2009年3月26日木曜日

[鰺ヶ沢町fメール]第362号 7年間ありがとうございました 362号をもってfメール、ファイナル

7年間ありがとうございました 362号をもってfメール、ファイナル

 3月も末である。つい数日前は春めいたお天気だったが、ここ数日は冬に戻ったよ
うな雪交じりの天候となった。少雪だった今冬、春分の日を過ぎてからの雪模様は、
冬将軍が最後の意地を見せた・・・のだろうか。

 さて、以前からお知らせしていたように、今号をもってfメールを終了させていた
だくことになった。平成14年1月にスタートして以来7年余、今回を含め362回にわた
り読者の皆様に、とき折々の旬の話題を配信させていただいた。

 東奥日報社さんの鰺ヶ沢町関連記事をはじめ、町の話題やお知らせなど、週1回の
配信は結構きついものはあったが、なんとかここまで継続することができたのは、常
に800人台をキープしてきた読者の皆様に支えられてきたからだ。
「読者の皆様に心から感謝申し上げます。長い間、本当にありがとうございまし
た。」

 さて、今週の初め、宮城県在住の読者の方から「fメールをありがとうございまし
た」というタイトルのメールをいただいた。その方は、特に、「いっぷく」のコー
ナーがお好きだったようで、「家族ネタも、仕事での失敗ネタも、自分の行動の失敗
ネタもすべてが人間を感じさせ、親しみが湧いた・・・」とのこと。

 また、fメールの良さを「こんにちはと、訪問する形でこちら(読者)のふところ
にとびこんでくるところ」と、同じ情報源でも自らアクセスするホームページとは異
なる良さがあると綴っていた。さらに、「希望者への有料メールや、メールとホーム
ページが連動したポイント制などを検討してみては・・・」とのご提案で、メールは
結ばれていた。

 メールをいただいた宮城県の方には、心からお礼を申し上げたい。fメールは今回
で終了となるが、こうした貴重なご意見を無にしないよう、今後もネットを活用した
情報提供について、ホームページの充実も含め検討、いや、実際に取り組んでいきた
い。もちろん、fメールを通じて培った貴重な経験を糧として・・・。(M)

 最後に、fメールの読者の皆様。長い間、本当にありがとうございました。そし
て、お世話になりました。心から御礼申し上げます。今後も、鰺ヶ沢町が皆様にとり
まして、よきふるさと、自慢できるふるさととなりますよう、微力ながら努力してま
いりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。(政策推進課一同)

◆◆《お知らせ》fメール配信の終了について◆◆
 鰺ヶ沢町では、町内外の方に対して、町の旬な情報をお届けしようと、平成14年1
月よりメール配信業務を行ってきました。
 しかし、厳しい財政状況の折、徹底した財政再建対策の一環として、このfメール
も今号をもって終了することになりました。
 今後は、町ホームページなどを活用して、更に充実した情報を発信していく予定で
すので、皆さんのご理解をよろしくお願いします。

【ちょっと いっぷく】
 いよいよ最後のいっぷくとなった。私こと、(M)の初登場は、Vol.68、2003年5
月15日号だった。ネタさがしと慣れない?原稿書き、特に、このコーナーは話にオチ
をつけることが求められているようで、妙なプレッシャーがあった。
 このため、ネタがなくなれば、自己犠牲の精神よろしく、自分の失敗談から家内の
失敗談まで、家族ネタを読者の皆様に披露することになり、家内からはいつも怒られ
ていた。
 また、このコーナーについては、役所らしからぬ内容でけしからん・・・と思われ
た方もいると思うが、前文でご紹介した方のように、人間らしさに親しみが沸いたと
か、役所らしくないところが良いなどの激励のことば?もいただいた。
 いずれにしても、読者の皆様あってのfメールだった。
 先日、初登場以来のバックナンバーを見たが、稚拙でつたない文章、内容も自分の
知識の乏しさを露呈するものばかりで、まさに冷や汗ものだ。ただ、自分なりに傑作
?もあったが・・・。
 とはいえ、週1回というfメールの呪縛から、我々は解放されることになった。た
だ、私の性格上、一方で新たな呪縛づくり(企画)を考えてはいる。
 終わりがあれば始まりもある。次回、新たな呪縛で、いや、新たな企画で皆様にお
会いできることを楽しみにし、ちょっと いっぷく、これにてめでたく大団円・・
・。(M)

************************************************************

◆東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」
------------------------------------------------------------
1:川村委員長を再選/県選管
2:<告知板>日本海拠点館で20、22日に音楽イベント
3:両陛下結婚50年祝賀行事に平田さん夫婦招待
4:予算案など可決/鰺ヶ沢地区消防事務組合議会定例会
5:ギャラリー/永野清海遺作展
6:雪上の妙技、果敢に披露/鰺ヶ沢でイベント
7:県ミドル・ディスタンス水泳公認記録会/鰺ヶ沢関連記録
8:グランメール山海荘10周年を180人が祝う
9:新しい土俵、気合入る!/つがる相撲クラブの道場移転、初げいこ

---------------------------------------------------------
(1)2009/3/18(水)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎川村委員長を再選/県選管
 県選挙管理委員会は十七日、県庁内で組織会を開き、板柳町の住職川村能人氏(51)
を委員長に再選した。任期は四年間。
 川村委員長は地方自治法の規定に基づき、委員長職務代理者に鰺ヶ沢町の会社役員
一戸一剛氏(54)を指定した。

---------------------------------------------------------
(2)2009/3/19(木)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎<告知板>日本海拠点館で20、22日に音楽イベント
 音楽を通して鰺ヶ沢町のまちづくりを考える「あじがさわ○○会(まるまるか
い)」は20日午後6時から、1階冬の広場で「みんなで歌おう おとin鰺ヶ沢」を開
く。歌声喫茶のように、参加者が歌集を手に懐かしい歌を一緒に歌いながら交流す
る。前売り券800円(手作り歌集パンフレットとソフトドリンク付き)を同館などで
販売中。入場料の一部は同町に寄付される。
 また、同町の学芸員として音楽の里づくり事業を担当する齊藤愛子さんが22日午後
5時から3階ホールで、大学時代の同級生でモデルやピアニストなどとして活躍中の田
口真弓さんとのピアノデュオリサイタルを開く。ピアニストの岡田照幸さん(日本海
拠点館館長)らも賛助出演する。入場無料。
 どちらも問い合わせは同館(電話0173-72-5555)へ。

---------------------------------------------------------
(3)2009/3/20(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎両陛下結婚50年祝賀行事に平田さん夫婦招待
 宮内庁は十九日、四月十日の天皇、皇后両陛下結婚五十年の祝賀行事の一環として
当日、皇居・宮殿に招かれる全国の夫婦百一組の名簿を発表した。本県からは鰺ヶ沢
町の元漁業・平田慶一さん(85)、ふさゑさん(74)夫婦、八戸市の和菓子職人・松田萬
吉さん(78)、八重子さん(71)夫婦の二組が選ばれた。
 宮内庁によると、両陛下の「喜びを国民と分かち合いたい」との考えに沿って、都
道府県が中心となり、今年中に結婚五十年を迎える夫婦の中から、それぞれの地域で
社会貢献や奉仕活動などを続けてきた人々を選んだ。招待された夫婦は当日、宮殿で
両陛下とお茶を共にして懇談する。
 鰺ヶ沢町の平田さん夫婦は二人で祝賀会に出席する予定。慶一さんは「招待された
理由は全然分からない。私たちでなければだめなのか悩んだが、せっかくの機会なの
で参加することを決めた」、ふさゑさんは「招待されたことにびっくりしている」と
話す。
 松田さん夫婦は一九五九年五月三日に結婚して以来、和菓子「鶴子まんじゅう」の
製造に携わり、八戸市を代表する銘菓に育て上げた。萬吉さんは今も朝一番で工場に
入り、八重子さんと二人三脚で菓子を作っている。
 萬吉さんは、宮内庁からの招待を「皆さまのおかげで、心から感謝しています。二
〇〇五年秋に黄綬褒章を受章した際にも皇居に伺いました。今回は二度目の上、妻も
一緒にということで、大変うれしい」、八重子さんは「ただただ驚き、夢のような感
じです。なぜ私たちが選ばれたか、不思議でなりません」と話している。

