会教育班[電話:0173-72-2111(内線333)]

**海の駅わんどからお知らせ**
〜新規テナント募集!〜
 海の駅わんどでは、海の駅内店舗の新規テナントを募集しています。応募は、町内
外の法人または個人で「地元住民及び観光客に親しまれる店舗」の経営をできる方で
す。出店を希望される方は、下記までご連絡下さい。
概要 [名  称]海の駅わんど
   [所 在 地]西津軽郡鰺ヶ沢町大字本町246-2
   [構  造]鉄骨造ステンレス鋼板葺2階建
   [店舗面積]17.3坪(約57平方メートル)〜40.1坪(約132.2平方メートル)
   [店舗種類]特に指定無し
   [開  業]随時
※希望者には募集要項及び提出書類をお渡しします
※選考方法は、書類審査及び面談です
《申込先・お問合せ》海の駅わんど 電話:0173-72-6661

【ちょっといっぷく】
 昨年の世相を象徴する漢字が「変」だそうだ。それでは鰺ヶ沢町ではどうだろう
か。自分の中で、真っ先に浮かんでくるのは、あまり良くないイメージだが「耐」。
 さて、最近よくテレビでもやっている漢字問題。「耐」から始まる二文字熟語
は…、耐久、耐力、耐性、耐熱、耐火、耐水、耐震、…。残念ながら7個しか思い浮
かばない。耐えるのは人間だけのことと思ったら、いろんな厳しい条件に耐える素材
や材質、構造などの中にも存在していて、人知れず我々の生活に役立っている。
 そんな訳で、「耐」とは地味だが強くなって人知れず貢献する…という意味だと勝
手に解釈している。と言うことで、役場職員(公務員)をイメージさせる漢字は
「楽」ではなく、「耐」にしたいものですねぇ。(お)


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◆東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」
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1:人気犬「わさお」Tシャツ売れ行き好調/100枚を追加発注
2:<こんにちは>岩谷秀則さん(58歳)/清掃奉仕で明るいまちづくり
3:県病、大学と連携し鰺ヶ沢病院などに医師派遣
4:素早く「はい!!」小中学生が熱戦 郷土カルタ大会
5:鶴田町長旗争奪中学校新人バレーボール大会(鶴田中体育館)
6:県ジュニアアルペンスキー大会/14歳の部 田澤(鰺ヶ沢一中)が5位
7:東西南北/鰺ヶ沢/カラオケ愛好会が発表会
8:弘大の千島さん(鰺ヶ沢)ら2人が公認会計士に現役合格
9:無形文化財保存会が「鰺ヶ沢甚句」踊り初め

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(1)2009/1/15(木)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎人気犬「わさお」Tシャツ売れ行き好調/100枚を追加発注
 インターネット上のブログで紹介されて有名になった、鰺ヶ沢町のイカ焼き店の飼
い犬「わさお」を描いたTシャツが人気だ。同町観光協会が十二月に発売して以来、
一カ月ほどで百三十枚以上が売れており、担当者は「まさか、これほど売れるとは」
とうれしい悲鳴を上げている。
 わさおは、同町南浮田町の国道101号沿いにあるイカ焼き店「菊谷商店」の飼い
犬。昨年五月にインターネット上の旅行記で紹介されたのがきっかけで人気になり、
この年末年始も多くの人々がわさお見物に訪れた。
 町観光協会が「町の活性化につながれば」と十二月八日から海の駅「わんど」で売
り出したTシャツ六十枚は、十日ほどで完売。急きょ追加発注し年末に入荷した八十
枚も、ほぼ売り尽くしたため、さらに百枚を発注、早ければ来週中にも入荷する。一
日から始めたインターネットでの販売も好調だ。
 Tシャツは二千円。黒、青、オレンジ、黄の四色で、サイズはS、M、L、XLの四種
類。問い合わせは同協会(電話0173-72-5004)へ。

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(2)2009/1/15(木)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎<こんにちは>岩谷秀則さん(58歳)/清掃奉仕で明るいまちづくり
 西海企業グループ(鰺ヶ沢町)の鰺ヶ沢観光タクシーの副所長。同グループは十年
以上前から、冬期間を除く毎月一回、鰺ヶ沢駅前周辺で清掃奉仕を続けている。「明
るくきれいな街は犯罪が少ない。鰺ヶ沢町の魅力は、自然の豊かさと犯罪が少ないこ
と。清掃活動を通じて安全・安心なまちづくりに協力したい」

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(3)2009/1/16(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎県病、大学と連携し鰺ヶ沢病院などに医師派遣
 県立中央病院(青森市)は本年度から、医師を非常勤で地域の公立病院に派遣し、
地域医療を支える仕組みづくりに取り組んでいる。今年一月から鰺ヶ沢町立中央病院
に内科医を派遣するようになり、支援病院は計五病院となった。
 長年、県内の地域医療は、ほとんど大学に頼り切ってきたが、深刻化する医師不足
の中、大学と県病が協力して地域を支える機運が高まっている。
 国の「緊急医師派遣」期間が切れた鰺ヶ沢病院には、県病が一年間、毎週木曜日、
内科医を交代で派遣してサポートする。県病の幹部らは「医師不足のため、地域医療
が成り立たなくなっているので、県病が支援せざるを得ない状況になっている」と説
明する。
 八日に鰺ヶ沢病院で内科診療を行った藤野安弘医師(副院長)は「あらためて鰺ヶ
沢には医師が必要だと感じました」と語った。同医師は早朝に鰺ヶ沢に向かい、診療
を行い、夕方、県病に戻ってさらに勤務を続けた。
 県病は本年度から院内に「医師派遣検討委員会」を設置。地域の公立病院から要請
があれば医師の派遣を検討するシステムを整えた。それまで個別、単発的に地域の病
院を支援してきたが、協定書を締結し、定期的に医師を派遣するのは初めて。
 本年度、八戸市民病院へ心臓血管外科医、むつ総合病院へ放射線治療医、黒石病院
へ神経内科医、公立野辺地病院に循環器内科医を週一回派遣。鰺ヶ沢中央病院への内
科医派遣で支援病院は五病院となる。
 昨年夏から循環器内科の非常勤医の派遣を受けている野辺地病院では、野辺地地区
の患者が県病で手術を受けた後、野辺地病院の循環器外来で継続的に診察を受けるこ
とが可能となった。同病院事務局は「患者さんのためにも、県病のサポートは大変助
かる」と語る。
 県病も医師数に余裕があるわけではないが二〇〇七年度、知事部局から独立した病
院局となり、これまでの各診療科の医師定数が実質撤廃され、医師採用が柔軟になっ
たことが医師派遣システムへ追い風になっている。
 県病の吉田茂昭院長は「医師不足が深刻になっている中で、病院の運営ばかりでは
なく、地域医療を支えることが県病の使命だと考えている。今は人のやりくりが精
いっぱいで、お手伝い程度のことしかできないが、今後、本格的なプロジェクトに展
開するため、へき地医療をカバーする総合診療部を拡充し、医師を集めたい」と意欲
を語る。
 現在週四日、鰺ヶ沢病院へ非常勤で医師を派遣している弘前大学医学部循環器内科
呼吸器内科腎臓内科の奥村謙教授は「大学からの人的サポートができない場合、県病
からでも他病院からでもサポートがあれば大変結構なこと。大学、県病などの中核機
関が協力して地域医療を支えるのがベスト」と、県病の取り組みを評価する。

