2009年3月26日木曜日

[鰺ヶ沢町fメール]第362号 7年間ありがとうございました 362号をもってfメール、ファイナル

7年間ありがとうございました 362号をもってfメール、ファイナル

 3月も末である。つい数日前は春めいたお天気だったが、ここ数日は冬に戻ったよ
うな雪交じりの天候となった。少雪だった今冬、春分の日を過ぎてからの雪模様は、
冬将軍が最後の意地を見せた・・・のだろうか。

 さて、以前からお知らせしていたように、今号をもってfメールを終了させていた
だくことになった。平成14年1月にスタートして以来7年余、今回を含め362回にわた
り読者の皆様に、とき折々の旬の話題を配信させていただいた。

 東奥日報社さんの鰺ヶ沢町関連記事をはじめ、町の話題やお知らせなど、週1回の
配信は結構きついものはあったが、なんとかここまで継続することができたのは、常
に800人台をキープしてきた読者の皆様に支えられてきたからだ。
「読者の皆様に心から感謝申し上げます。長い間、本当にありがとうございまし
た。」

 さて、今週の初め、宮城県在住の読者の方から「fメールをありがとうございまし
た」というタイトルのメールをいただいた。その方は、特に、「いっぷく」のコー
ナーがお好きだったようで、「家族ネタも、仕事での失敗ネタも、自分の行動の失敗
ネタもすべてが人間を感じさせ、親しみが湧いた・・・」とのこと。

 また、fメールの良さを「こんにちはと、訪問する形でこちら(読者)のふところ
にとびこんでくるところ」と、同じ情報源でも自らアクセスするホームページとは異
なる良さがあると綴っていた。さらに、「希望者への有料メールや、メールとホーム
ページが連動したポイント制などを検討してみては・・・」とのご提案で、メールは
結ばれていた。

 メールをいただいた宮城県の方には、心からお礼を申し上げたい。fメールは今回
で終了となるが、こうした貴重なご意見を無にしないよう、今後もネットを活用した
情報提供について、ホームページの充実も含め検討、いや、実際に取り組んでいきた
い。もちろん、fメールを通じて培った貴重な経験を糧として・・・。(M)

 最後に、fメールの読者の皆様。長い間、本当にありがとうございました。そし
て、お世話になりました。心から御礼申し上げます。今後も、鰺ヶ沢町が皆様にとり
まして、よきふるさと、自慢できるふるさととなりますよう、微力ながら努力してま
いりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。(政策推進課一同)

◆◆《お知らせ》fメール配信の終了について◆◆
 鰺ヶ沢町では、町内外の方に対して、町の旬な情報をお届けしようと、平成14年1
月よりメール配信業務を行ってきました。
 しかし、厳しい財政状況の折、徹底した財政再建対策の一環として、このfメール
も今号をもって終了することになりました。
 今後は、町ホームページなどを活用して、更に充実した情報を発信していく予定で
すので、皆さんのご理解をよろしくお願いします。

【ちょっと いっぷく】
 いよいよ最後のいっぷくとなった。私こと、(M)の初登場は、Vol.68、2003年5
月15日号だった。ネタさがしと慣れない?原稿書き、特に、このコーナーは話にオチ
をつけることが求められているようで、妙なプレッシャーがあった。
 このため、ネタがなくなれば、自己犠牲の精神よろしく、自分の失敗談から家内の
失敗談まで、家族ネタを読者の皆様に披露することになり、家内からはいつも怒られ
ていた。
 また、このコーナーについては、役所らしからぬ内容でけしからん・・・と思われ
た方もいると思うが、前文でご紹介した方のように、人間らしさに親しみが沸いたと
か、役所らしくないところが良いなどの激励のことば?もいただいた。
 いずれにしても、読者の皆様あってのfメールだった。
 先日、初登場以来のバックナンバーを見たが、稚拙でつたない文章、内容も自分の
知識の乏しさを露呈するものばかりで、まさに冷や汗ものだ。ただ、自分なりに傑作
?もあったが・・・。
 とはいえ、週1回というfメールの呪縛から、我々は解放されることになった。た
だ、私の性格上、一方で新たな呪縛づくり(企画)を考えてはいる。
 終わりがあれば始まりもある。次回、新たな呪縛で、いや、新たな企画で皆様にお
会いできることを楽しみにし、ちょっと いっぷく、これにてめでたく大団円・・
・。(M)

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◆東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」
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1:川村委員長を再選/県選管
2:<告知板>日本海拠点館で20、22日に音楽イベント
3:両陛下結婚50年祝賀行事に平田さん夫婦招待
4:予算案など可決/鰺ヶ沢地区消防事務組合議会定例会
5:ギャラリー/永野清海遺作展
6:雪上の妙技、果敢に披露/鰺ヶ沢でイベント
7:県ミドル・ディスタンス水泳公認記録会/鰺ヶ沢関連記録
8:グランメール山海荘10周年を180人が祝う
9:新しい土俵、気合入る!/つがる相撲クラブの道場移転、初げいこ

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(1)2009/3/18(水)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎川村委員長を再選/県選管
 県選挙管理委員会は十七日、県庁内で組織会を開き、板柳町の住職川村能人氏(51)
を委員長に再選した。任期は四年間。
 川村委員長は地方自治法の規定に基づき、委員長職務代理者に鰺ヶ沢町の会社役員
一戸一剛氏(54)を指定した。

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(2)2009/3/19(木)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎<告知板>日本海拠点館で20、22日に音楽イベント
 音楽を通して鰺ヶ沢町のまちづくりを考える「あじがさわ○○会(まるまるか
い)」は20日午後6時から、1階冬の広場で「みんなで歌おう おとin鰺ヶ沢」を開
く。歌声喫茶のように、参加者が歌集を手に懐かしい歌を一緒に歌いながら交流す
る。前売り券800円(手作り歌集パンフレットとソフトドリンク付き)を同館などで
販売中。入場料の一部は同町に寄付される。
 また、同町の学芸員として音楽の里づくり事業を担当する齊藤愛子さんが22日午後
5時から3階ホールで、大学時代の同級生でモデルやピアニストなどとして活躍中の田
口真弓さんとのピアノデュオリサイタルを開く。ピアニストの岡田照幸さん(日本海
拠点館館長)らも賛助出演する。入場無料。
 どちらも問い合わせは同館(電話0173-72-5555)へ。

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(3)2009/3/20(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎両陛下結婚50年祝賀行事に平田さん夫婦招待
 宮内庁は十九日、四月十日の天皇、皇后両陛下結婚五十年の祝賀行事の一環として
当日、皇居・宮殿に招かれる全国の夫婦百一組の名簿を発表した。本県からは鰺ヶ沢
町の元漁業・平田慶一さん(85)、ふさゑさん(74)夫婦、八戸市の和菓子職人・松田萬
吉さん(78)、八重子さん(71)夫婦の二組が選ばれた。
 宮内庁によると、両陛下の「喜びを国民と分かち合いたい」との考えに沿って、都
道府県が中心となり、今年中に結婚五十年を迎える夫婦の中から、それぞれの地域で
社会貢献や奉仕活動などを続けてきた人々を選んだ。招待された夫婦は当日、宮殿で
両陛下とお茶を共にして懇談する。
 鰺ヶ沢町の平田さん夫婦は二人で祝賀会に出席する予定。慶一さんは「招待された
理由は全然分からない。私たちでなければだめなのか悩んだが、せっかくの機会なの
で参加することを決めた」、ふさゑさんは「招待されたことにびっくりしている」と
話す。
 松田さん夫婦は一九五九年五月三日に結婚して以来、和菓子「鶴子まんじゅう」の
製造に携わり、八戸市を代表する銘菓に育て上げた。萬吉さんは今も朝一番で工場に
入り、八重子さんと二人三脚で菓子を作っている。
 萬吉さんは、宮内庁からの招待を「皆さまのおかげで、心から感謝しています。二
〇〇五年秋に黄綬褒章を受章した際にも皇居に伺いました。今回は二度目の上、妻も
一緒にということで、大変うれしい」、八重子さんは「ただただ驚き、夢のような感
じです。なぜ私たちが選ばれたか、不思議でなりません」と話している。

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(4)2009/3/20(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎予算案など可決/鰺ヶ沢地区消防事務組合議会定例会
 19日開会、2009年度一般会計予算案など3議案を原案通り可決し、閉会した。09年
度一般会計予算は、前年度当初比10.7%減の5億8千128万3千円。

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(5)2009/3/21(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎ギャラリー/永野清海遺作展
 二十二日まで、鰺ヶ沢町の日本海拠点館で。
 一九七三年から同町で清心書道会を主宰、二〇〇七年に亡くなった永野清海(本名
・利一)さんの遺徳をしのぼうと同会が企画。遺作二十五点と、会員の作品十点を展
示している。遺作は、遺族や会員のほか町内の個人宅などで所蔵しているものを借り
受けた。門下生たちは「先生への恩返しになれば」と話している。

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(6)2009/3/23(月)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎雪上の妙技、果敢に披露/鰺ヶ沢でイベント
 三月も下旬。残り少ない雪のシーズンを惜しむように、鰺ヶ沢町のナクア白神ス
キーリゾートでは二十二日、スノーボードやスキーの技を披露するイベント「スノー
バンクフェス(チャンスタイムVol.3)」が開かれた。気温が一〇度近くにまで上
昇。午後からは小雨模様となり、スノースポーツにはあいにくの天候だったが、参加
者たちはこの冬に磨いた技の完成度や独自性などを競い合った。
 弘前市のスノーボード愛好者の団体Lee−Weeが企画し今年で三回目。県内外から集
まったボーダーやスキーヤー九十七人が、特設ジャンプ台や、階段の手すりを模した
「レール」、「ボックス」と呼ばれる飛び乗って滑走する台など七つの関門に挑戦し
た。
 ジャンプ部門で高得点を挙げ入賞した青森市の木村隼也さんは「昨年より転倒が少
なかったのが良かったのかも。来年はもっと上の順位を狙いたい」と笑顔で話してい
た。