---------------------------------------------------------
(4)2009/3/20(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎予算案など可決/鰺ヶ沢地区消防事務組合議会定例会
 19日開会、2009年度一般会計予算案など3議案を原案通り可決し、閉会した。09年
度一般会計予算は、前年度当初比10.7%減の5億8千128万3千円。

---------------------------------------------------------
(5)2009/3/21(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎ギャラリー/永野清海遺作展
 二十二日まで、鰺ヶ沢町の日本海拠点館で。
 一九七三年から同町で清心書道会を主宰、二〇〇七年に亡くなった永野清海(本名
・利一)さんの遺徳をしのぼうと同会が企画。遺作二十五点と、会員の作品十点を展
示している。遺作は、遺族や会員のほか町内の個人宅などで所蔵しているものを借り
受けた。門下生たちは「先生への恩返しになれば」と話している。

---------------------------------------------------------
(6)2009/3/23(月)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎雪上の妙技、果敢に披露/鰺ヶ沢でイベント
 三月も下旬。残り少ない雪のシーズンを惜しむように、鰺ヶ沢町のナクア白神ス
キーリゾートでは二十二日、スノーボードやスキーの技を披露するイベント「スノー
バンクフェス(チャンスタイムVol.3)」が開かれた。気温が一〇度近くにまで上
昇。午後からは小雨模様となり、スノースポーツにはあいにくの天候だったが、参加
者たちはこの冬に磨いた技の完成度や独自性などを競い合った。
 弘前市のスノーボード愛好者の団体Lee−Weeが企画し今年で三回目。県内外から集
まったボーダーやスキーヤー九十七人が、特設ジャンプ台や、階段の手すりを模した
「レール」、「ボックス」と呼ばれる飛び乗って滑走する台など七つの関門に挑戦し
た。
 ジャンプ部門で高得点を挙げ入賞した青森市の木村隼也さんは「昨年より転倒が少
なかったのが良かったのかも。来年はもっと上の順位を狙いたい」と笑顔で話してい
た。

---------------------------------------------------------
(7)2009/3/23(月)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎県ミドル・ディスタンス水泳公認記録会/鰺ヶ沢関連記録
(20日・青森ヤクルトスイミングスクール)
 【男子】
 ▽千五百メートル自由形 (1)中曽根功也(ウイング十和田)16分28秒43=県中
学新(2)老久保亮(ヤクルト八戸)16分34秒13(3)阿保貴(ヤクルト弘前)16分
52秒50(4)中嶋(鰺ヶ沢SC)(5)横道(ヤクルト八戸)(6)老久保俊(同)
 ▽二百メートル平泳ぎ (1)神裕司(鰺ヶ沢SC)2分23秒14=大会新(2)飯田
(青森ヤクルト)2分24秒45(3)佐藤(青森山田中)2分28秒70(4)横山(JSS弘
前)(5)川嶋(八工大一)(6)瓜田(ウイング五所川原)
 ▽二百メートル背泳ぎ (1)田中寛基(SA五所川原)2分8秒22(2)大野(八工
大一)2分11秒70(3)米谷(SA五所川原)2分19秒83(4)成田(鰺ヶ沢SC)(5)
相馬(ヤクルト青東)(6)今(青森ヤクルト)
 ▽二百メートルバタフライ (1)山中雄登(ヤクルト弘前)2分16秒40(2)西
原(ヤクルト八戸)2分19秒31(3)老久保亮(同)2分21秒53(4)今(鰺ヶ沢SC)
(5)長畑(ウイング十和田)(6)田中(JSS弘前)
 【女子】
 ▽二百メートル自由形 (1)藤田はるか(ヤクルト青東)2分10秒75(2)有馬
(青森ヤクルト)2分12秒69(3)千葉(ヤクルト青東)2分15秒52(4)大柳(八工
大一)(5)今(鰺ヶ沢SC)(6)荒岡(ウイング八戸)
 ▽四百メートル同 (1)藤田はるか(ヤクルト青東)4分27秒82(2)太田
(鰺ヶ沢SC)4分28秒93(3)山田(ヤクルト青東)4分34秒72(4)佐藤(同)
(5)一戸(ゆうえい館)(6)工藤美(SA五所川原)
 ▽八百メートル同 (1)米谷瑞紀(SA五所川原)9分25秒53(2)佐山(ウイン
グ三沢)9分29秒87(3)田中(八工大一)9分35秒09(4)笹村(鰺ヶ沢SC)(5)
木村(SA五所川原)(6)白銀(青森山田中)
 ▽二百メートル平泳ぎ (1)須郷真衣(ヤクルト青東)2分41秒61=
県学童新(2)佐々木(ゆうえい館)2分42秒55(3)山本(ヤクルト青東)2分46秒
54(4)田中(ウイング八戸)(5)三上(ウイング五所川原)(6)山下(鰺ヶ沢
SC)
 ▽二百メートル背泳ぎ (1)稲場由紀子(鰺ヶ沢SC)2分18秒18=大会新(2)
杉沢(ヤクルト弘前)2分23秒32(3)工藤美(SA五所川原)2分23秒63(4)白銀
(青森山田中)(5)小関(鰺ヶ沢SC)(6)田中(ヤクルト弘前)
 ▽四百メートル同 (1)稲場由紀子(鰺ヶ沢SC)4分55秒81=大会新(2)米谷
(SA五所川原)5分1秒19(3)藤井(ウイング八戸)(4)佐山(ウイング三沢)
(5)山本(ヤクルト青東)(6)白銀(青森山田中)
 ◇最優秀選手賞▽高校生 小田桐勇人(青森山田高)▽中学生 中曽根功也(ウイ
ング十和田)▽小学生 中嶋結衣(鰺ヶ沢SC)
 ◇優秀選手賞▽高校男子 田中寛基(SA五所川原)▽中学同 飯田潤哉(青森ヤク
ルト)▽小学同 宮本丈二(ウイング三沢)▽高校女子 稲場由紀子(鰺ヶ沢SC)▽
中学同 藤田はるか(ヤクルト青東)▽小学同 須郷真衣(同)

---------------------------------------------------------
(8)2009/3/24(火)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎グランメール山海荘10周年を180人が祝う
 鰺ヶ沢町の杉澤興業は二十三日、同社が町内で運営する「ホテルグランメール山海
荘」の十周年と「水軍の宿」の十五周年を記念し、ホテルグランメール山海荘で祝賀
パーティーを開いた。
 関係者約百八十人が出席。杉澤むつ子社長は「地域の皆さまに愛される宿として、
貢献できる事業をしていきたい」とあいさつ。長谷川兼己町長、工藤兼光県議らが祝
辞を述べた。
 パーティーは二十四日も開かれる。