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(4)2009/1/18(日)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎素早く「はい!!」小中学生が熱戦 郷土カルタ大会
 鰺ヶ沢町郷土カルタ大会が十七日、同町の舞戸公民館で開かれた。小中学生百五十
三人が参加し、北前船、舞の海関、イカのカーテンなど、地元にちなんだ五十枚の札
を取り合った。
 町教育委員会が主催し今年で十五回目。開会式で南金沢小六年の佐藤史菜さんが
「最後の一枚まであきらめずに競技します」と選手宣誓した後、トーナメント方式で
行った。「夕映えの天童山の坂道を…」などと上の句が詠まれると、子どもたちは
「はい」と、素早く札に手を伸ばしていた。
各部門の一位と二位は次の通り。
 ▽小学1年 (1)中川愛佳(舞戸)(2)世永結斗(西海)▽2年 (1)木村茉
有(建石)(2)齋藤涼介(西海)▽3年 (1)櫻井渉(西海)(2)加藤きらり
(同)▽4年 (1)天阪直人(中村)(2)川村北斗(南金沢)▽5年 (1)山下
里歩(南金沢)(2)世永樹(西海)▽6年 (1)佐藤史菜(南金沢)(2)神桃
茶(同)▽中学 (1)工藤絵梨佳(鰺ヶ沢二1年)(2)稲見一美(同2年)

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(5)2009/1/19(月)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎鶴田町長旗争奪中学校新人バレーボール大会(鶴田中体育館)

 ▽女子準々決勝車   力2−0 鰺ヶ沢一

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(6)2009/1/19(月)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎県ジュニアアルペンスキー大会/14歳の部 田澤(鰺ヶ沢一中)が5位

(18日・弘前市百沢スキー場)

 ▽14歳の部 
(1)工藤風(弘前三中)42秒28(2)石田(三本木高付中)43秒43(3)四戸(野
辺地中)43秒97(4)佐藤(弘大付中)(5)田澤(鰺ヶ沢一中)

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(7)2009/1/19(月)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎東西南北/鰺ヶ沢/カラオケ愛好会が発表会
 鰺ヶ沢町カラオケ愛好会(神唯一会長)主催の新春チャリティー歌謡発表会がこの
ほど、同町の日本海拠点館で開かれた。
 会員や県内各地の愛好者ら約70人が歌と踊りを披露、ほぼ満員の約500人を楽しま
せた。愛好会は近く、学校教育や福祉に役立ててもらおうと、町教育委員会と町社会
福祉協議会に収益金のうち3万円ずつを寄付する。

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(8)2009/1/20(火)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎弘大の千島さん(鰺ヶ沢)ら2人が公認会計士に現役合格
 弘前大学人文学部四年の越田潤平さん(22)=青森市出身=と、千島洋明さん(22)=
鰺ヶ沢町出身=が、二〇〇八年公認会計士試験に合格した。同試験は国家試験の中で
司法試験と並ぶ難関とされ、二人は「よき仲間、よきライバルとして、二人で励まし
合ったから頑張れた」と、喜びをかみしめている。大学側も「地方大学というハン
ディがありながら、努力すれば合格できるという道筋を、彼らがつくってくれた」と
たたえている。
 試験は昨年六月にマークシート式、八月に筆記の二段階で行われ、十一月に合格者
が発表された。出願者約二万一千人のうち最終合格者は三千六百二十五人、合格率は
17.1%だった。
 「公認会計士は難関だから挑戦しがいがある」と、越田さんが千島さんを誘い、受
験勉強を始めたのは二年の夏から。
 受験生の多くは、専門スクールに通ったり、会計大学院に進学するが、県内にはそ
うした機関がないため、二人は通信講座を受講。会計学、企業法、租税法など多数の
科目を学ばなければならず、大学の授業が終わってからの勉強時間は、一日七時間か
ら十時間に及んだ。
 「つらかったのは、二年間まったく遊べなかったこと。飲み会の誘いは全部断っ
た」と千島さん。越田さんは「それでも二人だからよかった。くじけそうになると電
話して『もう少し頑張ろう』と励まし合った」と振り返る。
 弘大で彼らのゼミを担当する中村文彦准教授と金藤正直准教授は「公認会計士試験
に現役で合格した弘大生は、聞いたことがない。ゼミよりも試験を優先させるなど配
慮はしたものの、勉強は個々で頑張った。相当な努力だったろう」とねぎらう。
 二人は東京の同じ監査法人に就職が決定。十二月に入社式を終え、既に研修も始
まった。今後は実務経験を積みながら三年間の実務補習を受け、修了考査に合格して
初めて公認会計士として登録される。二人は「一人前の公認会計士になれるよう、気
を抜かず頑張りたい」と、意欲を新たにしている。

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(9)2009/1/20(火)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎無形文化財保存会が「鰺ヶ沢甚句」踊り初め
 地元の民謡伝承に力を注いでいる鰺ヶ沢町無形文化財保存会は十九日、町中央公民
館で総会と新年会を開いた。二〇〇九年度事業計画などを決めるとともに、会員たち
が「鰺ヶ沢甚句」の踊り初めをし、新年を祝った。
 総会には約四十人が出席。新年度事業として、鰺ヶ沢高校の生徒や町内の小中学
生、保育所園児への踊りの指導、福祉施設への慰問、民俗芸能フェアへの参加などに
取り組むことを確認した。役員改選では加藤行男会長と櫛田弘子副会長を再任、副会
長に新たに佐藤信夫さんを選んだ。
 総会後の新年会では、加藤会長が「初心を忘れないで頑張る」とあいさつし、新規
会員の獲得と流し踊りの普及に一層努めることを強調。工藤兼光県議と齋藤孝夫町議
会議長が激励した。
 会員たちは、第四十代県民謡王座の佐藤副会長の歌に合わせ、輪になって優雅な踊
りを披露、伝統継承に向けての思いを新たにした。

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2009年1月15日木曜日

[鰺ヶ沢町fメール]第352号 新春行事もまだまだ続く〜!

新春行事もまだまだ続く〜!

 新年も半月が過ぎ、各地で新春にちなんだ行事が盛んに行われています。そこで今
回は毎年賑わいを見せている各地区の行事についてお知らせします。

 今週11日には、舞戸地区町内会が主体となり新春ふれあい広場が開催されました。

 今回は例年の内容に、お年寄りと集う会(敬老会)を加え、老若男女約300名がア
トラクションやゲームなどを通じて、新春を祝いました。

 また、翌12日には中村地区の新春芸能発表会が開催され、保育所児童による遊戯
や、芸達者による出し物などで、こちらも約150名の参加者で賑わいました。さらに
今月の25日には赤石地区新春芸能発表会が開催される予定になっています。こちら
も、地域芸能やゲーム、カラオケなど、盛り沢山の内容となっています。

 このように、各地で新春にちなんだ行事が盛んに開催されています。ちなみに新春
とは、お正月をさす言葉で、昨年が無事に終わり新しい年を祝う行事のことを言うそ
うです。地域によりその形態はさまざまで、旧正月まで使われたりもするそうで、こ
れは寒い冬を乗りきるために各地に合わせて使っているようです。

 当町においても、寒い冬(財政難)を乗りきるために、みんなで力を合わせ当町に
合った行事(取り組み)を通じて春を迎えたいものです。(teru)