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(7)2009/3/23(月)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎県ミドル・ディスタンス水泳公認記録会/鰺ヶ沢関連記録
(20日・青森ヤクルトスイミングスクール)
 【男子】
 ▽千五百メートル自由形 (1)中曽根功也(ウイング十和田)16分28秒43=県中
学新(2)老久保亮(ヤクルト八戸)16分34秒13(3)阿保貴(ヤクルト弘前)16分
52秒50(4)中嶋(鰺ヶ沢SC)(5)横道(ヤクルト八戸)(6)老久保俊(同)
 ▽二百メートル平泳ぎ (1)神裕司(鰺ヶ沢SC)2分23秒14=大会新(2)飯田
(青森ヤクルト)2分24秒45(3)佐藤(青森山田中)2分28秒70(4)横山(JSS弘
前)(5)川嶋(八工大一)(6)瓜田(ウイング五所川原)
 ▽二百メートル背泳ぎ (1)田中寛基(SA五所川原)2分8秒22(2)大野(八工
大一)2分11秒70(3)米谷(SA五所川原)2分19秒83(4)成田(鰺ヶ沢SC)(5)
相馬(ヤクルト青東)(6)今(青森ヤクルト)
 ▽二百メートルバタフライ (1)山中雄登(ヤクルト弘前)2分16秒40(2)西
原(ヤクルト八戸)2分19秒31(3)老久保亮(同)2分21秒53(4)今(鰺ヶ沢SC)
(5)長畑(ウイング十和田)(6)田中(JSS弘前)
 【女子】
 ▽二百メートル自由形 (1)藤田はるか(ヤクルト青東)2分10秒75(2)有馬
(青森ヤクルト)2分12秒69(3)千葉(ヤクルト青東)2分15秒52(4)大柳(八工
大一)(5)今(鰺ヶ沢SC)(6)荒岡(ウイング八戸)
 ▽四百メートル同 (1)藤田はるか(ヤクルト青東)4分27秒82(2)太田
(鰺ヶ沢SC)4分28秒93(3)山田(ヤクルト青東)4分34秒72(4)佐藤(同)
(5)一戸(ゆうえい館)(6)工藤美(SA五所川原)
 ▽八百メートル同 (1)米谷瑞紀(SA五所川原)9分25秒53(2)佐山(ウイン
グ三沢)9分29秒87(3)田中(八工大一)9分35秒09(4)笹村(鰺ヶ沢SC)(5)
木村(SA五所川原)(6)白銀(青森山田中)
 ▽二百メートル平泳ぎ (1)須郷真衣(ヤクルト青東)2分41秒61=
県学童新(2)佐々木(ゆうえい館)2分42秒55(3)山本(ヤクルト青東)2分46秒
54(4)田中(ウイング八戸)(5)三上(ウイング五所川原)(6)山下(鰺ヶ沢
SC)
 ▽二百メートル背泳ぎ (1)稲場由紀子(鰺ヶ沢SC)2分18秒18=大会新(2)
杉沢(ヤクルト弘前)2分23秒32(3)工藤美(SA五所川原)2分23秒63(4)白銀
(青森山田中)(5)小関(鰺ヶ沢SC)(6)田中(ヤクルト弘前)
 ▽四百メートル同 (1)稲場由紀子(鰺ヶ沢SC)4分55秒81=大会新(2)米谷
(SA五所川原)5分1秒19(3)藤井(ウイング八戸)(4)佐山(ウイング三沢)
(5)山本(ヤクルト青東)(6)白銀(青森山田中)
 ◇最優秀選手賞▽高校生 小田桐勇人(青森山田高)▽中学生 中曽根功也(ウイ
ング十和田)▽小学生 中嶋結衣(鰺ヶ沢SC)
 ◇優秀選手賞▽高校男子 田中寛基(SA五所川原)▽中学同 飯田潤哉(青森ヤク
ルト)▽小学同 宮本丈二(ウイング三沢)▽高校女子 稲場由紀子(鰺ヶ沢SC)▽
中学同 藤田はるか(ヤクルト青東)▽小学同 須郷真衣(同)

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(8)2009/3/24(火)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎グランメール山海荘10周年を180人が祝う
 鰺ヶ沢町の杉澤興業は二十三日、同社が町内で運営する「ホテルグランメール山海
荘」の十周年と「水軍の宿」の十五周年を記念し、ホテルグランメール山海荘で祝賀
パーティーを開いた。
 関係者約百八十人が出席。杉澤むつ子社長は「地域の皆さまに愛される宿として、
貢献できる事業をしていきたい」とあいさつ。長谷川兼己町長、工藤兼光県議らが祝
辞を述べた。
 パーティーは二十四日も開かれる。

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(9)2009/3/24(火)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎新しい土俵、気合入る!/つがる相撲クラブの道場移転、初げいこ
 つがる市のつがる相撲クラブは二十日、同市木造の大神宮近くに道場を移転し、土
俵開きを行った。今月末の全国大会に臨む同クラブの子どもらが、真新しい土俵での
初げいこに汗を流した。
 同クラブはこれまで、同市の向陽小学校近くにある旧木造中学校の音楽室を改装
し、道場として使っていた。しかし、二月二十日深夜から二十一日未明にかけての強
風で、道場の外壁がはがれ落ち、そのままでは危険なため使用できなくなったとい
う。
 このため、同クラブは父母らの協力で、大神宮裏にある縫製会社跡の建物を改装。
床板をはがし、トラックで土を運び込むなどして土俵を作り、約二週間かけて新しい
道場を完成させた。土俵開きでは、同クラブの子どもたちや父母ら十五人が玉ぐしを
ささげ、けいこの安全を祈願した。
 同クラブの越後谷清彦代表は「子どもたちも手伝ってくれたので、思ったより早く
土俵ができた。新しい道場に移ったのを機に、クラブの全国大会で上位入賞を狙いた
い」と話していた。
 また、同クラブや鰺ヶ沢町、深浦町、鶴田町、中泊町の子どもたちで構成する高山
稲荷神社チームは三十、三十一の両日、三重県の伊勢神宮で開かれる全国鎮守の森こ
ども相撲大会に出場する。
 個人戦に出場する菊地新君(向陽小二年)は「新しい土俵だと気合が入る。前に出
る攻めの相撲で優勝を目指します」と張り切っていた。

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・このfメールは鰺ヶ沢町が費用負担し、同町と東奥日報社が協力
して作成しています。
・東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」の見出し、記事本文はすべて東奥
日報社の著作物です。コピーや加工、再配付はしないでください。

2009年3月19日木曜日

[鰺ヶ沢町fメール]第361号 〜子どもたちが町の「元気な応援団」〜

〜子どもたちが町の「元気な応援団」〜

 前回のfメール(Vol.360)で紹介した「限界集落」。過疎化などで65歳以上の人
口が50%を越え、社会的共同生活が困難になる「限界集落」に、およそ10年後には
鰺ヶ沢町の全集落の4割近くが相当すると言われている。

 地域住民と町職員は、そんな不安と危機感を抱きながらも、「行財政改革」「協働
のまちづくり」「地域の再生」を政策の3本柱に掲げ「未来のあじがさわ」の発展の
ために官民一体となり日々まちづくりを推進している。

 そこで今回は、「未来のあじがさわ」と「未来を担う子どもたち」のために元気な
活動を続けている相撲の「丹代道場(齋藤孝夫館長)」を紹介したい。

 今やテレビで特集が組まれたり、常に全国の上位にランキングされている「丹代道
場」は、館長が13年前に自宅のビニールハウスを改造して道場を開いたのがはじまり
である。現在のクラブ員は、創立当時の30人より減ってはいるが、町内外の小学1年
生から中学生の男女合わせて17人が元気に稽古をしている。

 道場に通う子どもたちは、月曜日から金曜日の午後5時になると集合し、厳しい練
習に泥だらけになりながら、時には泣きながら必死に耐えて全国大会で優勝するまで
に成長した。そう、相撲王国青森県、相撲王国鰺ヶ沢を復活させてくれたのだ。

 この相撲王国復活までの道のりには、練習での励まし合いと試合での喜びや悔しさ
から学んだ子どもたちの友情があり、また、その子どもたちを暖かく支えてくれる保
護者や地域の方々の強い絆と協力があることを忘れてはならない。

 この子どもたちの繋がりと保護者や地域の結びつきが、相撲活動を通して町の未来
を支え、厳しい練習から強い精神力を培った子どもたちが、町の明るい未来を切り開
いていく。忘れかけた栄光や昔の輝きを取り戻すのは並大抵な事ではないが、汗と泥
にまみれながら、必死に相手に向かっていく子どもたちの純粋な瞳が、鰺ヶ沢町の
「地域の再生」に希望を与えている。(DB)

◆◆《お知らせ》fメール配信の終了について◆◆
 鰺ヶ沢町では、町内外の方に対して、町の旬な情報をお届けしようと、平成14年1
月よりメール配信業務を行ってきました。
 しかし、厳しい財政状況の折、徹底した財政再建対策の一環として、このfメール
も今年度をもって終了することになりました。
 今後は、町ホームページなどを活用して、更に充実した情報を発信していく予定で
すので、皆さんのご理解をよろしくお願いします。

◆イベント情報等
◎ギャラリー活用支援事業
鰺ヶ沢清心書道会「永野清海遺作展」開催
期間/3月20日(金・祝)〜22日(日)
時間/9:00〜17:00
場所/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/無料
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]

◎みんなで歌おう「おとin鰺ヶ沢」開催
日時/3月20日(金・祝) 18:00スタート
会場/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/前売800円(ワンドリンク付)
《お問合せ》あじがさわ○○会事務局(日本海拠点館内)
      [電話:0173-72-5555]