---------------------------------------------------------
(9)2009/3/24(火)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎新しい土俵、気合入る!/つがる相撲クラブの道場移転、初げいこ
 つがる市のつがる相撲クラブは二十日、同市木造の大神宮近くに道場を移転し、土
俵開きを行った。今月末の全国大会に臨む同クラブの子どもらが、真新しい土俵での
初げいこに汗を流した。
 同クラブはこれまで、同市の向陽小学校近くにある旧木造中学校の音楽室を改装
し、道場として使っていた。しかし、二月二十日深夜から二十一日未明にかけての強
風で、道場の外壁がはがれ落ち、そのままでは危険なため使用できなくなったとい
う。
 このため、同クラブは父母らの協力で、大神宮裏にある縫製会社跡の建物を改装。
床板をはがし、トラックで土を運び込むなどして土俵を作り、約二週間かけて新しい
道場を完成させた。土俵開きでは、同クラブの子どもたちや父母ら十五人が玉ぐしを
ささげ、けいこの安全を祈願した。
 同クラブの越後谷清彦代表は「子どもたちも手伝ってくれたので、思ったより早く
土俵ができた。新しい道場に移ったのを機に、クラブの全国大会で上位入賞を狙いた
い」と話していた。
 また、同クラブや鰺ヶ沢町、深浦町、鶴田町、中泊町の子どもたちで構成する高山
稲荷神社チームは三十、三十一の両日、三重県の伊勢神宮で開かれる全国鎮守の森こ
ども相撲大会に出場する。
 個人戦に出場する菊地新君(向陽小二年)は「新しい土俵だと気合が入る。前に出
る攻めの相撲で優勝を目指します」と張り切っていた。

============================================================
<東奥日報社の担当>
〒030-0180 青森市第二問屋町3丁目1-89
東奥日報社編集局メディアセンターデジタル編集部
TEL 017-739-1111
FAX 017-739-1708
Mail af-mail@toonippo.co.jp
============================================================
・このfメールは鰺ヶ沢町が費用負担し、同町と東奥日報社が協力
して作成しています。
・東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」の見出し、記事本文はすべて東奥
日報社の著作物です。コピーや加工、再配付はしないでください。

2009年3月19日木曜日

[鰺ヶ沢町fメール]第361号 〜子どもたちが町の「元気な応援団」〜

〜子どもたちが町の「元気な応援団」〜

 前回のfメール(Vol.360)で紹介した「限界集落」。過疎化などで65歳以上の人
口が50%を越え、社会的共同生活が困難になる「限界集落」に、およそ10年後には
鰺ヶ沢町の全集落の4割近くが相当すると言われている。

 地域住民と町職員は、そんな不安と危機感を抱きながらも、「行財政改革」「協働
のまちづくり」「地域の再生」を政策の3本柱に掲げ「未来のあじがさわ」の発展の
ために官民一体となり日々まちづくりを推進している。

 そこで今回は、「未来のあじがさわ」と「未来を担う子どもたち」のために元気な
活動を続けている相撲の「丹代道場(齋藤孝夫館長)」を紹介したい。

 今やテレビで特集が組まれたり、常に全国の上位にランキングされている「丹代道
場」は、館長が13年前に自宅のビニールハウスを改造して道場を開いたのがはじまり
である。現在のクラブ員は、創立当時の30人より減ってはいるが、町内外の小学1年
生から中学生の男女合わせて17人が元気に稽古をしている。

 道場に通う子どもたちは、月曜日から金曜日の午後5時になると集合し、厳しい練
習に泥だらけになりながら、時には泣きながら必死に耐えて全国大会で優勝するまで
に成長した。そう、相撲王国青森県、相撲王国鰺ヶ沢を復活させてくれたのだ。

 この相撲王国復活までの道のりには、練習での励まし合いと試合での喜びや悔しさ
から学んだ子どもたちの友情があり、また、その子どもたちを暖かく支えてくれる保
護者や地域の方々の強い絆と協力があることを忘れてはならない。

 この子どもたちの繋がりと保護者や地域の結びつきが、相撲活動を通して町の未来
を支え、厳しい練習から強い精神力を培った子どもたちが、町の明るい未来を切り開
いていく。忘れかけた栄光や昔の輝きを取り戻すのは並大抵な事ではないが、汗と泥
にまみれながら、必死に相手に向かっていく子どもたちの純粋な瞳が、鰺ヶ沢町の
「地域の再生」に希望を与えている。(DB)

◆◆《お知らせ》fメール配信の終了について◆◆
 鰺ヶ沢町では、町内外の方に対して、町の旬な情報をお届けしようと、平成14年1
月よりメール配信業務を行ってきました。
 しかし、厳しい財政状況の折、徹底した財政再建対策の一環として、このfメール
も今年度をもって終了することになりました。
 今後は、町ホームページなどを活用して、更に充実した情報を発信していく予定で
すので、皆さんのご理解をよろしくお願いします。

◆イベント情報等
◎ギャラリー活用支援事業
鰺ヶ沢清心書道会「永野清海遺作展」開催
期間/3月20日(金・祝)〜22日(日)
時間/9:00〜17:00
場所/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/無料
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]

◎みんなで歌おう「おとin鰺ヶ沢」開催
日時/3月20日(金・祝) 18:00スタート
会場/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/前売800円(ワンドリンク付)
《お問合せ》あじがさわ○○会事務局(日本海拠点館内)
      [電話:0173-72-5555]

◎amfリサイタルシリーズ2008-2009
「齊藤愛子&田口真弓ピアノデュオリサイタル」開催
<二人のピアノソロによるショパンのノクターンをはじめ、それぞれの恩師による連
弾や師匠との共演など、バラエティーあふれたリサイタル。ぜひご来場下さい。>
日時/3月22日(日) 16:30開場・17:00開演
場所/日本海拠点館3階ホール
入場料/無料(入場整理券を各地区公民館、海の駅わんど、日本海拠点館で配布中)
《お問合せ》amf実行委員会(日本海拠点館内)
      [電話:0173-72-5555]

**海の駅わんどからお知らせ**
〜新規テナント募集!〜
 海の駅わんどでは、海の駅内店舗の新規テナントを募集しています。応募は、町内
外の法人または個人で「地元住民及び観光客に親しまれる店舗」の経営をできる方で
す。出店を希望される方は、下記までご連絡下さい。
概要 [名  称]海の駅わんど
   [所 在 地]西津軽郡鰺ヶ沢町大字本町246-2
   [構  造]鉄骨造ステンレス鋼板葺2階建
   [店舗面積]17.3坪(約57平方メートル)〜40.1坪(約132.2平方メートル)
   [店舗種類]特に指定無し
   [開  業]随時
※希望者には募集要項及び提出書類をお渡しします
※選考方法は、書類審査及び面談です
《申込先・お問合せ》海の駅わんど[電話:0173-72-6661]

【ちょっといっぷく】
 最後のバッターボックスに立った清原和博、ステージにマイクを置いて、一度も振
り返らず去っていった山口百恵(ちょっと古いかな)。みんな最後の時は、今の私の
心境だったのかなあ、そう思いながら筆をはしらせた私のラストfメール、そしてラ
ストいっぷく。
 「ちょっといっぷく」を振り返ると、デビューした4月は慣れない農作業で引き締
まった体MAX95kgを宣言し、7月には卓上扇風機と自分に葛藤した。8月には、農作業
を急ぎすぎて「ハチ」の攻撃で病院へ通い、9月は眠れない夜の気温と家族との意見
の違いに悩みだした。そして、11月には体調をくずし通院した看護師の一言にショッ
クを受け、新年2009年のスタートは、我が家恒例の年越しジャンプを体が重くて達成
出来なかった。
 つまり4月に、「引き締まった体=ダイエット」を宣言したのに実行出来なかった
事が、すべての出来事に影響していたことを、私は3月のfメール(ちょっといっぷ
く)で思い知った。
 背伸びをしないで過ごす、ありのままの自分って難しいですよね。だから新年度
は、「自然体」をテーマにがんばります。1年間ありがとうございました。来年度
は、何だかいけそうな気がします。(DB)
※課内全員が'無理'と思っています!(M)