◆イベント情報等
◎ギャラリー活用支援事業第11弾
「津軽白神森林環境保全ふれあいセンター活動展」開催
<津軽白神森林環境保全ふれあいセンターでは、白神山地等での自然再生活動や体験
林業などの活動を写真で展示します。ぜひご来場下さい。>
期日/1月9日(金)〜26日(月)
時間/9:00〜17:00
会場/日本海拠点館 1階冬の広場
入場料/無料
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]

◎「第15回鰺ヶ沢町郷土カルタ大会」開催
<鰺ヶ沢町の名勝や文化を詠んだ「鰺ヶ沢郷土カルタ」。このカルタを通じ、郷土に
親しみ、郷土を深く理解することを目的に、町内小・中学生を対象にカルタ大会を開
催します。子ども達が一点集中で繰り広げる熱戦をぜひご観戦ください。>
日時/平成21年1月17日(土) 9:00〜
場所/舞戸公民館 大ホール
対象/鰺ヶ沢町内の小・中学生
その他/当日参加不可
《お問合せ》町教育委員会 教育課社会教育班[電話:0173-72-2111(内線337)]

**海の駅わんどからお知らせ**
〜新規テナント募集!〜
 海の駅わんどでは、海の駅内店舗の新規テナントを募集しています。応募は、町内
外の法人または個人で「地元住民及び観光客に親しまれる店舗」の経営をできる方で
す。出店を希望される方は、下記までご連絡下さい。
概要 [名  称]海の駅わんど
   [所 在 地]西津軽郡鰺ヶ沢町大字本町246-2
   [構  造]鉄骨造ステンレス鋼板葺2階建
   [店舗面積]17.3坪(約57平方メートル)〜40.1坪(約132.2平方メートル)
   [店舗種類]特に指定無し
   [開  業]随時
※希望者には募集要項及び提出書類をお渡しします
※選考方法は、書類審査及び面談です
《申込先・お問合せ》海の駅わんど 電話:0173-72-6661

【ちょっといっぷく】
 先日、県の市町村職員共済組合から1通の封書が送られて来た。封筒の表には「貴
重品」「特定検診等のお知らせ」の文字が・・・開封して見ると、「特定保険指導に
ついて」の通知のほか、特定保険指導利用券が同封されている。
 なんで送られてきたのかと、ちょっと考えてみたら、確かに去年の5月に人間ドッ
クを受診し、お腹周りが86cmと微妙で、肝機能も引っ掛かっていた。このくらいなら
と勝手に放置しておいたので送られて来たのだと思う。
 そのことを家内に話すと、一言「タバコと酒やめて運動すれば」「そうすればお金
も余裕ができ好きな物食べれるじゃん」と冷たく言い放たれ、最後には「何もしない
のだったら保険だけは高いのに入って頂戴」と恐ろしい言葉が・・・。特定保険指導
を受けて、タバコや酒を控えるべきか?高い保険に入るべきか?と、最近悩んでい
る。(teru)


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◆東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」
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1:明るい年を願い元日ねぷた出陣
2:県病が医師派遣開始/内科非常勤、鰺ヶ沢病院に
3:社説/疲弊する地域医療/医師確保すべはないのか
4:鰺ヶ沢教委/西海、舞戸へ小学統合/11年度計画/中学は1校に
5:自然の大切さ 活動展で紹介/津軽白神センター
6:第59回県中学スキー 第2日/大回転 加藤(鰺ヶ沢一)が2位
7:JSCA新年フェスティバル水泳競技大会第1日=1位のみ/鰺ヶ沢関連分
8:世永さん(西海小5)ら8人が輝く入賞/「社明運動」県内作文コンテスト
9:JSCA新年フェスティバル水泳競技大会最終日=1位のみ/鰺ヶ沢関連分
10:夜間無料で町民スキー教室/ナクア白神

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(1)2009/1/7(水)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎明るい年を願い元日ねぷた出陣
 鰺ヶ沢町の田中町青年部「義共会」(柴田良材会長)は一日夜、同町の目抜き通り
を中心にねぷたを運行した。二〇〇四年から六年連続の元日運行で、新年が明るい年
になるようにと願いを込め、約二十人がにぎやかに練り歩いた。
 同町本町の白八幡宮で神事を執り行い、無病息災、五穀豊穣(ほうじょう)、大漁
などを祈願した後、「八幡様の御利益が広く行き渡るように」と願い、午後五時に運
行を開始。笛や太鼓で勇壮にはやしを奏で、「ヤーレヤーレ、ヨーンヤサ」の掛け声
も勇ましく、約七キロを三時間ほどかけて運行した。
 柴田会長は「町は財政難で大変だが、だからこそ少しでも明るく元気に、活気を取
り戻せるよう頑張っていきたい」と語った。

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(2)2009/1/9(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎県病が医師派遣開始/内科非常勤、鰺ヶ沢病院に
 国の「緊急臨時的医師派遣システム」に基づく内科医派遣が昨年暮れで終了した
鰺ヶ沢町立中央病院に対し、一月から一年間、毎週木曜日に非常勤内科医一人を派遣
することを決めている県立中央病院(青森市)が八日、最初の医師派遣を行った。
 鰺ヶ沢病院は昨年一月、常勤内科医が一人減って二人となった。同月以降、平日の
内科の外来診療は木曜日を除き、弘前大学医学部付属病院から非常勤医師一人の派遣
を受けて対応していた。
 七月から半年間は国の緊急派遣システムにより、日本赤十字社から内科医一人の派
遣を受け、木曜日は三人で、それ以外の平日は四人で診療に当たっていた。
 県病の非常勤医師派遣で木曜日の三人態勢が維持でき、鰺ヶ沢病院の担当者は「常
勤医の負担軽減につながる」と話している。

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(3)2009/1/10(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎社説/疲弊する地域医療/医師確保すべはないのか
 本県の地域医療が依然として医師不足にあえいでいる。西海岸地方の拠点病院であ
る鰺ヶ沢町立中央病院もその一つだ。
 同病院は昨年一月から三人いた常勤内科医が二人に減少。さらに減る恐れがあり、
地域の医療が崩壊する危機にひんしていた。このため町は国の「緊急臨時的医師派遣
システム」を申請した。拠点病院を存続させるための窮余の策だった。
 このシステムは、六カ月間の期限付きで、国が日本赤十字社などから医師を派遣す
るものだ。鰺ヶ沢中央病院はこれに基づき、昨年七月から名古屋、長崎、福岡、岡山
などの日本赤十字社の六病院から延べ二十人の内科医の派遣を受けた。
 だが、新たな常勤医を確保するめどが立たないまま内科医の派遣は昨年十二月いっ
ぱいで終了した。
 この間、町や病院側も黙っていたわけではない。新たな常勤医確保を目指して奔走
した。県や弘前大学に協力を要請する一方、町出身の医師が地元に戻って勤務できな
いか、家族らにも持ちかけたという。しかし、医師確保はかなわなかった。
 今月からは県立中央病院が月四回、非常勤内科医を交代で派遣することになった。
とはいえ、とりあえず一年間の期限付きだ。地域医療は将来に不安を残したままに
なっている。
 どうすれば地方に医師を集めることができるのか。すべはないのか。鰺ヶ沢に限ら
ず、県内の自治体病院関係者は、この重い命題と向き合い、解決策を見いだそうとし
てきたが、妙薬は見つかっていない。
 本県の医師不足はもはや県、大学、病院、自治体だけでは解決できない水域にきて
いる。国がそれぞれの地域の実情を把握し、必要な医師数を配置できるような施策を
率先して進めるべきではないか。そのためには、まず医師の偏在化の解消が必要だ。
 「医師は余る」としてきた国も、深刻な医師不足に直面し、医師数抑制策を撤回し
た。これに伴い、新年度から医学部の定員が大幅に増え、弘前大学も増員される。
 減るより増えるにこしたことはない。関係者も歓迎している。だが一方で、西北五
地方の自治体の幹部は、「定員増は喜ばしいことだが、指導する教員はどこから持っ
てくるのか。もし、地元の病院の医師が大学に戻されるなら、医師不足がさらに深刻
になる」と危惧(きぐ)する。
 また、定員増がすぐに医師不足解消につながるわけではない。学生が医師として戦
力になるには十年かかる。しかも、医師として本県に定着するかどうか分からず、不
透明な要素もはらんでいる。
 鰺ヶ沢中央病院は、西北五圏域の自治体病院機能再編計画で、サテライト(後方支
援)病院として存続することが決まっている。しかし、慢性的な医師不足が続く中、
機能再編が完了するまで病院が持つのかどうか不安視する声があるのも事実だ。
 地域、特に過疎地にあって病院は住民の命を守る最後のとりでだ。「病院がなく
なったら、私たちは何を頼ればいいのか」。住民の悲痛な声に国は真摯(しんし)に
耳を傾けるべきだ。