◎amfリサイタルシリーズ2008-2009
「齊藤愛子&田口真弓ピアノデュオリサイタル」開催
<二人のピアノソロによるショパンのノクターンをはじめ、それぞれの恩師による連
弾や師匠との共演など、バラエティーあふれたリサイタル。ぜひご来場下さい。>
日時/3月22日(日) 16:30開場・17:00開演
場所/日本海拠点館3階ホール
入場料/無料(入場整理券を各地区公民館、海の駅わんど、日本海拠点館で配布中)
《お問合せ》amf実行委員会(日本海拠点館内)
      [電話:0173-72-5555]

**海の駅わんどからお知らせ**
〜新規テナント募集!〜
 海の駅わんどでは、海の駅内店舗の新規テナントを募集しています。応募は、町内
外の法人または個人で「地元住民及び観光客に親しまれる店舗」の経営をできる方で
す。出店を希望される方は、下記までご連絡下さい。
概要 [名  称]海の駅わんど
   [所 在 地]西津軽郡鰺ヶ沢町大字本町246-2
   [構  造]鉄骨造ステンレス鋼板葺2階建
   [店舗面積]17.3坪(約57平方メートル)〜40.1坪(約132.2平方メートル)
   [店舗種類]特に指定無し
   [開  業]随時
※希望者には募集要項及び提出書類をお渡しします
※選考方法は、書類審査及び面談です
《申込先・お問合せ》海の駅わんど[電話:0173-72-6661]

【ちょっといっぷく】
 最後のバッターボックスに立った清原和博、ステージにマイクを置いて、一度も振
り返らず去っていった山口百恵(ちょっと古いかな)。みんな最後の時は、今の私の
心境だったのかなあ、そう思いながら筆をはしらせた私のラストfメール、そしてラ
ストいっぷく。
 「ちょっといっぷく」を振り返ると、デビューした4月は慣れない農作業で引き締
まった体MAX95kgを宣言し、7月には卓上扇風機と自分に葛藤した。8月には、農作業
を急ぎすぎて「ハチ」の攻撃で病院へ通い、9月は眠れない夜の気温と家族との意見
の違いに悩みだした。そして、11月には体調をくずし通院した看護師の一言にショッ
クを受け、新年2009年のスタートは、我が家恒例の年越しジャンプを体が重くて達成
出来なかった。
 つまり4月に、「引き締まった体=ダイエット」を宣言したのに実行出来なかった
事が、すべての出来事に影響していたことを、私は3月のfメール(ちょっといっぷ
く)で思い知った。
 背伸びをしないで過ごす、ありのままの自分って難しいですよね。だから新年度
は、「自然体」をテーマにがんばります。1年間ありがとうございました。来年度
は、何だかいけそうな気がします。(DB)
※課内全員が'無理'と思っています!(M)

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◆東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」
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1:五所川原地区春季室内水泳競技大会
2:長〜い廊下ぞうきんで疾走/木造校舎「日本一」赤石小
3:町職員・特別職の給与減額幅を拡大
4:不良債務15年度解消目指し改革プラン/鰺ヶ沢病院
5:「海の駅」管理者に町観光協会/鰺ヶ沢町定例会
6:県警1、2次異動/鰺ヶ沢町関連分

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(1)2009/3/12(木)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎五所川原地区春季室内水泳競技大会
(フィットネスクラブウイング五所川原)=鰺ヶ沢関連の1位のみ
 【男子】
 ◇五十メートルバタフライ ▽小学4−6年 山本卓(舞戸)35秒97
 ◇二百メートルメドレーリレー ▽小学4−6年 鰺ヶ沢SC2分17秒15
 ◇二百メートルリレー▽小学4−6年鰺ヶ沢SC2分8秒10
 【女子】
 ◇五十メートルバタフライ ▽小学4−6年 神詩織(舞戸)43秒30

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(2)2009/3/12(木)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎長〜い廊下ぞうきんで疾走/木造校舎「日本一」赤石小
 廊下の長さが百四十七メートルあり、木造校舎で「日本一長い」とされる鰺ヶ沢町
の赤石小学校(嶋川龍雄校長、児童四十九人)で十一日、廊下を使ったぞうきんがけ
リレーが行われた。町の学区再編計画で同校は、二〇一一年度に南金沢小とともに西
海小へ統合される方針が打ち出されたばかり。児童や保護者は寂しさを感じながら
も、白熱した戦いを繰り広げた。
 同リレーは六年生の卒業記念として二年前に初めて行われ、今年で三回目。毎年、
六年生が実行委員となって運営している。児童たちは二組に分かれ、赤と白のぞうき
んをバトン代わりに、一人十メートルずつぞうきんがけをして廊下を往復、速さを
競った。
 今回は保護者も初参加。五・六年生チームと対戦したが、育ち盛りの児童たちには
及ばなかった。今友里亜さん(五年)は母美恵子さん(35)と同区間で戦い「お母さん
に勝てて良かった」とにっこり。美恵子さんは「短いようで長い距離でした」と笑っ
た。
 実行委員長を務めた今爵樹君(六年)は「学校がなくなるまで、リレーを受け継い
でいってほしい」と語り、母由紀美さん(39)は「少子化なので仕方ないが、地元の学
校に通うのが一番いいと思う」と複雑な思いをのぞかせた。
 リレーに先立ち、全校児童が二年がかりで製作したかるたを使って体育館でゲーム
が行われ、盛り上がりを見せた。

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(3)2009/3/14(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎町職員・特別職の給与減額幅を拡大
 鰺ヶ沢町は二〇〇九年度、厳しい財政状況を考慮し、職員と特別職の給与の減額幅
を拡大する。町議会も〇九年度の期末手当を全額カットし、〇八年度とほぼ同じ減額
を続ける。ともに十三日の定例町議会で関連条例案が可決された。
 町総務課によると、町職員全体(病院など公営企業を除く)の〇八年度給与は、期
末手当の減額などにより約五千百万円を削減している。
 〇九年度は期末手当の減額幅を拡大、管理職手当の不支給を継続するなどしてさら
に約五千七百万円を削減、支給額を本来に比べ約一億八百万円少なくする。
 町長ら特別職三人合計の給与の削減額は、〇八年度の約四百四十万円が〇九年度は
約四百九十万円となる。
 一方、町議会は〇八年度に月額報酬の減額や十二月期末手当の不支給などにより約
一千百二十万円を削減。〇九年度は期末手当の全額カットでほぼ同額の削減を続け
る。

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(4)2009/3/14(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎不良債務15年度解消目指し改革プラン/鰺ヶ沢病院
 鰺ヶ沢町立中央病院は十三日、国の公立病院改革ガイドラインに沿って二〇〇九年
度から取り組む改革プランをまとめ、町議会に報告した。経費削減と収入増加対策を
進め、一五年度に不良債務(資金不足)を解消することを目指す。
 同プランは一三年度までの五カ年計画。収支計画は、国の支援策である「公立病院
特例債」の償還最終年度となる一五年度まで作成した。プランでは、特例債を活用し
て不良債務三億四千九百万円(〇七年度決算時点)をいったん解消。人件費削減や委
託費などの経費削減などにより、〇九年度以降の黒字を見込む。収支計画では〇九年
度の黒字を二千万円、一三年度は五千八百万円としている。

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(5)2009/3/14(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎「海の駅」管理者に町観光協会/鰺ヶ沢町定例会
 13日、2009年度一般会計当初予算案、海の駅の指定管理者として町観光協会を4月
から3年間指定する議案など37議案、諮問1件、議員発議の条例案2件、意見書案1件を
原案通り可決、同意し、会期を3日繰り上げて閉会した。同予算案には、指定管理者
制度に移行できない場合に休止を予定していた室内温水プールについて管理費2千543
万円を計上、09年度も運営を続ける。
 人事案件では、町教育委員に番場幸浩氏(67)を再任、人権擁護委員に杉原勇氏(66)
を推薦することにそれぞれ同意した。

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(6)2009/3/16(月)夕刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎県警1、2次異動/鰺ヶ沢町関連分
 ▽定年退職(鰺ヶ沢署次長)小山内憲幸
 (以上31日)
 ▽鰺ヶ沢署次長(八戸署留置官兼留置管理課長)中谷修
 ▽五所川原署総務課長(鰺ヶ沢署業務指導官兼地域課長)細越実
 (以上4月1日)
 ▽交通規制課課長補佐(鰺ヶ沢署交通課長)服部修
 ▽警備第一課課長補佐(鰺ヶ沢署警備課長)大津英隆
 (以上4月1日)
 ▽鰺ヶ沢署地域課長(弘前署)中嶋千秋
 ▽鰺ヶ沢署交通課長(警備第二課)東海正友
 ▽鰺ヶ沢署警備課長(警備第一課)森秀哉
 (以上4月1日)
 ▽会計課主幹(鰺ヶ沢署主幹会計課長)佐藤洋
 ▽鰺ヶ沢署主幹会計課長(青森署主幹)佐々木博
 (以上4月1日)

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東奥日報社編集局メディアセンターデジタル編集部
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・このfメールは鰺ヶ沢町が費用負担し、同町と東奥日報社が協力
して作成しています。
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2009年3月12日木曜日

[鰺ヶ沢町fメール]第360号 まちづくりの第2ステージ・・・

まちづくりの第2ステージ・・・

 少子高齢化が進んでいる鰺ヶ沢町。統計上では、およそ10年後には全集落の4割近
くが「限界集落」に相当するとされている。

 「限界集落」とは、65歳以上の高齢者が集落人口の過半数を超え、そのことにより
集落の自治や生活道の維持管理、冠婚葬祭など、社会的共同生活の維持が困難な状況
にある集落を指し、やがてその集落は消滅に向かうとされている。しかし、これらの
ことは、高齢者の増加もさることながら、地域の担い手がいないこと、即ち、子ども
達がいないことが大きな問題とされている。

 当町における少子高齢化は、山間部のみならず市街地においても進んでおり、多く
の人たちが近い将来の集落機能の崩壊について、少なからず不安と危機感を抱いてい
る。地域の担い手が定住してくれるためには雇用、教育など多くの課題を解決しなけ
ればならないが、その打開策を見いだすのは容易ではない。しかしながら、ただ手を
こまねいてもいられない。