************************************************************

◆東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」
------------------------------------------------------------
1:五所川原地区春季室内水泳競技大会
2:長〜い廊下ぞうきんで疾走/木造校舎「日本一」赤石小
3:町職員・特別職の給与減額幅を拡大
4:不良債務15年度解消目指し改革プラン/鰺ヶ沢病院
5:「海の駅」管理者に町観光協会/鰺ヶ沢町定例会
6:県警1、2次異動/鰺ヶ沢町関連分

---------------------------------------------------------
(1)2009/3/12(木)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎五所川原地区春季室内水泳競技大会
(フィットネスクラブウイング五所川原)=鰺ヶ沢関連の1位のみ
 【男子】
 ◇五十メートルバタフライ ▽小学4−6年 山本卓(舞戸)35秒97
 ◇二百メートルメドレーリレー ▽小学4−6年 鰺ヶ沢SC2分17秒15
 ◇二百メートルリレー▽小学4−6年鰺ヶ沢SC2分8秒10
 【女子】
 ◇五十メートルバタフライ ▽小学4−6年 神詩織(舞戸)43秒30

---------------------------------------------------------
(2)2009/3/12(木)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎長〜い廊下ぞうきんで疾走/木造校舎「日本一」赤石小
 廊下の長さが百四十七メートルあり、木造校舎で「日本一長い」とされる鰺ヶ沢町
の赤石小学校(嶋川龍雄校長、児童四十九人)で十一日、廊下を使ったぞうきんがけ
リレーが行われた。町の学区再編計画で同校は、二〇一一年度に南金沢小とともに西
海小へ統合される方針が打ち出されたばかり。児童や保護者は寂しさを感じながら
も、白熱した戦いを繰り広げた。
 同リレーは六年生の卒業記念として二年前に初めて行われ、今年で三回目。毎年、
六年生が実行委員となって運営している。児童たちは二組に分かれ、赤と白のぞうき
んをバトン代わりに、一人十メートルずつぞうきんがけをして廊下を往復、速さを
競った。
 今回は保護者も初参加。五・六年生チームと対戦したが、育ち盛りの児童たちには
及ばなかった。今友里亜さん(五年)は母美恵子さん(35)と同区間で戦い「お母さん
に勝てて良かった」とにっこり。美恵子さんは「短いようで長い距離でした」と笑っ
た。
 実行委員長を務めた今爵樹君(六年)は「学校がなくなるまで、リレーを受け継い
でいってほしい」と語り、母由紀美さん(39)は「少子化なので仕方ないが、地元の学
校に通うのが一番いいと思う」と複雑な思いをのぞかせた。
 リレーに先立ち、全校児童が二年がかりで製作したかるたを使って体育館でゲーム
が行われ、盛り上がりを見せた。

---------------------------------------------------------
(3)2009/3/14(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎町職員・特別職の給与減額幅を拡大
 鰺ヶ沢町は二〇〇九年度、厳しい財政状況を考慮し、職員と特別職の給与の減額幅
を拡大する。町議会も〇九年度の期末手当を全額カットし、〇八年度とほぼ同じ減額
を続ける。ともに十三日の定例町議会で関連条例案が可決された。
 町総務課によると、町職員全体(病院など公営企業を除く)の〇八年度給与は、期
末手当の減額などにより約五千百万円を削減している。
 〇九年度は期末手当の減額幅を拡大、管理職手当の不支給を継続するなどしてさら
に約五千七百万円を削減、支給額を本来に比べ約一億八百万円少なくする。
 町長ら特別職三人合計の給与の削減額は、〇八年度の約四百四十万円が〇九年度は
約四百九十万円となる。
 一方、町議会は〇八年度に月額報酬の減額や十二月期末手当の不支給などにより約
一千百二十万円を削減。〇九年度は期末手当の全額カットでほぼ同額の削減を続け
る。

---------------------------------------------------------
(4)2009/3/14(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎不良債務15年度解消目指し改革プラン/鰺ヶ沢病院
 鰺ヶ沢町立中央病院は十三日、国の公立病院改革ガイドラインに沿って二〇〇九年
度から取り組む改革プランをまとめ、町議会に報告した。経費削減と収入増加対策を
進め、一五年度に不良債務(資金不足)を解消することを目指す。
 同プランは一三年度までの五カ年計画。収支計画は、国の支援策である「公立病院
特例債」の償還最終年度となる一五年度まで作成した。プランでは、特例債を活用し
て不良債務三億四千九百万円(〇七年度決算時点)をいったん解消。人件費削減や委
託費などの経費削減などにより、〇九年度以降の黒字を見込む。収支計画では〇九年
度の黒字を二千万円、一三年度は五千八百万円としている。

---------------------------------------------------------
(5)2009/3/14(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎「海の駅」管理者に町観光協会/鰺ヶ沢町定例会
 13日、2009年度一般会計当初予算案、海の駅の指定管理者として町観光協会を4月
から3年間指定する議案など37議案、諮問1件、議員発議の条例案2件、意見書案1件を
原案通り可決、同意し、会期を3日繰り上げて閉会した。同予算案には、指定管理者
制度に移行できない場合に休止を予定していた室内温水プールについて管理費2千543
万円を計上、09年度も運営を続ける。
 人事案件では、町教育委員に番場幸浩氏(67)を再任、人権擁護委員に杉原勇氏(66)
を推薦することにそれぞれ同意した。

---------------------------------------------------------
(6)2009/3/16(月)夕刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎県警1、2次異動/鰺ヶ沢町関連分
 ▽定年退職(鰺ヶ沢署次長)小山内憲幸
 (以上31日)
 ▽鰺ヶ沢署次長(八戸署留置官兼留置管理課長)中谷修
 ▽五所川原署総務課長(鰺ヶ沢署業務指導官兼地域課長)細越実
 (以上4月1日)
 ▽交通規制課課長補佐(鰺ヶ沢署交通課長)服部修
 ▽警備第一課課長補佐(鰺ヶ沢署警備課長)大津英隆
 (以上4月1日)
 ▽鰺ヶ沢署地域課長(弘前署)中嶋千秋
 ▽鰺ヶ沢署交通課長(警備第二課)東海正友
 ▽鰺ヶ沢署警備課長(警備第一課)森秀哉
 (以上4月1日)
 ▽会計課主幹(鰺ヶ沢署主幹会計課長)佐藤洋
 ▽鰺ヶ沢署主幹会計課長(青森署主幹)佐々木博
 (以上4月1日)

============================================================
<東奥日報社の担当>
〒030-0180 青森市第二問屋町3丁目1-89
東奥日報社編集局メディアセンターデジタル編集部
TEL 017-739-1111
FAX 017-739-1708
Mail af-mail@toonippo.co.jp
============================================================
・このfメールは鰺ヶ沢町が費用負担し、同町と東奥日報社が協力
して作成しています。
・東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」の見出し、記事本文はすべて東奥
日報社の著作物です。コピーや加工、再配付はしないでください。
・ふるさとメールの申し込みや解除は東奥日報社のホームページか
ら行うことができます。http://www.toonippo.co.jp/