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(4)2009/1/10(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎鰺ヶ沢教委/西海、舞戸へ小学統合/11年度計画/中学は1校に
 鰺ヶ沢町教育委員会は九日までに、町内小中学校の学区再編計画を策定した。今後
も児童生徒数の減少と複式学級の増加が見込まれるとして、七校ある小学校を西海小
と舞戸小の二校に、二校ある中学校を一校に、いずれも二〇一一年度に再編するとの
内容。長谷川兼己町長は近く同計画を基に最終方針を決める。
 九日開かれた町議会全員協議会で町教委が計画を示した。出席者によると、議員か
ら特に異論は出なかったという。
 計画では、小学校七校のうち、鳴沢・建石・中村の三校を舞戸小に、南金沢・赤石
の二校を西海小に、それぞれ一一年度に統合する。第一中と第二中も同時に統合、現
在の第二中校舎を使い、鰺ヶ沢中(仮称)としてスタートする。
 西海小については耐震診断の結果、大地震で体育館が倒壊の恐れがある上、三階建
て校舎も耐震性が低いとの判定を受けており、再編までに耐震改修を実施するとして
いる。
 学区再編をめぐっては、各校のPTA会長らでつくる町学区再編等検討委員会が昨年
十二月、「五年以内をめどに同時期に小学校二校、中学校一校に再編することが適
当」と町教委に答申。町教委は答申に沿った形で取りまとめた。
 町教委は「計画の着実な実施に向け、保護者や地域住民の理解を得ながら進めてい
く」としている。

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(5)2009/1/10(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎自然の大切さ 活動展で紹介/津軽白神センター
 東北森林管理局津軽白神森林環境保全ふれあいセンター(鰺ヶ沢町)の活動展が九
日、同町の日本海拠点館で始まった。二十六日まで(火曜日は休館)。
 同センターが管内の白神山地などで取り組む森林環境教育や自然再生活動、自然観
察会について写真で紹介し、十二湖や暗門の滝などの美しい自然を大型写真パネルで
展示。管内の十四本の巨樹・巨木を紹介するコーナーも設けた。原田正春所長は「日
ごろの活動を通じて自然の大切さ、森林の働きを伝えていきたい」と話す。
 来場者には、管内の巨樹・巨木マップや、白神山地に関する手作りの冊子などを無
料で提供している。
 問い合わせは同センター(電話0173-72-2931)へ。

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(6)2009/1/11(日)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎第59回県中学スキー 第2日/大回転 加藤(鰺ヶ沢一)が2位
 第59回県中学校スキー大会は2日目の10日、大鰐町の大鰐温泉スキー場で男女の大
回転と、男女の距離クラシカルを行った。男子大回転は2回とも2位以下に大差をつけ
た笹原啓生(荒川)が圧勝。女子は2年生の四戸知佳(野辺地)が逆転で制した。距
離は男子5キロクラシカルで佐藤英佑輝(平賀東)が唯一16分台で優勝。女子3キロ同
は山内桂(大鰐)が前日のフリーとの2冠に輝いた。大会最終日の11日は男女の回転
と距離リレーを行う。

大回転/(大鰐温泉スキー場雨池コース)
 ◇男子 (2)加藤(鰺ヶ沢一)2分12秒70

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(7)2009/1/11(日)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎JSCA新年フェスティバル水泳競技大会第1日=1位のみ/鰺ヶ沢関連分
(10日・青森ヤクルトスイミングスクール)
 【男子】
 ◇Cグループ
▽百メートル自由形 渋谷旬哉(鰺ヶ沢SC)58秒42
▽二百メートル同 渋谷旬哉(鰺ヶ沢SC)2分6秒71
▽百メートルバタフライ 渋谷亮磨(鰺ヶ沢SC)58秒74
 【女子】
 ◇Dグループ
▽百メートル背泳ぎ 小関響(鰺ヶ沢SC)1分9秒45
▽二百メートル自由形 稲場由紀子(鰺ヶ沢SC)2分3秒51
▽四百メートル個人メドレー 稲場由紀子(鰺ヶ沢SC)4分56秒44

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(8)2009/1/12(月)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎世永さん(西海小5)ら8人が輝く入賞/「社明運動」県内作文コンテスト
 法務省主唱の「社会を明るくする運動」作文コンテストの本県表彰式が十日、青森
市の県観光物産館・アスパムで開かれ、県実施委員会委員長(県知事)賞を受賞した
世永樹(いつき)さん(11)=鰺ヶ沢・西海小五年=ら八人が表彰を受けた。
 同コンテストは、次代を担う子どもたちに非行やいじめについて考えたことを作文
にしてもらおうと、毎年開かれている。十六回目となる今回は、県内の小中学生から
五百三十五点の応募があった。
 表彰式では、世永さんが入賞者を代表して、受賞作の「母との交換日記」を披露し
た。「母と交換日記を始めたことで元気をもらい、私は一人じゃないんだと学んだ。
交換日記は私を強くしてくれた宝物です」などと朗読した。
 ほかの受賞者は次の通り。(敬称略)
 ▽青森保護観察所長賞 松橋聖愛(八戸・三条中三年)▽県更生保護協会理事長賞
 安藤栞(六戸・七百中三年)▽あすなろ理事長賞 栗生麻希(八戸・江陽中三年)
▽県保護司会連合会長賞 三浦ちひろ(弘前・第三中三年)▽県更生保護女性連盟会
長賞 小笠原香夏(平川・柏木小五年)▽県BBS連盟会長賞 米田晋市(青森・甲田
中三年)▽県協力雇用主会連盟会長賞 五十嵐水緒(弘前・豊田小五年)

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(9)2009/1/12(月)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎JSCA新年フェスティバル水泳競技大会最終日=1位のみ/鰺ヶ沢関連分
(11日・青森ヤクルトスイミングスクール)
 【男子】
 ◇Cグループ
▽五十メートル自由形 渋谷旬哉(鰺ヶ沢SC)26秒90
 ◇Dグループ
▽五十メートル自由形 渋谷亮磨(鰺ヶ沢SC)25秒31
▽百メートル同 渋谷亮磨(鰺ヶ沢SC)55秒39
 【女子】
 ◇Dグループ
▽二百メートル背泳ぎ 小関響(鰺ヶ沢SC)2分26秒13
▽百メートル同 稲場由紀子(鰺ヶ沢SC)59秒10