 さて、当町では、地域発想のまちづくりを推進するため、平成12年度から各地区
公民館に職員を配置して、人づくり、地域づくりに取り組み、その結果、地域性や資
源を生かした様々な取り組みが各地で進められているところである。しかしながら、
産業はもとより、福祉、教育、生活基盤等、地域には依然として多くの問題や課題が
横たわっているのが実情である。

 このため町では、このような地域課題の解決に取り組むため、新年度から、従来
行ってきた地域づくりに対する支援に加え、協働のまちづくりを強力に推進していく
機関として、各地区公民館内に「地区振興センター」を置き、町長部局の職員を配置
することにしている。そして、地域側、行政側双方に、連携・協力を加速させるため
の体制づくりすすめ、地域密着型のまちづくりに取り組むことにしている。

 新年度からは、まちづくりの第2ステージとして、行政と住民が共にまちづくりの
担い手として真に向き合い、文字通りの「協働のまちづくり」に向かって新たなス
タートを切る。(お)

◆◆《お知らせ》fメール配信の終了について◆◆
 鰺ヶ沢町では、町内外の方に対して、町の旬な情報をお届けしようと、平成14年1
月よりメール配信業務を行ってきました。
 しかし、厳しい財政状況の折、徹底した財政再建対策の一環として、このfメール
も今年度をもって終了することになりました。
 今後は、町ホームページなどを活用して、更に充実した情報を発信していく予定で
すので、皆さんのご理解をよろしくお願いします。

◆イベント情報等
◎ギャラリー活用支援事業
「徒然あじがさわデジタル写真展2009〜わさお/この町〜」開催
<インターネットやTVなどで話題となっている秋田犬「わさお」と鰺ヶ沢の風景を、
工藤健さんがこれまで撮影した約50点の写真を展示。ぜひご来場下さい。>
期間/2月18日(水)〜3月15日(日)
時間/9:00〜17:00(火曜日は休館日)
場所/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/無料
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]

◎新春チャリティー「照秀会舞踊発表会」開催
日時/3月15日(日) 10:00開演(9:00開場)
会場/日本海拠点館3階ホール
入場料/500円
主催/舞踊照秀会
後援/町教育委員会ほか
《お問合せ》町教育委員会 教育課社会教育班[電話:0173-72-2111(内線331)]

◎ギャラリー活用支援事業
鰺ヶ沢清心書道会「永野清海遺作展」開催
期間/3月20日(金・祝)〜22日(日)
時間/9:00〜17:00
場所/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/無料
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]

◎みんなで歌おう「おとin鰺ヶ沢」開催
日時/3月20日(金・祝) 18:00スタート
会場/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/前売800円(ワンドリンク付)
《お問合せ》あじがさわ○○会事務局(日本海拠点館内)
      [電話:0173-72-5555]

◎amfリサイタルシリーズ2008-2009
「齊藤愛子&田口真弓ピアノデュオリサイタル」開催
<二人のピアノソロによるショパンのノクターンをはじめ、それぞれの恩師による連
弾や師匠との共演など、バラエティーあふれたリサイタル。ぜひご来場下さい。>
日時/3月22日(日) 16:30開場・17:00開演
場所/日本海拠点館3階ホール
入場料/無料(入場整理券を各地区公民館、海の駅わんど、日本海拠点館で配布中)
《お問合せ》amf実行委員会(日本海拠点館内)
      [電話:0173-72-5555]

**海の駅わんどからお知らせ**
〜新規テナント募集!〜
 海の駅わんどでは、海の駅内店舗の新規テナントを募集しています。応募は、町内
外の法人または個人で「地元住民及び観光客に親しまれる店舗」の経営をできる方で
す。出店を希望される方は、下記までご連絡下さい。
概要 [名  称]海の駅わんど
   [所 在 地]西津軽郡鰺ヶ沢町大字本町246-2
   [構  造]鉄骨造ステンレス鋼板葺2階建
   [店舗面積]17.3坪(約57平方メートル)〜40.1坪(約132.2平方メートル)
   [店舗種類]特に指定無し
   [開  業]随時
※希望者には募集要項及び提出書類をお渡しします
※選考方法は、書類審査及び面談です
《申込先・お問合せ》海の駅わんど[電話:0173-72-6661]

【ちょっといっぷく】
 平成14年1月10日、県内のトップを切って第1号が配信され鰺ヶ沢町fメールも今回
が360号、いよいよ残すところあと2号となりました。小生、実は当時の担当(O)と
して1号から11号まで記事を執筆していました。何しろ、県内初ということで、どの
ようなスタイル、ボリュームで情報をお届けすればいいのかわからず、手探り状態で
スタートした記憶があります。いま読みかえすのも恥ずかしい限りですが、おやじ
ギャグ満載でスタートした、この「ちょっといっぷく」コーナーも、廃止されずに最
後まで続いてきたことを思うと感慨深いものがあります。これも読者の皆様の励まし
と支えがあったからこそです(泣)。・・・と、ここまで書くと、もう話の「オチ」
は付けようもありません。文章力が落ちたと言うことでお許しを。(お)

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◆東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」
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1:3年連続カラ財源4億2800万円計上/09年度予算案
2:プールは直営継続の方針/09年度予算案
3:自由な発想"いすの国"/青森で29日まで安田美代さん陶芸展
4:鰺ヶ沢町定例会3日開会
5:津軽ひろ子歌謡ショー
6:わさおブーム火付け役・京都の女性が10カ月ぶりに鰺ヶ沢訪問
7:搾りたてたまらん!/新酒の会で3種類を飲み比べ

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(1)2009/3/4(水)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎3年連続カラ財源4億2800万円計上/09年度予算案
 財政状況が厳しさを増している鰺ヶ沢町は三日、二〇〇九年度一般会計当初予算案
で歳入不足を補うため、財源の裏付けがない「カラ財源」四億二千八百万円を計上し
たことを明らかにした。当初予算で赤字を計上するのは三年連続。長谷川兼己町長は
同日開会した定例町議会の本会議で「財政再生団体への転落を何としても回避すべ
く、さらなる財政対策を講じていく」と強調した。
 町によると、三年連続のカラ財源は、日本海拠点館など「箱モノ」建設で膨らんだ
借金返済に充てる公債費負担が依然大きいことが響いている。〇九年度は特別職や職
員の期末手当などの引き下げ幅拡大、県内出張時の日当全廃、公共施設の管理運営見
直しなどによる歳出削減に取り組むほか、政策的経費も抑えているが、地方交付税の
減額などにより財源不足を解消できなかった。
 町は、当初予算でカラ財源四億六千四百万円を計上した〇八年度の最終決算時点で
の赤字は三億円を割ると見込んでいる。
 今後、〇九年度のカラ財源を圧縮する対策を講じなければ、同年度決算時点で累積
赤字額が七億円規模に膨れ上がることから、長谷川町長は「事務事業の見直しなど引
き続き財政対策を講じる」と述べた。
 一方、誘致を検討している低レベル放射性廃棄物の処分場について長谷川町長は
「今後明らかになる実施計画の内容を確認し、町民説明会などを開くとともに検討委
員会を設置し、多方面からの意見を基に慎重に判断する」と述べた。

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(2)2009/3/4(水)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎プールは直営継続の方針/09年度予算案
 厳しい財政難を乗り切る方策として、二〇〇九年度から公共施設への指定管理者制
度導入を予定している鰺ヶ沢町は三日、同制度に移行できなければ休止することにし
ていた室内温水プールについて、〇九年度も町による直営を続ける方針を打ち出し
た。
 理由について町は「新たな財源の見通しが立ち、四月からのプール使用料アップで
増収も期待できるため」とし、〇九年度一般会計当初予算案にプール管理費二千五百
四十三万円を計上。管理費の節減対策として一部業務の委託を検討しており、町内の
関係団体と協議を続けている。
 町はプールと同様に指定管理者の公募に申請がなく、休止することにしていた自然
観察館「ハロー白神」についても「経費負担が少ない」などの理由から、〇九年度は
直営を続ける方針。
 同制度へ移行できない場合、対策を講じて町による直営を続ける方針が示されてい
た「光信公の館」については、入館料を引き上げるなどして増収を図る。

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(3)2009/3/4(水)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎自由な発想"いすの国"/青森で29日まで安田美代さん陶芸展
 青森市合子沢の国際芸術センター青森(ACAC)で、二十九日まで「安田美代展 陶
の椅子−1脚と1編の物語」が開かれている。鰺ヶ沢町の陶芸家安田美代さんが、奔放
な色と形が楽しい、陶のいすを展示。自由な発想と作る喜びにあふれたギャラリー空
間になっている。
 県内を拠点にする注目アーティストを紹介する「ヴィジョン・オブ・アオモリ」の
第五弾。陶のいすとテーブルのほか、壁面には鏡を展示し、計七十点が並んでいる。
 ギャラリーに入ると、まるで"いすの国"のメルヘンチックな世界に迷い込んだよ
う。テーブルを囲んだいすたちの会話が聞こえてくるようだ。
 形は脚、背もたれとも丸みを帯びてボリュームがあり、座面が真っ平らなほかは一
点として同じ形にとどまっていない。ベージュ系の優しい色合いで、多彩な模様が全
体に描かれている。
 美術館での個展は初めてというが、気負いなく「大きい物を作りたい」という志向
を全開させたような印象だ。
 初日の二月二十八日はトークが行われ、料理のワークショップを毎年開いている安
田さん手作りのお菓子が振る舞われる中、活動歴が紹介された。陶芸を始めるきっか
けとなったカップは驚くほどシンプル。「自然、生」というテーマを追求し、野菜を
型にしたり、身体表現に挑んだ時期も。一九九四年に鰺ヶ沢町に転居してからは「す
でにある自然に囲まれて、私が作るものを模索してきた」と振り返った。
 海外での体験も多く紹介し、スペインの建築家ガウディの有名なグエル公園などを
挙げ「植物的とも動物的ともいえる魅力がある」と自身の作品への影響を語った。
 入場は無料。会期中無休。問い合わせは国際芸術センター青森(電話
017-764-5200)へ。