2009年3月12日木曜日

[鰺ヶ沢町fメール]第360号 まちづくりの第2ステージ・・・

まちづくりの第2ステージ・・・

 少子高齢化が進んでいる鰺ヶ沢町。統計上では、およそ10年後には全集落の4割近
くが「限界集落」に相当するとされている。

 「限界集落」とは、65歳以上の高齢者が集落人口の過半数を超え、そのことにより
集落の自治や生活道の維持管理、冠婚葬祭など、社会的共同生活の維持が困難な状況
にある集落を指し、やがてその集落は消滅に向かうとされている。しかし、これらの
ことは、高齢者の増加もさることながら、地域の担い手がいないこと、即ち、子ども
達がいないことが大きな問題とされている。

 当町における少子高齢化は、山間部のみならず市街地においても進んでおり、多く
の人たちが近い将来の集落機能の崩壊について、少なからず不安と危機感を抱いてい
る。地域の担い手が定住してくれるためには雇用、教育など多くの課題を解決しなけ
ればならないが、その打開策を見いだすのは容易ではない。しかしながら、ただ手を
こまねいてもいられない。

 さて、当町では、地域発想のまちづくりを推進するため、平成12年度から各地区
公民館に職員を配置して、人づくり、地域づくりに取り組み、その結果、地域性や資
源を生かした様々な取り組みが各地で進められているところである。しかしながら、
産業はもとより、福祉、教育、生活基盤等、地域には依然として多くの問題や課題が
横たわっているのが実情である。

 このため町では、このような地域課題の解決に取り組むため、新年度から、従来
行ってきた地域づくりに対する支援に加え、協働のまちづくりを強力に推進していく
機関として、各地区公民館内に「地区振興センター」を置き、町長部局の職員を配置
することにしている。そして、地域側、行政側双方に、連携・協力を加速させるため
の体制づくりすすめ、地域密着型のまちづくりに取り組むことにしている。

 新年度からは、まちづくりの第2ステージとして、行政と住民が共にまちづくりの
担い手として真に向き合い、文字通りの「協働のまちづくり」に向かって新たなス
タートを切る。(お)

◆◆《お知らせ》fメール配信の終了について◆◆
 鰺ヶ沢町では、町内外の方に対して、町の旬な情報をお届けしようと、平成14年1
月よりメール配信業務を行ってきました。
 しかし、厳しい財政状況の折、徹底した財政再建対策の一環として、このfメール
も今年度をもって終了することになりました。
 今後は、町ホームページなどを活用して、更に充実した情報を発信していく予定で
すので、皆さんのご理解をよろしくお願いします。

◆イベント情報等
◎ギャラリー活用支援事業
「徒然あじがさわデジタル写真展2009〜わさお/この町〜」開催
<インターネットやTVなどで話題となっている秋田犬「わさお」と鰺ヶ沢の風景を、
工藤健さんがこれまで撮影した約50点の写真を展示。ぜひご来場下さい。>
期間/2月18日(水)〜3月15日(日)
時間/9:00〜17:00(火曜日は休館日)
場所/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/無料
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]

◎新春チャリティー「照秀会舞踊発表会」開催
日時/3月15日(日) 10:00開演(9:00開場)
会場/日本海拠点館3階ホール
入場料/500円
主催/舞踊照秀会
後援/町教育委員会ほか
《お問合せ》町教育委員会 教育課社会教育班[電話:0173-72-2111(内線331)]

◎ギャラリー活用支援事業
鰺ヶ沢清心書道会「永野清海遺作展」開催
期間/3月20日(金・祝)〜22日(日)
時間/9:00〜17:00
場所/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/無料
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]

◎みんなで歌おう「おとin鰺ヶ沢」開催
日時/3月20日(金・祝) 18:00スタート
会場/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/前売800円(ワンドリンク付)
《お問合せ》あじがさわ○○会事務局(日本海拠点館内)
      [電話:0173-72-5555]

◎amfリサイタルシリーズ2008-2009
「齊藤愛子&田口真弓ピアノデュオリサイタル」開催
<二人のピアノソロによるショパンのノクターンをはじめ、それぞれの恩師による連
弾や師匠との共演など、バラエティーあふれたリサイタル。ぜひご来場下さい。>
日時/3月22日(日) 16:30開場・17:00開演
場所/日本海拠点館3階ホール
入場料/無料(入場整理券を各地区公民館、海の駅わんど、日本海拠点館で配布中)
《お問合せ》amf実行委員会(日本海拠点館内)
      [電話:0173-72-5555]

**海の駅わんどからお知らせ**
〜新規テナント募集!〜
 海の駅わんどでは、海の駅内店舗の新規テナントを募集しています。応募は、町内
外の法人または個人で「地元住民及び観光客に親しまれる店舗」の経営をできる方で
す。出店を希望される方は、下記までご連絡下さい。
概要 [名  称]海の駅わんど
   [所 在 地]西津軽郡鰺ヶ沢町大字本町246-2
   [構  造]鉄骨造ステンレス鋼板葺2階建
   [店舗面積]17.3坪(約57平方メートル)〜40.1坪(約132.2平方メートル)
   [店舗種類]特に指定無し
   [開  業]随時
※希望者には募集要項及び提出書類をお渡しします
※選考方法は、書類審査及び面談です
《申込先・お問合せ》海の駅わんど[電話:0173-72-6661]

【ちょっといっぷく】
 平成14年1月10日、県内のトップを切って第1号が配信され鰺ヶ沢町fメールも今回
が360号、いよいよ残すところあと2号となりました。小生、実は当時の担当(O)と
して1号から11号まで記事を執筆していました。何しろ、県内初ということで、どの
ようなスタイル、ボリュームで情報をお届けすればいいのかわからず、手探り状態で
スタートした記憶があります。いま読みかえすのも恥ずかしい限りですが、おやじ
ギャグ満載でスタートした、この「ちょっといっぷく」コーナーも、廃止されずに最
後まで続いてきたことを思うと感慨深いものがあります。これも読者の皆様の励まし
と支えがあったからこそです(泣)。・・・と、ここまで書くと、もう話の「オチ」
は付けようもありません。文章力が落ちたと言うことでお許しを。(お)

************************************************************

◆東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」
------------------------------------------------------------
1:3年連続カラ財源4億2800万円計上/09年度予算案
2:プールは直営継続の方針/09年度予算案
3:自由な発想"いすの国"/青森で29日まで安田美代さん陶芸展
4:鰺ヶ沢町定例会3日開会
5:津軽ひろ子歌謡ショー
6:わさおブーム火付け役・京都の女性が10カ月ぶりに鰺ヶ沢訪問
7:搾りたてたまらん!/新酒の会で3種類を飲み比べ