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(10)2009/1/13(火)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎夜間無料で町民スキー教室/ナクア白神
 小学生以上を対象とした鰺ヶ沢町民スキー教室が九日夜、同町のナクア白神スキー
リゾートで始まり、小学生を中心に約五十人が参加した。鰺ヶ沢スキークラブ(内山
博文会長)などが主催し、参加は無料。ナクア白神と町教委の支援を受け、二月二十
日まで毎週金曜日に開く。
 町民の健康保持とスキー技術普及を目的に毎年開いており、初心者、初級、中級、
上級の四コースに加え、今シーズンはジュニア対象のポールレッスンコースを新設し
た。
 初心者コースには小学一−四年生十一人が参加し、全日本スキー連盟公認の指導者
四人が教えた。全くの初心者もおり、片方だけスキーを履いて滑り降りる練習を繰り
返した。
 終了後、舞戸小一年の岩谷主税君は「難しかったけど楽しい。もっと上手になりた
い」と笑顔を見せた。
 講習は午後七時−八時半。毎回午後六時半からナイターゲレンデの駐車場売店で受
講生を受け付ける。問い合わせは事務局の一戸さん(電話0173(72)8787)へ。


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2009年1月8日木曜日

[鰺ヶ沢町fメール]第351号 〜2009年のテーマは「ジェネレーション」(※個人の想いです)〜

〜2009年のテーマは「ジェネレーション」(※個人の想いです)〜

 明けましておめでとうございます。本年もfメールをどうぞよろしくお願い申し上
げます。

 2009年初のfメールは、自分の仕事を26日まで納められなかった、「脱メダボ宣
言」の私(DB)からのスタートです。

 今回は、1月10日(土)に開催される、鰺ヶ沢町合同除厄式にちなんだ情報を提供
したい。この合同除厄式は毎年、その年に大厄を迎える男女を対象に実行委員会形式
で行われている。今年の対象者は約150名で、当日は60名が参加。時間は、午前10時
から午後2時30分まで町中央公民館において開催され、内容は、厄払いの神事や基調
講演、記念撮影、懇親会となっている。

 さて、「厄年」であるが、そもそも古代中国の陰陽道から発生したもので、平安時
代からすでに日本に広まっていたと言われる。医学が発達した現代でも、厄年とされ
る年齢は、精神的にも肉体的にも変化が多く、人生の節目にあたる時期であることか
ら、古人の知恵を生かして健康に留意したいものだ。

 また、「厄年」は、厄難、災難にあいやすく苦労の多い年回りとされ、一年間忌み
慎まなければならないとされる年齢。厄年の年齢は時代や地方によって若干異なる
が、一般的には、数え年で男性は25、42、61歳、女性は19、33、37歳とされている。
そのうち特に、男性の42歳と女性の33歳が大厄とされ、本厄の前後の年齢もそれぞれ
前厄、後厄とし、その3年間は慎ましく生活を送ることが望ましいとのこと。

 そして、「厄払い」とは前の年の大晦日や厄年の初め、節分の日などに神社にお参
りするのが一般的である。厄払いの方法や風習は様々だが、代表的なものとしては、
神社参りのときにクシや手ぬぐい、お金などを境内に落として身に付いた厄を一緒に
捨てる方法や、知人を招いて食事を振る舞うことなどもよく行われている。

 また、厄除けの「お祓い物(贈り物)」は、一般的には、男性がネクタイやベル
ト、女性が帯や帯締めといった物であるが、最近では男女共通で財布やネックレス等
のアクセサリー類がよく用いられているようだ。ちなみに、厄除けとしては肌身離さ
ず持てるもの、長いもの、うろこ模様のもの、七色のものが良いとされている。

 そこで、地域の再生に向かって取り組んでいる町においては、財政難を払う儀式を
企画するとか、水晶系やパワーストーンを職員全員が身につける、庁舎内にトルマリ
ンや竹炭、木炭を置いてみてはどうだろうか。つまり、そんな少しぐらいの遊び心と
精神的なゆとりが一番必要ではないかと感じる。(DB)

◆イベント情報等
◎ギャラリー活用支援事業第11弾
「津軽白神森林環境保全ふれあいセンター活動展」開催
<津軽白神森林環境保全ふれあいセンターでは、白神山地等での自然再生活動や体験
林業などの活動を写真で展示します。ぜひご来場下さい。>
期日/1月9日(金)〜26日(月)
時間/9:00〜17:00
会場/日本海拠点館 1階冬の広場
入場料/無料
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]

◎「高橋多佳子&川染雅嗣」ピアノデュオリサイタル
日時/平成21年1月11日(日) 16:00開場・16:30開演
会場/日本海拠点館 3階ホール
チケット/1,000円(未就学児童は無料)
その他/全席自由
《お問合せ》amf事務局(日本海拠点館)[電話:0173-72-5555]

◎「第15回鰺ヶ沢町郷土カルタ大会」開催
<鰺ヶ沢町の名勝や文化を詠んだ「鰺ヶ沢郷土カルタ」。このカルタを通じ、郷土に
親しみ、郷土を深く理解することを目的に、町内小・中学生を対象にカルタ大会を開
催します。子ども達が一点集中で繰り広げる熱戦をぜひご観戦ください。>
日時/平成21年1月17日(土) 9:00〜
場所/舞戸公民館 大ホール
対象/鰺ヶ沢町内の小・中学生
その他/当日参加不可
《お問合せ》町教育委員会 教育課社会教育班[電話:0173-72-2111(内線337)]

**海の駅わんどからお知らせ**
〜新規テナント募集!〜
 海の駅わんどでは、海の駅内店舗の新規テナントを募集しています。応募は、町内
外の法人または個人で「地元住民及び観光客に親しまれる店舗」の経営をできる方で
す。出店を希望される方は、下記までご連絡下さい。
概要 [名  称]海の駅わんど
   [所 在 地]西津軽郡鰺ヶ沢町大字本町246-2
   [構  造]鉄骨造ステンレス鋼板葺2階建
   [店舗面積]17.3坪(約57平方メートル)〜40.1坪(約132.2平方メートル)
   [店舗種類]特に指定無し
   [開  業]随時
※希望者には募集要項及び提出書類をお渡しします
※選考方法は、書類審査及び面談です
《申込先・お問合せ》海の駅わんど 電話:0173-72-6661

【ちょっといっぷく】
 早いなぁ、もう2009年が一週間も経った。私は、どの様な正月休みだったかな。思
い出してみると30日は、毎年お決まりで正月料理用の食料を買い物し、31日も例年通
りお昼をかけて年越しをする。年越しをお昼にするのか夕方にするのかは地域の違
い。きっと、私が住む鳴○地区は圧倒的に昼が多いと思っている。
 そして31日は、我が家のカウントダウンイベント、妻と息子と娘の手を握り合い
10、9、・・1、で4人輪になって年越しジャ〜ンプ、「2008年と2009年の時を越え家
族みんなが・・・」とイメージしていると「5cmしか飛んでない」、「落ちるの早
い」、「2008年中に床に着いていた」など家族から抗議が殺到した。
 でも大丈夫、2009年の私の誓いは、「すべてを許す大きな心」だから。
 2009年は、ゆったりとした政策推進課をよろしくお願い申し上げます。(DB)