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(4)2009/3/4(水)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎鰺ヶ沢町定例会3日開会
 2009年度一般会計当初予算案、08年度一般会計補正予算案など37議案と諮問1件を
一括上程した。
 一般会計当初予算案は総額66億8千200万円で、前年度当初比2.1%減。主な歳出は
母子支援センター事業費747万2千円、サル追い払い隊活動事業費510万円、日本海拠
点館指定管理料3千万円など。08年度一般会計補正予算案は3億4千954万3千円を追加
し、総額73億2千850万5千円に。主な歳出は定額給付金給付事業費2億966万3千円な
ど。
 会期は16日まで。一般質問は10、11日(予定)。

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(5)2009/3/6(金)夕刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎津軽ひろ子歌謡ショー
 黒石市出身の演歌歌手津軽ひろ子(クラウン)が14日に鰺ヶ沢町の舞戸公民館で、
15日につがる市生涯学習交流センター松の館で歌謡ショーを開く。いずれも正午から
と午後6時からの昼夜2回公演。
 津軽は芸能生活40年。妹たみ子と「津軽姉妹」で活動し、たみ子の死去後はソロで
全国各地で公演を開催している。
 今回は数年前から歌い続け、地道にファンを得ている「一天」や、自身が作詞作曲
した曲などを歌う。入場料は500円。お楽しみ抽選会もある。
 問い合わせは鰺ヶ沢町の工藤石材商会(電話0173-72-1224)へ。

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(6)2009/3/8(日)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎わさおブーム火付け役・京都の女性が10カ月ぶりに鰺ヶ沢訪問
 鰺ヶ沢町のイカ焼き店の飼い犬を「わさお」と名付けてインターネットのブログで
紹介し、ブームのきっかけを作った京都市の二十五歳の女性が七日、約十カ月ぶりに
同町を訪れ、一回り大きくなったわさおと再会した。
 女性は「メレ子」の愛称でブログ「メレンゲが腐るほど恋したい」を運営してい
る。
 昨年四月末に初めて鰺ヶ沢町を訪れた際、国道101号沿いのイカ焼き店「菊谷商
店」でたまたまわさおと対面。その時の様子を写真付きで紹介したところ、ほのぼの
とした文章とわさおの表情が人気を呼び、わさおは一躍有名になった。
 このブログ記事は高く評価され、「アルファブロガー・アワード2008ブログ記事大
賞」の十二本の一つに選ばれた。
 喜びの再会を果たしたメレ子さんは「反響の大きさにびっくりしている。多くの人
にブログを見てもらうようになったのも、わさおのおかげ」と感謝し、飼い主の菊谷
節子さん(66)に、わさおの携帯ストラップをプレゼントした。
 菊谷さんも「こんなに有名になるなんて夢のよう。わさおもうれしそうで、(名付
け親であるメレ子さんのことを)分かっているみたい」と笑顔を浮かべた。

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(7)2009/3/10(火)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎搾りたてたまらん!/新酒の会で3種類を飲み比べ
 鰺ヶ沢町の舞戸商店会青年部は六日、舞戸公民館で、同町の尾崎酒造の新酒を味わ
う恒例イベント「新酒の会『酒宴』」を開いた。町内外の約二百五十人が、搾りたて
の三種類の地酒(にごり、純米、大吟醸)を味わった。
 同青年部の清野悟部長が「こういう厳しい時代だからこそ、みんなでまっすぐ前を
向いて進んでいきたい」とあいさつ。尾崎酒造の尾崎行一社長が三種類の酒の特徴や
出来栄えを紹介した。
 参加者は新酒を飲み比べながら、地元食材を使ったバイキング料理に舌鼓を打っ
た。地元グループによるねぷたばやし演奏、手踊りなどが披露され、抽選会も行われ
た。

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2009年3月5日木曜日

[鰺ヶ沢町fメール]第359号 〜明日に向い〜

〜明日に向い〜

 卒業式の話題がちらほら聞こえてきます。3月に入り、気温はまだ低いものの、卒
業を祝福しているかのような青空ものと、町内にある中学校2校は卒業式が行われま
す。

 さて今回は、卒業式にちなみ、卒業式当日に贈られる齋藤〓次郎賞についてふれて
みたいと思います。

 この賞は、前鰺ヶ沢町長の齋藤〓次郎さんが町長の職を退いた際に、「子どもたち
は町の宝、人づくりなくして町の発展はない」との信念から、人材育成のためにと町
に寄附された浄財が基金として創設され、平成12年度から管内の中学校に在籍する卒
業生を対象に、勉学、スポーツ、文化活動等において、特に秀でた成績、功績を残し
た子どもたちを、毎年1〜2名表彰するもの。

 現在までに齋藤〓次郎賞を受賞した生徒は16名。今年も、鰺一中から1名、鰺二中
から1名の受賞が決定し、卒業式の日に表彰が行われています。ちなみに、受賞者に
は表彰状及び盾、副賞として図書券5万円分が贈られるそうです。

 卒業する生徒たちは、4月からの新しい生活に向け、希望や不安が交差した想いを
抱いていることでしょう。これからの長い人生色々なことがあると思うが、明日に向
いがんばってほしい。そして、いずれこの子どもたちが鰺ヶ沢町の明日の未来を築い
てくれることを願っています。(teru)

※「〓」は「ネ」の右に「豊」

◆◆《お知らせ》fメール配信の終了について◆◆
 鰺ヶ沢町では平成14年1月から広報広聴業務の一つとして、メール配信業務を行っ
てきました。
 しかし、厳しい財政状況を踏まえ、徹底した各種業務の見直しに伴い、fメール配
信業務も今年度をもち終了することになりました。
 今後町では、様々な情報を町ホームページなどを活用し、発信していく予定ですの
で、皆さんのご理解をよろしくお願いします。

◆イベント情報等
◎ギャラリー活用支援事業
「徒然あじがさわデジタル写真展2009〜わさお/この町〜」開催
<インターネットやTVなどで話題となっている秋田犬「わさお」と鰺ヶ沢の風景を、
工藤健さんがこれまで撮影した約50点の写真を展示。ぜひご来場下さい。>
期間/2月18日(水)〜3月15日(日)
時間/9:00〜17:00(火曜日は休館日)
場所/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/無料
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]

◎「新酒の会 酒宴」開催
日時/3月6日(金) 18:00〜
場所/舞戸公民館 大ホール
主催/舞戸商店会青年部
限定/250名
料金/3,000円(ビール・ソフトドリンクは別売)
主な内容/にごり・純米・大吟醸の3種類のしぼりたての新酒の飲み放題
     お楽しみ抽選会
     「担ぎ乃会」によるねぷた囃子の演奏 など
チケット販売/鰺ヶ沢町観光協会(電話:0173-72-5004)
       ブックショップ「プラスワン」(電話:0173-72-8780)
《お問合せ》鰺ヶ沢町観光協会(海の駅わんど内)[電話:0173-72-5004]

◎「やまだの熟成みそ&笹餅づくり」開催
日時/3月8日(日) 9:30〜14:30
場所/山田野集会所(旧山田野分校)
参加費/1,500円
申込期限/3月5日(木)
その他/・作った味噌のお土産付き
    ・味噌おにぎりやしぐさ汁などの昼食付き
《申込・お問合せ》やまだのアグリmam事務局 安原
         [電話:0173-72-1618]

◎鰺ヶ沢町老人クラブ連合会「芸能発表会」開催
日時/3月8日(日) 9:00開演(8:30開場)
会場/舞戸公民館ホール
入場料/無料
主催/鰺ヶ沢町老人クラブ連合会
《お問合せ》町教育委員会 教育課社会教育班[電話:0173-72-2111(内線331)]

◎「AJI-ROCK FESTIVAL2009」開催
日時/3月8日(日) 13:30開演予定
場所/日本海拠点館3階ホール
入場料/前売200円・当日300円
出演/7バンド予定
《お問合せ》アジロックフェスティバル実行委員会
      (日本海拠点館内)[電話:0173-72-5555]

◎「林業座談会」開催
日時/3月12日(木) 10:00〜
場所/町中央公民館2階和室
《お問合せ》つがる森林組合本所[電話:0173-72-2436]

◎新春チャリティー「照秀会舞踊発表会」開催
日時/3月15日(日) 10:00開演(9:00開場)
会場/日本海拠点館3階ホール
入場料/500円
主催/舞踊照秀会
後援/町教育委員会ほか
《お問合せ》町教育委員会 教育課社会教育班[電話:0173-72-2111(内線331)]

◎ギャラリー活用支援事業
鰺ヶ沢清心書道会「永野清海遺作展」開催
期間/3月20日(金・祝)〜22日(日)
時間/9:00〜17:00
場所/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/無料
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]

◎みんなで歌おう「おとin鰺ヶ沢」開催
日時/3月20日(金・祝) 18:00スタート
会場/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/前売800円(ワンドリンク付)
《お問合せ》あじがさわ○○会事務局(日本海拠点館内)
      [電話:0173-72-5555]

◎amfリサイタルシリーズ2008-2009
「齊藤愛子&田口真弓ピアノデュオリサイタル」開催
<二人のピアノソロによるショパンのノクターンをはじめ、それぞれの恩師による連
弾や師匠との共演など、、バラエティーあふれたリサイタル。ぜひご来場下さい。>
日時/3月22日(日) 16:30開場・17:00開演
場所/日本海拠点館3階ホール
入場料/無料(入場整理券を各地区公民館、海の駅わんど、日本海拠点館で配布中)
《お問合せ》amf実行委員会(日本海拠点館内)
      [電話:0173-72-5555]

**海の駅わんどからお知らせ**
〜新規テナント募集!〜
 海の駅わんどでは、海の駅内店舗の新規テナントを募集しています。応募は、町内
外の法人または個人で「地元住民及び観光客に親しまれる店舗」の経営をできる方で
す。出店を希望される方は、下記までご連絡下さい。
概要 [名  称]海の駅わんど
   [所 在 地]西津軽郡鰺ヶ沢町大字本町246-2
   [構  造]鉄骨造ステンレス鋼板葺2階建
   [店舗面積]17.3坪(約57平方メートル)〜40.1坪(約132.2平方メートル)
   [店舗種類]特に指定無し
   [開  業]随時
※希望者には募集要項及び提出書類をお渡しします
※選考方法は、書類審査及び面談です
《申込先・お問合せ》海の駅わんど[電話:0173-72-6661]