---------------------------------------------------------
(1)2009/3/4(水)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎3年連続カラ財源4億2800万円計上/09年度予算案
 財政状況が厳しさを増している鰺ヶ沢町は三日、二〇〇九年度一般会計当初予算案
で歳入不足を補うため、財源の裏付けがない「カラ財源」四億二千八百万円を計上し
たことを明らかにした。当初予算で赤字を計上するのは三年連続。長谷川兼己町長は
同日開会した定例町議会の本会議で「財政再生団体への転落を何としても回避すべ
く、さらなる財政対策を講じていく」と強調した。
 町によると、三年連続のカラ財源は、日本海拠点館など「箱モノ」建設で膨らんだ
借金返済に充てる公債費負担が依然大きいことが響いている。〇九年度は特別職や職
員の期末手当などの引き下げ幅拡大、県内出張時の日当全廃、公共施設の管理運営見
直しなどによる歳出削減に取り組むほか、政策的経費も抑えているが、地方交付税の
減額などにより財源不足を解消できなかった。
 町は、当初予算でカラ財源四億六千四百万円を計上した〇八年度の最終決算時点で
の赤字は三億円を割ると見込んでいる。
 今後、〇九年度のカラ財源を圧縮する対策を講じなければ、同年度決算時点で累積
赤字額が七億円規模に膨れ上がることから、長谷川町長は「事務事業の見直しなど引
き続き財政対策を講じる」と述べた。
 一方、誘致を検討している低レベル放射性廃棄物の処分場について長谷川町長は
「今後明らかになる実施計画の内容を確認し、町民説明会などを開くとともに検討委
員会を設置し、多方面からの意見を基に慎重に判断する」と述べた。

---------------------------------------------------------
(2)2009/3/4(水)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎プールは直営継続の方針/09年度予算案
 厳しい財政難を乗り切る方策として、二〇〇九年度から公共施設への指定管理者制
度導入を予定している鰺ヶ沢町は三日、同制度に移行できなければ休止することにし
ていた室内温水プールについて、〇九年度も町による直営を続ける方針を打ち出し
た。
 理由について町は「新たな財源の見通しが立ち、四月からのプール使用料アップで
増収も期待できるため」とし、〇九年度一般会計当初予算案にプール管理費二千五百
四十三万円を計上。管理費の節減対策として一部業務の委託を検討しており、町内の
関係団体と協議を続けている。
 町はプールと同様に指定管理者の公募に申請がなく、休止することにしていた自然
観察館「ハロー白神」についても「経費負担が少ない」などの理由から、〇九年度は
直営を続ける方針。
 同制度へ移行できない場合、対策を講じて町による直営を続ける方針が示されてい
た「光信公の館」については、入館料を引き上げるなどして増収を図る。

---------------------------------------------------------
(3)2009/3/4(水)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎自由な発想"いすの国"/青森で29日まで安田美代さん陶芸展
 青森市合子沢の国際芸術センター青森(ACAC)で、二十九日まで「安田美代展 陶
の椅子−1脚と1編の物語」が開かれている。鰺ヶ沢町の陶芸家安田美代さんが、奔放
な色と形が楽しい、陶のいすを展示。自由な発想と作る喜びにあふれたギャラリー空
間になっている。
 県内を拠点にする注目アーティストを紹介する「ヴィジョン・オブ・アオモリ」の
第五弾。陶のいすとテーブルのほか、壁面には鏡を展示し、計七十点が並んでいる。
 ギャラリーに入ると、まるで"いすの国"のメルヘンチックな世界に迷い込んだよ
う。テーブルを囲んだいすたちの会話が聞こえてくるようだ。
 形は脚、背もたれとも丸みを帯びてボリュームがあり、座面が真っ平らなほかは一
点として同じ形にとどまっていない。ベージュ系の優しい色合いで、多彩な模様が全
体に描かれている。
 美術館での個展は初めてというが、気負いなく「大きい物を作りたい」という志向
を全開させたような印象だ。
 初日の二月二十八日はトークが行われ、料理のワークショップを毎年開いている安
田さん手作りのお菓子が振る舞われる中、活動歴が紹介された。陶芸を始めるきっか
けとなったカップは驚くほどシンプル。「自然、生」というテーマを追求し、野菜を
型にしたり、身体表現に挑んだ時期も。一九九四年に鰺ヶ沢町に転居してからは「す
でにある自然に囲まれて、私が作るものを模索してきた」と振り返った。
 海外での体験も多く紹介し、スペインの建築家ガウディの有名なグエル公園などを
挙げ「植物的とも動物的ともいえる魅力がある」と自身の作品への影響を語った。
 入場は無料。会期中無休。問い合わせは国際芸術センター青森(電話
017-764-5200)へ。

---------------------------------------------------------
(4)2009/3/4(水)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎鰺ヶ沢町定例会3日開会
 2009年度一般会計当初予算案、08年度一般会計補正予算案など37議案と諮問1件を
一括上程した。
 一般会計当初予算案は総額66億8千200万円で、前年度当初比2.1%減。主な歳出は
母子支援センター事業費747万2千円、サル追い払い隊活動事業費510万円、日本海拠
点館指定管理料3千万円など。08年度一般会計補正予算案は3億4千954万3千円を追加
し、総額73億2千850万5千円に。主な歳出は定額給付金給付事業費2億966万3千円な
ど。
 会期は16日まで。一般質問は10、11日(予定)。

---------------------------------------------------------
(5)2009/3/6(金)夕刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎津軽ひろ子歌謡ショー
 黒石市出身の演歌歌手津軽ひろ子(クラウン)が14日に鰺ヶ沢町の舞戸公民館で、
15日につがる市生涯学習交流センター松の館で歌謡ショーを開く。いずれも正午から
と午後6時からの昼夜2回公演。
 津軽は芸能生活40年。妹たみ子と「津軽姉妹」で活動し、たみ子の死去後はソロで
全国各地で公演を開催している。
 今回は数年前から歌い続け、地道にファンを得ている「一天」や、自身が作詞作曲
した曲などを歌う。入場料は500円。お楽しみ抽選会もある。
 問い合わせは鰺ヶ沢町の工藤石材商会(電話0173-72-1224)へ。

---------------------------------------------------------
(6)2009/3/8(日)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎わさおブーム火付け役・京都の女性が10カ月ぶりに鰺ヶ沢訪問
 鰺ヶ沢町のイカ焼き店の飼い犬を「わさお」と名付けてインターネットのブログで
紹介し、ブームのきっかけを作った京都市の二十五歳の女性が七日、約十カ月ぶりに
同町を訪れ、一回り大きくなったわさおと再会した。
 女性は「メレ子」の愛称でブログ「メレンゲが腐るほど恋したい」を運営してい
る。
 昨年四月末に初めて鰺ヶ沢町を訪れた際、国道101号沿いのイカ焼き店「菊谷商
店」でたまたまわさおと対面。その時の様子を写真付きで紹介したところ、ほのぼの
とした文章とわさおの表情が人気を呼び、わさおは一躍有名になった。
 このブログ記事は高く評価され、「アルファブロガー・アワード2008ブログ記事大
賞」の十二本の一つに選ばれた。
 喜びの再会を果たしたメレ子さんは「反響の大きさにびっくりしている。多くの人
にブログを見てもらうようになったのも、わさおのおかげ」と感謝し、飼い主の菊谷
節子さん(66)に、わさおの携帯ストラップをプレゼントした。
 菊谷さんも「こんなに有名になるなんて夢のよう。わさおもうれしそうで、(名付
け親であるメレ子さんのことを)分かっているみたい」と笑顔を浮かべた。

---------------------------------------------------------
(7)2009/3/10(火)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎搾りたてたまらん!/新酒の会で3種類を飲み比べ
 鰺ヶ沢町の舞戸商店会青年部は六日、舞戸公民館で、同町の尾崎酒造の新酒を味わ
う恒例イベント「新酒の会『酒宴』」を開いた。町内外の約二百五十人が、搾りたて
の三種類の地酒(にごり、純米、大吟醸)を味わった。
 同青年部の清野悟部長が「こういう厳しい時代だからこそ、みんなでまっすぐ前を
向いて進んでいきたい」とあいさつ。尾崎酒造の尾崎行一社長が三種類の酒の特徴や
出来栄えを紹介した。
 参加者は新酒を飲み比べながら、地元食材を使ったバイキング料理に舌鼓を打っ
た。地元グループによるねぷたばやし演奏、手踊りなどが披露され、抽選会も行われ
た。