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◆東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」
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1:ブリブリの浜 ハタハタ卵拾い/小学生がふ化のお手伝い
2:低レベル廃棄物埋設 国が基本方針決定/鰺ヶ沢町などで処分場誘致活発化へ
3:県病、鰺ヶ沢に医師派遣/来月から1年間/非常勤を交代で
4:<東西南北>工藤石材商会が町に10万円寄付
5:<東西南北>津軽王位将棋62人熱戦
6:ハタハタ1000トン突破/鰺ヶ沢町は785トン
7:鰺ヶ沢町商工会が年末金融相談
8:健康な食生活へ楽しく弁当作り/鰺ヶ沢高生
9:中央公民館で「親子で学ぶ白神山地と木工教室」
10:新年の願い 丑に込めて/鰺ヶ沢・赤石/干支人形と俵奉納
11:"夏の武者"滑走/ウインターカーニバルinナクア白神
12:ここに生きる ふるさと再考/鰺ヶ沢・深谷地区/3集落180人肩寄せ合う/生き
がいある暮らしへ

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(1)2008/12/25(木)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎ブリブリの浜 ハタハタ卵拾い/小学生がふ化のお手伝い
 西海岸地方の小学四−六年生の水産業体験グループ「鰺ヶ沢マリナーズ」と「深浦
マリンキッズ」の三十一人が二十四日、ハタハタのふ化増殖事業の手伝いとして、深
浦町大間越の海岸に打ち上げられたハタハタ卵(ブリコ)を拾い集めた。
 大間越漁協によると、同漁協はブリコの特別採捕許可を県から受け、海岸に打ち寄
せられたブリコのふ化増殖事業に取り組んでいる。
 砂浜に到着した子どもたちはブリコの多さにびっくり。同漁協の中村正太郎組合長
らから指導を受け、まだ乾燥していないブリコを拾い集めた。
 この後、漁港の防波堤で丸かごにブリコを入れ、海中につるすまでの作業を見学し
た。深浦マリンキッズの黄金崎裕子さん(深浦小六年)は「立派に大きくなってほし
い」と願いを込めた。
 子どもたちは、ハタハタの一夜干し作りにも挑戦。包丁を使ってエラや内臓を取り
除き、めんつゆに漬けた上で竹に刺した。
 鰺ヶ沢マリナーズの工藤誠記君(南金沢小六年)は「最初は気持ち悪かったけど、
すぐ慣れて楽しくなった」と振り返った。

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(2)2008/12/26(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎低レベル廃棄物埋設 国が基本方針決定/鰺ヶ沢町などで処分場誘致活発化へ
 研究所や医療施設から出る低レベル放射性廃棄物(RI・研究所等廃棄物)の埋設処
分について、国は二十五日、対象となる廃棄物や処分地選定の考え方などを定めた基
本方針を決めた。これを受け、処分の実施主体である日本原子力研究開発機構は、処
分地の選定手順などを含む実施計画づくりに入る。県内では六ケ所村や鰺ヶ沢町で処
分場誘致をにらんだ動きが出ており、今後活動が活発化しそうだ。
 基本方針では、処分対象を原子力機構の業務や大学、医療機関などで発生した低レ
ベル廃棄物と明示。
 埋設施設については(1)原子力機構が処分地選定の手順や基準を明確にする
(2)積極的な情報公開に努める(3)国と同機構は立地地域の活性化につながる方
策を講じる−などとした。立地については「(地元の)市区町村と都道府県の了解を
得る」と明記した一方で、公募には言及しなかった。
 原子力機構は、実施計画について国から認可を受けた上で、処分地の選定に入る。
同機構は「計画の申請は年明け。できるだけ早くしたい。処分地を公募するかどうか
は、計画策定の中で決める」としている。同機構は、処分地の地元合意が得られた
後、約八年間かけて用地の取得や施設建設などを行う予定。五十年間で約五十三万本
の低レベル廃棄物を埋めることにしている。
 基本方針の決定について、鰺ヶ沢町の長内仁副町長は「これから内容について町内
部で詳細に検討する。じっくり腰を据えて町民とともに検討を深めていく」とコメン
ト。また原子力機構の実施計画策定後に、町民説明会や勉強会を開く考えを明らかに
し、「計画が立地選定手順などについて、公平性や透明性を確保した内容になるよう
期待する」と述べた。
 一方、六ケ所村議会新むつ小川原開発対策特別委員会の橋本勲委員長は「機構がど
のような計画をつくり、どんな手順で立地場所を決めるのか分からない。今の段階で
は何とも言えない」と語った。

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(3)2008/12/26(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎県病、鰺ヶ沢に医師派遣/来月から1年間/非常勤を交代で
 国の「緊急臨時的医師派遣システム」に基づく内科医の派遣が今月末で終了する
鰺ヶ沢中央病院に対して、県立中央病院(青森市)が来年一月から月四回、非常勤内
科医を交代で派遣することになった。二十五日、青森市で開かれた県地域医療対策協
議会(会長・佐藤敬弘前大学大学院医学研究科長)で方向性が報告された。
 協議会では、鰺ヶ沢病院の石岡幸男事務長が緊急派遣を受けた経緯を説明。七月か
ら十二月まで日本赤十字社の六病院から延べ二十人の内科医の派遣を受け、常勤医師
の負担軽減につながり、職員の士気が高まったことを報告。「日赤病院のつながりを
大切にし、何としても常勤医確保に努める」と語った。
 今後の見通しとして、県病が来年一月から一年間、循環器内科、神経内科の医師を
非常勤で派遣する方向性を確認した。
 県病の吉田茂昭院長は「(国の緊急派遣は)心臓が止まりそうな人に、心臓マッ
サージを行ったようなものだが、次の取り組みはどうするのか」と、鰺ヶ沢の医師不
足が根本的に解決していないことを指摘。県医療薬務課の石岡博文課長は、日赤病院
の後期研修医を受け入れる案について検討することを示した。
 委員からは全体的な問題として「医学部の定員が増えても、地域の医師が増えなく
ては意味がない」「大学で臨床研修を行うムードづくりが必要」といった意見が出
た。

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(4)2008/12/27(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎<東西南北>工藤石材商会が町に10万円寄付
 鰺ヶ沢町の「長平の石屋 工藤石材商会」はこのほど、鰺ヶ沢町に10万円を寄付し
た。同社の工藤謙一代表取締役が町役場を訪れ「舞戸公民館の照明・放送設備の修繕
費用に充ててください」と、長谷川兼己町長に手渡した。

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(5)2008/12/27(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎<東西南北>津軽王位将棋62人熱戦
 第15回津軽王位将棋鰺ヶ沢大会がこのほど、鰺ヶ沢町山村開発センターで開かれ、
県内各地から集まった62人が熱戦を繰り広げた。
 結果は次の通り。
 ▼有段の部 (1)飯田巧5段(むつ市)(2)奈良岡実5段(青森市)(3)佐々
木潤一5段(同)高杉航平4段(五所川原高2年)
 ▼無段の部 (1)高見彰(五所川原市)(2)吉田葵(浪館小6年)(3)早川
充高(弘前市)笹田琢朗(浜田小4年)
 ▼小学生の部 (1)岩井幹(舞戸小2年)(2)中道友智(五所川原中央小5年)
(3)安保蓮(柏小4年)長内理信(五所川原中央小5年)