【ちょっといっぷく】
 fメール担当課に配属され1年が経とうとしています。この1年で7回目の登場とな
りました。
 その間、文章が苦手な私はどうすれば、相手(読者)にうまく伝わるのか悩みなが
ら、日々努力してきたものの、一向に向上せずに、1年が経とうとしています。
 今後はfメールだけに限らず、文書をうまく書けるよう勉強していきたいと思いま
す。(teru)

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◆東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」
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1:2小学・1中学案/鰺ヶ沢町が決定/学区再編計画
2:芸能大会で歌・踊り披露/婦人団体連絡協
3:遭難者捜索いち早く/山遭協支部が救助訓練
4:県産品使った一流の味堪能/大田さん招き料理イベント
5:鰺ヶ沢の再生目指し「未来を拓く会」設立/町民有志
6:岩木山選抜ジャイアントスラローム大会/鰺ヶ沢関連記録
7:告知板/6日に鰺ヶ沢で新酒の会

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(1)2009/2/27(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎2小学・1中学案/鰺ヶ沢町が決定/学区再編計画
 鰺ヶ沢町は二十六日、町教育委員会から一月に提出を受けた小中学校学区再編計画
の通りに、二〇一一年度に小学校七校を二校、中学校二校を一校へと再編する方針を
決め、公表した。〇九年度早々に町内五地区で説明会を開く予定。
 学区再編は、児童生徒数の減少や校舎の老朽化に対応するのが目的。方針による
と、小学校七校のうち、鳴沢・建石・中村の三校を舞戸小に、南金沢・赤石の二校を
西海小に統合。第一中と第二中も同時に統合し、現在の第二中校舎を使って鰺ヶ沢中
(仮称)としてスタートする。
 町教委は「町としての方針は決まったが、これで最終決定というわけではない。各
地区で計画の内容や今後のスケジュールを丁寧に説明して住民の意見を聞き、理解を
得ながら進めていく」としている。

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(2)2009/2/27(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎芸能大会で歌・踊り披露/婦人団体連絡協
 鰺ヶ沢町の鰺ヶ沢地域婦人団体連絡協議会(岩山キミ会長)はこのほど、同町の日
本海拠点館でチャリティー芸能大会を開き、町内六婦人会に所属する約百人の女性た
ちが踊りや歌などを披露した。
 今年で二十六回目。出演者たちの熱演・熱唱が約四百五十人の来場者を楽しませ、
最後には全員で「青い山脈」を合唱した。
 振り込め詐欺防止をテーマにした寸劇では詐欺師役で鰺ヶ沢署員も参加、警察官に
扮(ふん)した岩山会長らが熱演し「詐欺に遭わないように注意しよう」と呼び掛け
た。
 同会は、入場料収入から経費などを差し引いた額を町社会福祉協議会に寄付する。

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(3)2009/2/28(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎遭難者捜索いち早く/山遭協支部が救助訓練
 県山岳遭難防止対策協議会鰺ヶ沢支部(支部長・竹内寛鰺ヶ沢署長)は二十六日、
鰺ヶ沢町のナクア白神スキーリゾートで、スキーヤー一人が雪崩に巻き込まれ行方不
明になったとの想定で救助訓練を行った。
 鰺ヶ沢、深浦両町、消防、津軽森林管理署など十五団体の約六十人が参加。捜索隊
員たちはかんじきを履き、雪の中に埋まっている人を感触などで確認する「ゾンデ
棒」を使い、遭難者に見立てた人形を捜索した。
 発見後は、遭難者役の鰺ヶ沢署員をスノーボートに乗せ、スキーで搬送した。
 骨折の応急手当て、スノーモービルの操縦訓練も実施した。
 終了後、鰺ヶ沢地区消防事務組合消防本部の木村武三郎消防長は「きょうの訓練を
捜索活動に生かしてほしい」と呼び掛けた。

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(4)2009/2/28(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎県産品使った一流の味堪能/大田さん招き料理イベント
 鰺ヶ沢町のホテルグランメール山海荘は二十六日、日本料理の第一人者として知ら
れる大田忠道さんを同ホテルに招き、県産食材をふんだんに使った料理イベントを開
いた。
 大田さんのイベントが同ホテルで開かれるのは二〇〇六年、〇八年に続いて三回
目。
 約二百人の参加者は、地元長谷川自然牧場の豚肉を使った豆乳しゃぶしゃぶ、県産
地鶏青森シャモロックの鍋料理、活ヤリイカの刺し身、ニンジンのシャーベットな
ど、一流料理人が手掛ける料理を心ゆくまで堪能した。

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(5)2009/3/1(日)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎鰺ヶ沢の再生目指し「未来を拓く会」設立/町民有志
 鰺ヶ沢町の危機的な財政状況を町民が一丸となって乗り越えようと、有志がつくっ
た「あじがさわの未来を拓(ひら)く会」の設立総会が二十八日、舞戸公民館で開か
れ、約三百人が参加した。
 発起人代表の元町議、菊谷三朗さんが「ふるさと鰺ヶ沢の再生に役立つように、腹
を据えて取り組む」とあいさつ。会長に菊谷さん、副会長に元副町長の太田豊さんと
菊谷忠光さんを選任し、長谷川兼己町長や工藤兼光県議らが祝辞を述べた。
 議案審議では、二〇〇九年度活動計画としてまちづくりに関する講演会や研修会な
どを開くことを承認した。四月中旬には他団体と共催し、医療問題に関する研修会を
開く。
 この後、弘前大学人文学部の山下祐介准教授が講演し「目標を持ち、みんなで力を
合わせて問題を解決していってほしい」と呼び掛けた。

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(6)2009/3/2(月)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎岩木山選抜ジャイアントスラローム大会/鰺ヶ沢関連記録
(1日・岩木山百沢スキー場蔵助コース)
 【男子】▽ジュニア (1)豊島賢哉(西平内)1分2秒52(2)磯川(佐井)1分3
秒09(3)井澤(相馬)1分3秒23(4)尾田(大鰐)(5)加藤(鰺ヶ沢一)(6)
北城(弘前三)

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(7)2009/3/3(火)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎告知板/6日に鰺ヶ沢で新酒の会
 鰺ヶ沢町の舞戸商店会青年部は6日午後6時から、舞戸公民館で新酒の会「酒宴」を
開く。
 今年で7回目を迎える人気イベント。搾りたての地酒3種類(にごり、純米、大吟
醸)が飲み放題で、地元食材を使った料理も用意。
 チケットは3000円で、海の駅「わんど」内の町観光協会、ショッピングセンター
「パル」内のブックショップで販売している。定員は250人。
 問い合わせは同協会(電話0173-72-5004)へ。

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・このfメールは鰺ヶ沢町が費用負担し、同町と東奥日報社が協力
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2009年2月26日木曜日

[鰺ヶ沢町fメール]第358号 みなさんの"ふるさと"は、どこですか?

みなさんの"ふるさと"は、どこですか?

 ふるさと納税制度。−それは、ただ税を納めるのではなく、ふるさとへ寄附するこ
とで、住民税と所得税から寄附金額に応じて一定の控除を受けられる。名称に"ふる
さと"とあるが、実際のふるさとはもちろん、「お世話になったふるさと」や「応援
したいふるさと」など、心のふるさとであっても構わない。

 この制度の導入のきっかけは、「自分を育んでくれたふるさとに、いくらかでも納
税できる制度があってもいいのではないか」という、ふるさとを愛する想いからだっ
た。平成20年4月に導入され、以降、全国の地方公共団体では、ホームページや広報
などでPRしてきた。

 鰺ヶ沢町においても、このふるさと納税制度の受け皿となる「あじがさわ未来応援
基金」を創設し、昨年7月からスタート。その結果、町内在住の方をはじめ、東京
鰺ヶ沢会会員の方や町に縁のある方から、計18件、106万円もの寄附が寄せられた。
(平成20年12月末現在)

 また、寄附にあたり「鰺ヶ沢に生まれて良かった、と自慢できるまちづくりのため
に」「未来を担う子どもたちのために」など、たくさんのご意見をいただいた。町で
は、この寄附金をいったん基金に積立てし、今後、皆様の意見を参考に、安心して暮
らせる・活力あるまちづくりのために、大切に活用させていただくことにしている。

 また、平成20年中に寄附をされた方には、すでに寄附証明書をお送りしている。こ
の証明書を、居住地を管轄する税務署で確定申告をする際に添付すると、住民税と所
得税の控除を受けることができる。申告の期間は来月3月16日まで。お忘れなきよ
う、お済ませいただきたい。

 あじがさわ未来応援基金は、まだまだ小さい新芽。しっかりと根付くよう、これか
ら先、土を耕したり、肥やしをあげていけば、やがて素敵な花が咲くことでしょう。
皆様も、それぞれの"ふるさと"へ思いを馳せてみてはいかがでしょうか。懐かし
く、愛おしい香りがしてきませんか。(obe)

◆◆《お知らせ》fメール配信の終了について◆◆
 鰺ヶ沢町では、町内外の方に対して、町の旬な情報をお届けしようと、平成14年1
月よりメール配信業務を行ってきました。
 しかし、厳しい財政状況の折、徹底した財政再建対策の一環として、このfメール
も今年度をもって終了することになりました。
 今後は、町ホームページなどを活用して、更に充実した情報を発信していく予定で
すので、皆さんのご理解をよろしくお願いします。

◆イベント情報等
◎ギャラリー活用支援事業
「徒然あじがさわデジタル写真展2009〜わさお/この町〜」開催
<インターネットやTVなどで話題となっている秋田犬「わさお」と鰺ヶ沢の風景を、
工藤健さんがこれまで撮影した約50点の写真を展示。ぜひご来場下さい。>
期間/2月18日(水)〜3月15日(日)
時間/9:00〜17:00(火曜日は休館日)
場所/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/無料
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]