============================================================
<東奥日報社の担当>
〒030-0180 青森市第二問屋町3丁目1-89
東奥日報社編集局メディアセンターデジタル編集部
TEL 017-739-1111
FAX 017-739-1708
Mail af-mail@toonippo.co.jp
============================================================
・このfメールは鰺ヶ沢町が費用負担し、同町と東奥日報社が協力
して作成しています。
・東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」の見出し、記事本文はすべて東奥
日報社の著作物です。コピーや加工、再配付はしないでください。
・ふるさとメールの申し込みや解除は東奥日報社のホームページか
ら行うことができます。http://www.toonippo.co.jp/

2009年3月5日木曜日

[鰺ヶ沢町fメール]第359号 〜明日に向い〜

〜明日に向い〜

 卒業式の話題がちらほら聞こえてきます。3月に入り、気温はまだ低いものの、卒
業を祝福しているかのような青空ものと、町内にある中学校2校は卒業式が行われま
す。

 さて今回は、卒業式にちなみ、卒業式当日に贈られる齋藤〓次郎賞についてふれて
みたいと思います。

 この賞は、前鰺ヶ沢町長の齋藤〓次郎さんが町長の職を退いた際に、「子どもたち
は町の宝、人づくりなくして町の発展はない」との信念から、人材育成のためにと町
に寄附された浄財が基金として創設され、平成12年度から管内の中学校に在籍する卒
業生を対象に、勉学、スポーツ、文化活動等において、特に秀でた成績、功績を残し
た子どもたちを、毎年1〜2名表彰するもの。

 現在までに齋藤〓次郎賞を受賞した生徒は16名。今年も、鰺一中から1名、鰺二中
から1名の受賞が決定し、卒業式の日に表彰が行われています。ちなみに、受賞者に
は表彰状及び盾、副賞として図書券5万円分が贈られるそうです。

 卒業する生徒たちは、4月からの新しい生活に向け、希望や不安が交差した想いを
抱いていることでしょう。これからの長い人生色々なことがあると思うが、明日に向
いがんばってほしい。そして、いずれこの子どもたちが鰺ヶ沢町の明日の未来を築い
てくれることを願っています。(teru)

※「〓」は「ネ」の右に「豊」

◆◆《お知らせ》fメール配信の終了について◆◆
 鰺ヶ沢町では平成14年1月から広報広聴業務の一つとして、メール配信業務を行っ
てきました。
 しかし、厳しい財政状況を踏まえ、徹底した各種業務の見直しに伴い、fメール配
信業務も今年度をもち終了することになりました。
 今後町では、様々な情報を町ホームページなどを活用し、発信していく予定ですの
で、皆さんのご理解をよろしくお願いします。

◆イベント情報等
◎ギャラリー活用支援事業
「徒然あじがさわデジタル写真展2009〜わさお/この町〜」開催
<インターネットやTVなどで話題となっている秋田犬「わさお」と鰺ヶ沢の風景を、
工藤健さんがこれまで撮影した約50点の写真を展示。ぜひご来場下さい。>
期間/2月18日(水)〜3月15日(日)
時間/9:00〜17:00(火曜日は休館日)
場所/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/無料
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]

◎「新酒の会 酒宴」開催
日時/3月6日(金) 18:00〜
場所/舞戸公民館 大ホール
主催/舞戸商店会青年部
限定/250名
料金/3,000円(ビール・ソフトドリンクは別売)
主な内容/にごり・純米・大吟醸の3種類のしぼりたての新酒の飲み放題
     お楽しみ抽選会
     「担ぎ乃会」によるねぷた囃子の演奏 など
チケット販売/鰺ヶ沢町観光協会(電話:0173-72-5004)
       ブックショップ「プラスワン」(電話:0173-72-8780)
《お問合せ》鰺ヶ沢町観光協会(海の駅わんど内)[電話:0173-72-5004]

◎「やまだの熟成みそ&笹餅づくり」開催
日時/3月8日(日) 9:30〜14:30
場所/山田野集会所(旧山田野分校)
参加費/1,500円
申込期限/3月5日(木)
その他/・作った味噌のお土産付き
    ・味噌おにぎりやしぐさ汁などの昼食付き
《申込・お問合せ》やまだのアグリmam事務局 安原
         [電話:0173-72-1618]

◎鰺ヶ沢町老人クラブ連合会「芸能発表会」開催
日時/3月8日(日) 9:00開演(8:30開場)
会場/舞戸公民館ホール
入場料/無料
主催/鰺ヶ沢町老人クラブ連合会
《お問合せ》町教育委員会 教育課社会教育班[電話:0173-72-2111(内線331)]

◎「AJI-ROCK FESTIVAL2009」開催
日時/3月8日(日) 13:30開演予定
場所/日本海拠点館3階ホール
入場料/前売200円・当日300円
出演/7バンド予定
《お問合せ》アジロックフェスティバル実行委員会
      (日本海拠点館内)[電話:0173-72-5555]

◎「林業座談会」開催
日時/3月12日(木) 10:00〜
場所/町中央公民館2階和室
《お問合せ》つがる森林組合本所[電話:0173-72-2436]

◎新春チャリティー「照秀会舞踊発表会」開催
日時/3月15日(日) 10:00開演(9:00開場)
会場/日本海拠点館3階ホール
入場料/500円
主催/舞踊照秀会
後援/町教育委員会ほか
《お問合せ》町教育委員会 教育課社会教育班[電話:0173-72-2111(内線331)]

◎ギャラリー活用支援事業
鰺ヶ沢清心書道会「永野清海遺作展」開催
期間/3月20日(金・祝)〜22日(日)
時間/9:00〜17:00
場所/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/無料
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]

◎みんなで歌おう「おとin鰺ヶ沢」開催
日時/3月20日(金・祝) 18:00スタート
会場/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/前売800円(ワンドリンク付)
《お問合せ》あじがさわ○○会事務局(日本海拠点館内)
      [電話:0173-72-5555]

◎amfリサイタルシリーズ2008-2009
「齊藤愛子&田口真弓ピアノデュオリサイタル」開催
<二人のピアノソロによるショパンのノクターンをはじめ、それぞれの恩師による連
弾や師匠との共演など、、バラエティーあふれたリサイタル。ぜひご来場下さい。>
日時/3月22日(日) 16:30開場・17:00開演
場所/日本海拠点館3階ホール
入場料/無料(入場整理券を各地区公民館、海の駅わんど、日本海拠点館で配布中)
《お問合せ》amf実行委員会(日本海拠点館内)
      [電話:0173-72-5555]

**海の駅わんどからお知らせ**
〜新規テナント募集!〜
 海の駅わんどでは、海の駅内店舗の新規テナントを募集しています。応募は、町内
外の法人または個人で「地元住民及び観光客に親しまれる店舗」の経営をできる方で
す。出店を希望される方は、下記までご連絡下さい。
概要 [名  称]海の駅わんど
   [所 在 地]西津軽郡鰺ヶ沢町大字本町246-2
   [構  造]鉄骨造ステンレス鋼板葺2階建
   [店舗面積]17.3坪(約57平方メートル)〜40.1坪(約132.2平方メートル)
   [店舗種類]特に指定無し
   [開  業]随時
※希望者には募集要項及び提出書類をお渡しします
※選考方法は、書類審査及び面談です
《申込先・お問合せ》海の駅わんど[電話:0173-72-6661]