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(6)2008/12/28(日)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎ハタハタ1000トン突破/鰺ヶ沢町は785トン
 本県日本海側の今年のハタハタ漁獲量が、一九七五年以来三十三年ぶりに一千トン
を突破したことが、県水産総合研究センター(鰺ヶ沢町)による二十七日までの集計
で分かった。ハタハタ漁は師走の風物詩でもあるが、一九七七年から二〇〇一年にか
けては百トンを割るなど低迷していた。関係者は「資源管理の成果が出てきた」と喜
んでいる。
 ハタハタは初冬のころ、産卵のため沿岸に来遊する。本県日本海沿岸では今期、十
二月一日からハタハタ漁が始まり、鰺ヶ沢漁港で連日数十トンが水揚げされるなど、
各地のハマは活気にあふれた。
 同センターの集計では、今期(十二月一日以降)の漁獲量は二十六日現在で千百七
十五トンに達した。今年一−六月の沖合底引き網漁による漁獲量を加えると千百九十
四トンとなり、〇七年の百五十一トンを千トン以上も上回っている。
 市町村別では、鰺ヶ沢町が七百八十五トンと全体の約三分の二を占め、次いで深浦
町三百九十三トン(旧岩崎村二百七十二トン、旧深浦町百二十一トン)、中泊町十五
トン。特に鰺ヶ沢町の漁獲量は〇七年の七十四トンから十倍以上で、記録が残る一九
六五年以降では最多。同町産業振興課の齋藤衛副参事は「豊漁で単価的には安かった
が、漁業者には大きな臨時収入となった。来年以降も続いてほしい」と期待する。
 同センター資源開発部の野呂恭成部長は「今期は事前の調査で資源量が多いことは
分かっていたが、予想を上回る豊漁となった」と話す。
 ハタハタの寿命は五年とされ、今期は〇六年一−二月生まれが主体だったことか
ら、野呂部長は「来年もある程度の漁獲が期待できる」と見込むが、〇七年一−二月
生まれが少ないとして「必ずしも資源的に安定しているとは言えない。今後も資源管
理を徹底してほしい」と呼び掛ける。
 ハタハタをめぐっては本県など関係四県が一九九九年に北部日本海海域での資源管
理協定を締結し、国も〇三年に資源回復計画を作成。本県の沖合底引き網漁業で全長
一五センチ未満の採捕禁止など、規制が設けられている。また県は六八年以降、資源
保護の観点から秋田、山形両県と同様に、県海面漁業調整規則でハタハタ卵(ブリ
コ)の採捕を禁じている。

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(7)2008/12/28(日)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎鰺ヶ沢町商工会が年末金融相談
 鰺ヶ沢町商工会は29、30の両日、年末の緊急金融相談に対応するため、町商工会館
に窓口を開設する。時間は午前9時−午後5時。電話相談(0173-72-2376)も受け付け
る。

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(8)2008/12/30(火)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎健康な食生活へ楽しく弁当作り/鰺ヶ沢高生
 鰺ヶ沢高校(木村正範校長)はこのほど、同校で栄養教室を開き、「フードデザイ
ン」の授業を選択している三年生三十四人が弁当作りを通じ、バランスの良い食生活
の大切さを学んだ。
 実社会に巣立つ前の生徒に、栄養バランスの大切さと手作りの楽しさを教えようと
毎年開いている。
 四、五人の班に分かれた生徒たちは栄養士の相馬裕子さん、保健師の菊谷由紀子さ
ん、食生活改善推進員五人に教わりながら、イカやサケ、ニンジン、鶏卵、肉などを
材料にてきぱきと調理し、自分たちで考えた献立通りに料理を完成させた。相馬さん
は「ブロッコリーの茎は栄養があるので捨てずに使って」などと声を掛けた。
 男子生徒からは「新しい発見があって楽しい」「いろいろ勉強になった」との感想
が上がっていた。

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(9)2008/12/31(水)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎中央公民館で「親子で学ぶ白神山地と木工教室」
 津軽白神森林環境保全ふれあいセンターはこのほど、白神山地の世界自然遺産登録
十五周年を記念し、鰺ヶ沢町中央公民館で「親子で学ぶ白神山地と木工教室」を開い
た。同町とつがる市の小学生八人を含む十三人の家族連れが白神山地の貴重な自然に
ついて学び、いす作りにも挑戦した。
 同センターの原田正春所長がスライドを使い、白神山地の世界遺産登録までの経
緯、白神山地に生きる動植物などを説明。白神山地に生息するクマゲラを撮影したビ
デオも上映し、自然を守り続けることの大切さを伝えた。
 この後、子どもたちは同センター職員らに手伝ってもらい、スギ間伐材を材料にい
すを組み立てた。

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(10)2009/1/1(木)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎新年の願い 丑に込めて/鰺ヶ沢・赤石/干支人形と俵奉納
 鰺ヶ沢町赤石地区の赤石芸能保存会(世永良貴会長)は三十一日、新年が良い年に
なるようにと願いを込めて干支(えと)人形と俵を作り、同地区の貴野神社に奉納し
た。
 同会は毎年、地元の稲わらで干支人形と俵を作り、大みそかの朝に奉納しており、
今年も稲わらと綿を使って丑(うし)の人形を製作した。
 奉納には保存会の会員ら約二十人が参加し午前八時ごろ出発。干支人形などを軽ト
ラックに載せ、しめ縄を担ぎ、地区の外れにある神社まで、にぎやかな登山ばやしに
合わせて約一時間パレードした。神社入り口に干支人形を鎮座させて拝んだ後、鳥居
に俵としめ縄を飾り付けた。
 世永会長は「新年の家内安全と豊作、大漁を期待している」と話していた。

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(11)2009/1/1(木)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎"夏の武者"滑走/ウインターカーニバルinナクア白神
 鰺ヶ沢町のナクア白神ホテル&リゾートの「ウインターカーニバルinナクア白神」
が三十一日開幕し、ナイターゲレンデを「ねぶた」が滑り降りる「雪っこねぶた大滑
走」がスキーヤーや宿泊客らを楽しませた。
 午後八時半、ねぶたばやしの生演奏が流れる中、大型そりに載せられた高さ七メー
トル、重さ二・五トンのねぶたが暗闇に浮かび上がり、雪上車にけん引されて滑走を
開始。ホテル前までの約二百メートルを、ゆっくりと幻想的に滑り降りた。
 ハネトの衣装をまとったナクア白神の従業員たちが跳ね始め、数十発の花火が打ち
上げられると熱気は最高潮に。仙台市から家族四人で訪れた男性(58)は「ねぶたは
躍動感がある。素晴らしい」と感嘆の声を上げた。
 ウインターカーニバルは十二日まで。雪像づくりコンテスト、宝探し大会などさま
ざまなイベントを行う。「雪っこねぶた」は正月三が日を含め、土曜を中心に三月ま
であと十七回行う予定。

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(12)2009/1/1(木)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎ここに生きる ふるさと再考/鰺ヶ沢・深谷地区/3集落180人肩寄せ合う/生きが
いある暮らしへ
 鰺ヶ沢町を流れる赤石川の支流・沼ノ沢川沿い、白神山地の北端近くに、深谷、細
ケ平、黒森の3集落が点在する。まとめて「深谷地区」と呼ばれることもある。世帯
数は計60弱、住民は約180人。この15年で3割近く減った。高齢化も進んでいる。だ
が、人々は自ら"公共事業"を手掛け、バス路線を維持し、地区の活性化委員会を組
織して「より生きがいある暮らし」を目指す。深谷地区の人々の姿は、21世紀の本県
の進路に多くのヒントを与えてくれる。