◎「新酒の会 酒宴」開催
日時/3月6日(金) 18:00〜
場所/舞戸公民館 大ホール
主催/舞戸商店会青年部
限定/250名
料金/3,000円(ビール・ソフトドリンクは別売)
主な内容/にごり・純米・大吟醸の3種類のしぼりたての新酒の飲み放題
     お楽しみ抽選会
     「担ぎ乃会」によるねぷた囃子の演奏 など
チケット販売/鰺ヶ沢町観光協会(電話:0173-72-5004)
       ブックショップ「プラスワン」(電話:0173-72-8780)
《お問合せ》鰺ヶ沢町観光協会(海の駅わんど内)[電話:0173-72-5004]

◎「やまだの熟成みそ&笹餅づくり」開催
日時/3月8日(日) 9:30〜14:30
場所/山田野集会所(旧山田野分校)
参加費/1,500円
申込期限/3月5日(木)
その他/・作った味噌のお土産付き
    ・味噌おにぎりやしぐさ汁などの昼食付き
主催/やまだのアグリmam
《申込・お問合せ》やまだのアグリmam事務局 安原
         [電話:0173-72-1618]

◎鰺ヶ沢町老人クラブ連合会「芸能発表会」開催
日時/3月8日(日) 9:00開演(8:30開場)
会場/舞戸公民館ホール
入場料/無料
主催/鰺ヶ沢町老人クラブ連合会
《お問合せ》町教育委員会 教育課社会教育班
      [電話:0173-72-2111(内線331)]

◎「AJI-ROCK FESTIVAL2009」開催
日時/3月8日(日) 13:30開演予定
場所/日本海拠点館3階ホール
入場料/前売200円・当日300円
出演/7バンド予定
《お問合せ》アジロックフェスティバル実行委員会
      (日本海拠点館内)[電話:0173-72-5555]

◎「林業座談会」開催
日時/3月12日(木) 10:00〜
場所/町中央公民館2階和室
《お問合せ》つがる森林組合本所[電話:0173-72-2436]

◎新春チャリティー「照秀会舞踊発表会」開催
日時/3月15日(日) 10:00開演(9:00開場)
会場/日本海拠点館3階ホール
入場料/500円
主催/舞踊照秀会
後援/町教育委員会ほか
《お問合せ》町教育委員会 教育課社会教育班[電話:0173-72-2111(内線331)]

◎ギャラリー活用支援事業
鰺ヶ沢清心書道会「永野清海遺作展」開催
期間/3月20日(金・祝)〜22日(日)
時間/9:00〜17:00
場所/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/無料
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]

◎みんなで歌おう「おとin鰺ヶ沢」開催
日時/3月20日(金・祝) 18:00スタート
会場/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/前売800円(ワンドリンク付)
《お問合せ》あじがさわ○○会事務局(日本海拠点館内)
      [電話:0173-72-5555]

◎amfリサイタルシリーズ2008-2009
「齊藤愛子&田口真弓ピアノデュオリサイタル」開催
<二人のピアノソロによるショパンのノクターンをはじめ、それぞれの恩師による連
弾や師匠との共演など、、バラエティーあふれたリサイタル。ぜひご来場下さい。>
日時/3月22日(日) 16:30開場・17:00開演
場所/日本海拠点館3階ホール
入場料/無料(入場整理券を各地区公民館、海の駅わんど、日本海拠点館で配布中)
《お問合せ》amf実行委員会(日本海拠点館内)
      [電話:0173-72-5555]

**海の駅わんどからお知らせ**
〜新規テナント募集!〜
 海の駅わんどでは、海の駅内店舗の新規テナントを募集しています。応募は、町内
外の法人または個人で「地元住民及び観光客に親しまれる店舗」の経営をできる方で
す。出店を希望される方は、下記までご連絡下さい。
概要 [名  称]海の駅わんど
   [所 在 地]西津軽郡鰺ヶ沢町大字本町246-2
   [構  造]鉄骨造ステンレス鋼板葺2階建
   [店舗面積]17.3坪(約57平方メートル)〜40.1坪(約132.2平方メートル)
   [店舗種類]特に指定無し
   [開  業]随時
※希望者には募集要項及び提出書類をお渡しします
※選考方法は、書類審査及び面談です
《申込先・お問合せ》海の駅わんど[電話:0173-72-6661]

【ちょっといっぷく】
 先日、高校時代からの友人と遊んだ。ウィンドウショッピングをしたり、プリクラ
を撮ったり、お茶をしながら延々とお喋りをしたりと、友人との一時はとても楽し
かった。
 そして、とある話から「浅虫の駅にある足湯に行こう!」と決まり、何も準備して
いなかった私達は、100円ショップで色違いの手ぬぐいを購入し、いざ出発!
 ところが、その日は生憎の悪天候。足湯は、屋根があるだけの屋外だったため、北
風とともに雪が顔に殴りかかってくる。「寒いけど、足は温かい」「温かいけど、寒
くて耳がちぎれそう」となかなか陸に上がれない。さぁ、こうなると一種の我慢大
会。どうにか寒さをしのぐ手立てはないかと辺りを見回してみたものの、何もない。
結局、買ってきた手ぬぐいを"ほっかぶり"する女の子2人。
 冬場の吹雪いている時に利用している人は少ないのか、はたまた手ぬぐいを被って
はしゃいでいる女の子が珍しいのか、タクシーの運転手や観光客に奇異な視線を向け
られたのは言うまでもない。(obe)

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◆東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」
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1:井上しみ子(鰺ヶ沢)ら新たに23人、ViC・ウーマンに認定
2:イカ焼き店の人気犬「わさお」の魅力写真に/拠点館で展覧会
3:鰺ヶ沢クラブ、決勝で敗れる/西北五社会人バスケットボール/鰺ヶ沢町関連分
結果
4:ボランティア 喜び実感/「子ども福祉塾」14人活動
5:県水産総合研究センター(鰺ヶ沢町)と北海道大学の共同でマダラ調査

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(1)2009/2/19(木)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎井上しみ子(鰺ヶ沢)ら新たに23人、ViC・ウーマンに認定
 県は十八日、青森市の青森国際ホテルで「農山漁村女性の日」県大会を開き、本年
度新たに「ViC・ウーマン」として認定された二十三人に認定証を授与した。
 ViC・ウーマンの認定は、地域農林水産業の推進や住みよい地域社会づくりに積極
的に取り組んでいる女性に対し、県が一九九四年から実施しており、今回の認定で計
三百九十三人となった。
 大会には県内で一次産業に従事する女性を中心に約三百人が出席。三村申吾知事が
認定者を一人一人激励しながら認定証を手渡すと、弘前市の三浦由紀子さんは「産地
直売活動を通じて、地域の活性化に貢献していきたい」と意気込みを述べた。そのほ
かの認定者は次の通り。
 錦谷安代(青森)齋藤美鶴(弘前)福士昭子(田舎館)畑中淳子(階上)澤口ミ
エ、玉川美穂子(南部)市村文子(田子)成田啓子、松本和子、秋村京子、泉谷加千
子(五所川原)原田ひとみ(つがる)瀬戸ひとみ(鶴田)前田恵美子、成田ひで子
(中泊)井上しみ子(鰺ヶ沢)山田浩代(十和田)村山知子、高山千鶴子(野辺地)
中村千賀子(むつ)二本柳玲子(東通)嘉賀和子(風間浦)

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(2)2009/2/19(木)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎イカ焼き店の人気犬「わさお」の魅力写真に/拠点館で展覧会
 鰺ヶ沢町の人気犬「わさお」の魅力を存分に紹介する写真展「徒然(つれづれ)あ
じがさわデジタル写真展〜わさお/この町」が十八日、同町の日本海拠点館で始まっ
た。
 さまざまな愛らしい表情を見せるわさおと、四季折々の岩木山や日本海など鰺ヶ沢
の印象的な風景をとらえた約百点の写真は、同町在住のウェブデザイナー工藤健さん
(41)の力作。
 わさおは同町のイカ焼き店の飼い犬。昨年五月、インターネットで旅行記をつづっ
ている京都市の女性がネット上で紹介したのを機に一躍有名になった。
 デジタルカメラでふるさと鰺ヶ沢の風景を精力的に撮影している地元の工藤さん
も、自身のブログ「徒然あじがさわ」でわさおをたびたび紹介、ブームを後押しす
る。東奥日報が今月開設した総合情報サイト「Tooナビ」で、ブログ「わさお通信 
今日のしっぽ」を担当している。
 工藤さんは「わさおが、不細工でかわいい『ブサかわいい』だけの犬ではなく、生
き物としての感情や表情があり、わさおなりの暮らしがあることを知ってほしい」
と、写真展を企画した狙いを話す。わさおとともに会場を訪れた飼い主の菊谷節子さ
ん(66)は「いい写真ばかり。ぜひ見に来てほしい」とにっこり。
 写真展は三月十五日までの午前九時−午後五時。入場無料。火曜日は休館。問い合
わせは同館(電話0173-72-5555)へ。

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(3)2009/2/20(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎鰺ヶ沢クラブ、決勝で敗れる/西北五社会人バスケットボール/鰺ヶ沢町関連分結

(つがる市柏総合体育センター)