【ちょっといっぷく】
 fメール担当課に配属され1年が経とうとしています。この1年で7回目の登場とな
りました。
 その間、文章が苦手な私はどうすれば、相手(読者)にうまく伝わるのか悩みなが
ら、日々努力してきたものの、一向に向上せずに、1年が経とうとしています。
 今後はfメールだけに限らず、文書をうまく書けるよう勉強していきたいと思いま
す。(teru)

************************************************************

◆東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」
------------------------------------------------------------
1:2小学・1中学案/鰺ヶ沢町が決定/学区再編計画
2:芸能大会で歌・踊り披露/婦人団体連絡協
3:遭難者捜索いち早く/山遭協支部が救助訓練
4:県産品使った一流の味堪能/大田さん招き料理イベント
5:鰺ヶ沢の再生目指し「未来を拓く会」設立/町民有志
6:岩木山選抜ジャイアントスラローム大会/鰺ヶ沢関連記録
7:告知板/6日に鰺ヶ沢で新酒の会

---------------------------------------------------------
(1)2009/2/27(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎2小学・1中学案/鰺ヶ沢町が決定/学区再編計画
 鰺ヶ沢町は二十六日、町教育委員会から一月に提出を受けた小中学校学区再編計画
の通りに、二〇一一年度に小学校七校を二校、中学校二校を一校へと再編する方針を
決め、公表した。〇九年度早々に町内五地区で説明会を開く予定。
 学区再編は、児童生徒数の減少や校舎の老朽化に対応するのが目的。方針による
と、小学校七校のうち、鳴沢・建石・中村の三校を舞戸小に、南金沢・赤石の二校を
西海小に統合。第一中と第二中も同時に統合し、現在の第二中校舎を使って鰺ヶ沢中
(仮称)としてスタートする。
 町教委は「町としての方針は決まったが、これで最終決定というわけではない。各
地区で計画の内容や今後のスケジュールを丁寧に説明して住民の意見を聞き、理解を
得ながら進めていく」としている。

---------------------------------------------------------
(2)2009/2/27(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎芸能大会で歌・踊り披露/婦人団体連絡協
 鰺ヶ沢町の鰺ヶ沢地域婦人団体連絡協議会(岩山キミ会長)はこのほど、同町の日
本海拠点館でチャリティー芸能大会を開き、町内六婦人会に所属する約百人の女性た
ちが踊りや歌などを披露した。
 今年で二十六回目。出演者たちの熱演・熱唱が約四百五十人の来場者を楽しませ、
最後には全員で「青い山脈」を合唱した。
 振り込め詐欺防止をテーマにした寸劇では詐欺師役で鰺ヶ沢署員も参加、警察官に
扮(ふん)した岩山会長らが熱演し「詐欺に遭わないように注意しよう」と呼び掛け
た。
 同会は、入場料収入から経費などを差し引いた額を町社会福祉協議会に寄付する。

---------------------------------------------------------
(3)2009/2/28(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎遭難者捜索いち早く/山遭協支部が救助訓練
 県山岳遭難防止対策協議会鰺ヶ沢支部(支部長・竹内寛鰺ヶ沢署長)は二十六日、
鰺ヶ沢町のナクア白神スキーリゾートで、スキーヤー一人が雪崩に巻き込まれ行方不
明になったとの想定で救助訓練を行った。
 鰺ヶ沢、深浦両町、消防、津軽森林管理署など十五団体の約六十人が参加。捜索隊
員たちはかんじきを履き、雪の中に埋まっている人を感触などで確認する「ゾンデ
棒」を使い、遭難者に見立てた人形を捜索した。
 発見後は、遭難者役の鰺ヶ沢署員をスノーボートに乗せ、スキーで搬送した。
 骨折の応急手当て、スノーモービルの操縦訓練も実施した。
 終了後、鰺ヶ沢地区消防事務組合消防本部の木村武三郎消防長は「きょうの訓練を
捜索活動に生かしてほしい」と呼び掛けた。

---------------------------------------------------------
(4)2009/2/28(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎県産品使った一流の味堪能/大田さん招き料理イベント
 鰺ヶ沢町のホテルグランメール山海荘は二十六日、日本料理の第一人者として知ら
れる大田忠道さんを同ホテルに招き、県産食材をふんだんに使った料理イベントを開
いた。
 大田さんのイベントが同ホテルで開かれるのは二〇〇六年、〇八年に続いて三回
目。
 約二百人の参加者は、地元長谷川自然牧場の豚肉を使った豆乳しゃぶしゃぶ、県産
地鶏青森シャモロックの鍋料理、活ヤリイカの刺し身、ニンジンのシャーベットな
ど、一流料理人が手掛ける料理を心ゆくまで堪能した。

---------------------------------------------------------
(5)2009/3/1(日)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎鰺ヶ沢の再生目指し「未来を拓く会」設立/町民有志
 鰺ヶ沢町の危機的な財政状況を町民が一丸となって乗り越えようと、有志がつくっ
た「あじがさわの未来を拓(ひら)く会」の設立総会が二十八日、舞戸公民館で開か
れ、約三百人が参加した。
 発起人代表の元町議、菊谷三朗さんが「ふるさと鰺ヶ沢の再生に役立つように、腹
を据えて取り組む」とあいさつ。会長に菊谷さん、副会長に元副町長の太田豊さんと
菊谷忠光さんを選任し、長谷川兼己町長や工藤兼光県議らが祝辞を述べた。
 議案審議では、二〇〇九年度活動計画としてまちづくりに関する講演会や研修会な
どを開くことを承認した。四月中旬には他団体と共催し、医療問題に関する研修会を
開く。
 この後、弘前大学人文学部の山下祐介准教授が講演し「目標を持ち、みんなで力を
合わせて問題を解決していってほしい」と呼び掛けた。

---------------------------------------------------------
(6)2009/3/2(月)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎岩木山選抜ジャイアントスラローム大会/鰺ヶ沢関連記録
(1日・岩木山百沢スキー場蔵助コース)
 【男子】▽ジュニア (1)豊島賢哉(西平内)1分2秒52(2)磯川(佐井)1分3
秒09(3)井澤(相馬)1分3秒23(4)尾田(大鰐)(5)加藤(鰺ヶ沢一)(6)
北城(弘前三)

---------------------------------------------------------
(7)2009/3/3(火)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎告知板/6日に鰺ヶ沢で新酒の会
 鰺ヶ沢町の舞戸商店会青年部は6日午後6時から、舞戸公民館で新酒の会「酒宴」を
開く。
 今年で7回目を迎える人気イベント。搾りたての地酒3種類(にごり、純米、大吟
醸)が飲み放題で、地元食材を使った料理も用意。
 チケットは3000円で、海の駅「わんど」内の町観光協会、ショッピングセンター
「パル」内のブックショップで販売している。定員は250人。
 問い合わせは同協会(電話0173-72-5004)へ。

============================================================
<東奥日報社の担当>
〒030-0180 青森市第二問屋町3丁目1-89
東奥日報社編集局メディアセンターデジタル編集部
TEL 017-739-1111
FAX 017-739-1708
Mail af-mail@toonippo.co.jp
============================================================
・このfメールは鰺ヶ沢町が費用負担し、同町と東奥日報社が協力
して作成しています。
・東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」の見出し、記事本文はすべて東奥
日報社の著作物です。コピーや加工、再配付はしないでください。
・ふるさとメールの申し込みや解除は東奥日報社のホームページか
ら行うことができます。http://www.toonippo.co.jp/