●弘大と提携、活性化策探る
 「バスの運行は、長く地元の悲願だった」。深谷集落の滝吉和俊町会長(63)は振
り返る。深谷地区の三集落は赤石川沿いの県道から外れ、かつては路線バスもなかっ
た。一九七〇年代までは除雪が十分に行われず、冬は自動車交通そのものに支障をき
たす不便さだった。
 地区の人々は「全世帯が毎月千円分のバス回数券を購入して路線を支える」という
住民参加型の手法を考案。ついに九三年八月、町中心部との間に念願の路線バスを走
らせた。
 「三集落はそれまで、特に強い結びつきはなかった。しかし、バス路線の開設運動
が、まとまりの原点になった」と滝吉さん。その後、バスは一日十便から四便に減る
一方、購入する回数券は月二千円に"値上げ"されたが、路線は健在だ。
 二〇〇七年、深谷地区の人々は弘前大学人文学部社会学研究室・山下祐介准教授と
町役場の協力を得て、地区そのものの活性化に乗り出した。容赦なく進む人口減少や
高齢化にどう対応し、暮らしを持続させるか。まずアンケートを行って住民のまなざ
しを確認する傍ら、岩手県にも出向き、山間地域活性化の先進事例を視察した。
 そして〇八年八月、住民と弘大の学生、町職員が参加して「深谷地区活性化委員
会」が発足した。委員長には滝吉さんが、副委員長には細ケ平町会長の工藤幸夫さん
(66)と、黒森町会会長の山田衛さん(73)が就任した。
 十月には委員会の初の事業としてモニターツアーを企画し、黒森集落近くにあるブ
ナ林散策ゾーン「ミニ白神」に、弘大の大学生ら十六人を招いた。クリ拾いを楽し
み、山菜料理に舌鼓を打つ若者らの姿は、地区の人々に感銘と、新たな事業を模索す
る勇気を与えた。次の一手は何か。活性化委員会のメンバーは思案中だ。
 「私たちの地域は、とにかく仲が良くて、まとまっている。それが何よりの宝だ」
と口をそろえる滝吉さんと工藤さん、山田さん。その言葉は、地域の皆の思いでもあ
る。

●水道事業 自分たちの手で/「スローな公共工事」実践
 二〇〇八年十一月、深谷集落は、目に染みる紅葉に包まれていた。「さて、出掛け
るか!」。集落の外れに集まった六人の男女が、砂利道を踏みしめて裏山へ向かう。
行き先は五月に見つけたばかりの水源地だ。冬を控え、集落へ飲料水を引くパイプが
雪でつぶれないよう手入れするのだという。
 鰺ヶ沢町の山間部には、町の上水道に頼らず、独自に"水道事業"を手掛けている
集落がいくつかある。深谷地区の三集落もそれぞれ水源を確保し、「水道係」を決め
て、飲料水を管理している。
 「うちの集落は二つの水源から水を引いていたけれど、長い間、夏場は水が足りな
くて困っていた。でも今年、草刈りをしていたら偶然、三つ目の水源が見つかっ
た」。大またで歩きながら、六人の一人、滝吉栄さん(48)が教えてくれた。
 住民たちは早速、水源から集落裏の貯水槽まで、一・四キロのパイプを引いた。費
用八十五万円は町会の積立金と町の補助でまかなった。「町も金がない。自分たちで
できることは、自分たちでやらないとね」と滝吉さん。行政に過度に頼らず、必要な
生活基盤を、可能な範囲で住民自らが整える−。いわゆる「スローな公共工事」を、
深谷の人々は実践しているわけだ。
 この日は集落総出の「冬支度日」だった。各世帯が人を出し、年齢や経験に応じ
て、雪囲いや水道の保守作業を分担する。道路沿いで、集落の案内看板にブルーシー
トの覆いを掛けている男性がほほえみかけてきた。
 「イワナを見たかい? 昔、ここで六六センチもある本マスを釣り上げたことがあ
るよ」。手を動かしながら教えてくれたのは滝吉繁夫さん(72)。集落を流れる沼ノ沢
川に目を凝らすと、確かにいた。大きなイワナだ。
 集落南端の集会所では、年配の女性らが掃除にいそしんでいた。「若い人たちは力
仕事や山奥での仕事をするんだ」「年寄りにはこうして楽な仕事が回ってくるの
さ」。床や窓をふきながら、さざめくように女性たちが笑った。

●古い村の知恵、継承を/山下祐介弘大准教授に聞く
 —中山間地域などの集落で、住民の半数が65歳以上となる「限界集落」化や少子
高齢化が進んでいます。
 「実は、高齢者ばかりで生活が困難だという集落は、あまり聞いたことがありませ
ん。問題の本質は、高齢者の比率が高いことよりも、戸数が少なく子どもが少ないこ
と。世代の交代・継承を果たせるかどうかが重要なんです」
 −不便な所に人が住まなくなるのは、仕方ないことのようにも思えます。
 「村や町は本来、生きていくのに都合がよいところに形成されている。歴史的に
も、農村集落の消滅は、災害や戦乱以外ではほとんど例がありません。また、山間部
の集落は一般に、平野部の集落よりも長い歴史を持ち、それだけ古い文化を伝えてい
る面もある。今、山間部の集落が直面している危機は、数百年から1000年以上、
ひょっとしたら縄文以来の文化が消滅の瀬戸際にある、ととらえてもよいかもしれま
せん」
 −限界集落は消えるに任せるべきだという主張も聞きます。
 「まだ、実際に集落消滅が始まったわけではありません。また、この先何が生じる
か、きちんと予測されているわけでもない。それなのに、集落の放棄や山林利用の衰
えに伴って環境がいたずらに悪化したり、歴史的文化の消失に対する不安が広がって
しまえば、中央との格差が広がりつつある地方の足を、さらに強く引っ張る事態にな
るでしょう」
 −私たちはどうしたらいいのでしょう。
 「過疎問題はこれまで、高齢者の生活支援や産業振興の問題として議論されてきた
経緯があります。しかし、本質は、中山間地域などの人口をいかに維持するか。ま
た、戦前生まれの人々が持つ知恵や文化を、戦後世代がどう継承するかという問題で
もあります。戦前生まれの世代は、まだ5−10年は元気に暮らしているはず。まず、
家族や集落で当事者がどうしたいか、何ができるか考える。そして、県民・国民みん
なで議論を深める必要がある」
 −弘前大学は過疎地域問題に取り組んでいると聞きます。
 「私と労働・雇用、経済政策の専門家がチームを組んで、地域への人口定着・回帰
を最終目標に、産業創出の可能性を探ったり、リーダーづくりを進める計画です。
鰺ヶ沢町深谷地区のほかにも、提携してくれる集落・個人を募集しています。過疎地
域の暮らしを考えることは『本当の幸せとは何か』を考えることにつながる。今の私
たちのくらしは本当に幸せなんだろうか。熱意ある方や集落の応募と、都市部の皆さ
んの理解・協力をお願いしたいですね」

 <やました・ゆうすけ 1969年、富山県生まれ。九州大学文学部卒。同大大学院、
文学部助手を経て、94年に弘大へ赴任、97年から現職。専攻は地域社会学・環境社会
学。近著に「リスク・コミュニティ論」(弘文堂)がある>

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