 ▽女子準決勝
鯵ケ沢クラブ 38—31 オルテンシア
 ▽同決勝
ヒラカワ事務器C 62—27 鰺ヶ沢クラブ

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(4)2009/2/20(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎ボランティア 喜び実感/「子ども福祉塾」14人活動
 鰺ヶ沢町内の小学四−六年生を対象に同町社会福祉協議会が募集した「子ども福祉
塾」の最後の活動がこのほど行われ、児童十四人がお年寄りとの交流や雪片付け作業
を通じて人の役に立てる喜びを実感した。
 福祉塾は、子どもが福祉の体験活動を通じて高齢者や障害者への理解を深め、福祉
の心をはぐくむのを目的に、町社協が本年度初めて取り組んだ。車いすでの買い物体
験、高齢者疑似体験、清掃活動など、昨年六月から今回まで計六回行った。
 最終回は、雪片付けボランティア活動の児童十三人と合同で、二班に分かれて実
施。このうち南金沢地区の班は風雨の影響で雪片付けを取りやめ、一人暮らしのお年
寄りの家を訪ね、福祉安心電話の役割などを学んだ。山間部にある第二松代地区に出
向いた班はお年寄りの家で雪片付けに汗を流し、喜ばれた。
 佐藤さくらさん(西海小四年)は「人のために活動することはすごく楽しかっ
た」、小笠原梓さん(舞戸小五年)は「いろんなことを体験でき、福祉について知る
ことができた」と、これまでの体験活動を振り返っていた。

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(5)2009/2/21(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎県水産総合研究センター(鰺ヶ沢町)と北海道大学の共同でマダラ調査
 マダラの好む水温と水深を知り、資源管理や回復に役立てるため、県水産総合研究
センター(鰺ヶ沢町)と北海道大学が共同で、むつ市脇野沢で捕れたマダラに水温と
水深を記録するICチップ内蔵の装置を取り付けて放流する全国初の研究に乗り出し
た。二十日には、脇野沢村漁協種苗センターで体長六〇センチ台、体重二キロ台の三
歳魚四匹に装置が取り付けられた。近く放流する予定。
 装置は水深一、一〇〇メートルの水圧まで耐えられ、電池式で数年間は動くとい
う。センサーが計測した情報は断続的に蓄積され、一年後に回収した場合は十五分間
隔で、二年後では三十分間隔で保存されたデータが取り出せる。再び網にかかったタ
ラから装置を回収すれば、いつ、どの水温帯を通って陸奥湾に戻るかなどを知る上で
貴重なデータが得られる。
 近年のマダラ不漁は海水温の上昇が一因とも言われる。同研究センターの野呂恭成
資源開発部長は「データを解析することで、タラの資源変動の解明につながる。一匹
でも捕まってほしい」と期待している。北海道大学大学院水産科学研究院の桜井泰憲
教授も「タラにとっての適水温が、実際に泳いでいる状態で把握できる」と話してい
る。調査は来年度以降も継続したい考えだ。
 脇野沢のマダラは今シーズン久しぶりの好調で、水揚げ量は二十日現在で約九十二
トンに上っている。

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2009年2月19日木曜日

[鰺ヶ沢町fメール]第357号 **高速水着で記録更新?**

**高速水着で記録更新?**

 昨年夏、北京オリンピックが開催され、競泳種目では高速水着が大きな話題となっ
た。

 各国のメーカーでは、水着の開発に余念がなく記録への挑戦を後押しするために、
競って開発している。

 県内でも、高速水着は大会出場選手や保護者でも話題となっており、一般競泳用水
着より高価であるがオリンピックを境に徐々に普及してきたようだ。

 2月8日をもって、今年度の県内主要大会が終了したが、その大会では高速水着の影
響なのか、男女合わせると約30の県最高記録が更新され、希に見る記録ラッシュの大
会となった。

 選手たちは各大会に合わせた調整方法をとって出場しているが、全国大会出場を目
標にしている選手たちはやはり水着が影響していることを知っているようで、実際、
有力選手は記録更新をするが、一方で、体力、技術の向上においても、日々努力を重
ねていると聞く。

 鰺ヶ沢スイミングクラブ(ASC)では、3月に開催される春の全国大会へ6名が11種
目で出場することが決定している。水着に影響されることなく思う存分力を発揮する
ことを第一とし、着用にあたっては、技術と体力が伴わなければ効果が表れないこ
と、そしてなにより個人のレベルアップこそが、将来に繋がっていく要素であること
を知ってほしいと思う。(h.sasa)

◆イベント情報等
◎ギャラリー活用支援事業
「徒然あじがさわデジタル写真展2009〜わさお/この町〜」開催
<インターネットやTVなどで話題となっている秋田犬「わさお」と鰺ヶ沢の風景を、
工藤健さんがこれまで撮影した約50点の写真を展示。ぜひご来場下さい。>
期間/2月18日(水)〜3月15日(日)
時間/9:00〜17:00(火曜日は休館日)
場所/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/無料
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]

◎「第26回チャリティー芸能大会」開催
日時/2月22日(日) 12:00開演(10:30開場)
会場/日本海拠点館3階ホール
入場料/300円
主な内容/歌、踊り、寸劇など
主催/鰺ヶ沢地域婦人団体連絡協議会
後援/鰺ヶ沢町教育委員会
《お問合せ》町教育委員会 教育課社会教育班[電話:0173-72-2111(内線331)]

◎「新酒の会 酒宴」開催
日時/3月6日(金) 18:00〜
場所/舞戸公民館 大ホール
主催/舞戸商店会青年部
限定/250名
料金/3,000円(ビール・ソフトドリンクは別売)
主な内容/にごり・純米・大吟醸の3種類のしぼりたての新酒の飲み放題
     お楽しみ抽選会
     「担ぎ乃会」によるねぷた囃子の演奏 など
チケット販売/鰺ヶ沢町観光協会(電話:0173-72-5004)
       ブックショップ「プラスワン」(電話:0173-72-8780)
《お問合せ》鰺ヶ沢町観光協会(海の駅わんど内)[電話:0173-72-5004]

◎鰺ヶ沢町老人クラブ連合会「芸能発表会」開催
日時/3月8日(日) 9:00開演(8:30開場)
会場/舞戸公民館ホール
入場料/無料
主催/鰺ヶ沢町老人クラブ連合会
《お問合せ》町教育委員会 教育課社会教育班[電話:0173-72-2111(内線331)]

◎「AJI-ROCK FESTIVAL2009」開催
日時/3月8日(日) 13:30開演予定
場所/日本海拠点館3階ホール
入場料/前売200円・当日300円
出演/7バンド予定
《お問合せ》アジロックフェスティバル実行委員会
      (日本海拠点館内)[電話:0173-72-5555]

◎「林業座談会」開催
日時/3月12日(木) 10:00〜
場所/町中央公民館2階和室
《お問合せ》つがる森林組合本所[電話:0173-72-2436]

◎新春チャリティー「照秀会舞踊発表会」開催
日時/3月15日(日) 10:00開演(9:00開場)
会場/日本海拠点館3階ホール
入場料/500円
主催/舞踊照秀会
後援/町教育委員会ほか
《お問合せ》町教育委員会 教育課社会教育班[電話:0173-72-2111(内線331)]

◎ギャラリー活用支援事業
鰺ヶ沢清心書道会「永野清海遺作展」開催
期間/3月20日(金・祝)〜22日(日)
時間/9:00〜17:00
場所/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/無料
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]

◎みんなで歌おう「おとin鰺ヶ沢」開催
日時/3月20日(金・祝) 18:00スタート
会場/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/前売800円(ワンドリンク付)
《お問合せ》あじがさわ○○会事務局(日本海拠点館内)
      [電話:0173-72-5555]

**海の駅わんどからお知らせ**
〜新規テナント募集!〜
 海の駅わんどでは、海の駅内店舗の新規テナントを募集しています。応募は、町内
外の法人または個人で「地元住民及び観光客に親しまれる店舗」の経営をできる方で
す。出店を希望される方は、下記までご連絡下さい。
概要 [名  称]海の駅わんど
   [所 在 地]西津軽郡鰺ヶ沢町大字本町246-2
   [構  造]鉄骨造ステンレス鋼板葺2階建
   [店舗面積]17.3坪(約57平方メートル)〜40.1坪(約132.2平方メートル)
   [店舗種類]特に指定無し
   [開  業]随時
※希望者には募集要項及び提出書類をお渡しします
※選考方法は、書類審査及び面談です
《申込先・お問合せ》海の駅わんど[電話:0173-72-6661]

【ちょっといっぷく】
 この春、娘が進学のため函館市で新生活を送ることになった。新生活で必要なもの
をとりあえず揃えたが、一つ大きなことをもくろんでいるようである。車だ。将来の
娘のためにとおもい、妻と相談し比較的女の子に人気がある車を昨年購入し、自分が
乗ったあと娘へ渡すことにしていたが、本人は気に入らなかったようだ。本人曰く、
数年後にはもっといい車が出る、それから考える、とのこと。本人も賛成したはずな
のに…
いつまでこの車に乗るのだろう。(h.sasa)

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◆東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」
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1:日本のホテル・旅館100選/グランメール山海荘(鰺ヶ沢)が総合78位
2:アルペン(大回転)少年男子に相馬優樹/新潟スキー国体17日から熱戦
3:「福祉充実目指そう」/西郡大会で150人協力誓う/鰺ヶ沢
4:<東西南北>ロータリークラブが町に4万円寄付
5:<東西南北>赤石地区で芸能発表会
6:<東西南北>「まっこ市」にぎわう

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(1)2009/2/10(火)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎日本のホテル・旅館100選/グランメール山海荘(鰺ヶ沢)が総合78位
 全国の旅行会社の投票による第三十四回「プロが選ぶ日本のホテル・旅館百選」
(旅行新聞新社主催)で、鰺ヶ沢町のホテルグランメール山海荘が総合七十八位に
入った。総合百選に県内の施設が入るのは五年ぶり。また、第二十二回「にっぽんの
温泉百選」「人気温泉旅館ホテル二百五十選」(ともに観光経済新聞社主催)に、そ
れぞれ二温泉地と六施設が県内から選ばれた。
 ホテル・旅館百選の部門別では、料理部門で浅虫観光ホテル(青森市)が四十二
位、施設部門でホテルグランメール山海荘が六十位。優良観光バス三十選では三八五
バス(八戸市)が八位にランクインし、前回の九位から順位を上げた。
 また同百選の中で、観光・食事施設百選にレストランやすみや(十和田市)と立佞
武多の館(五所川原市)、土産物施設百選に下北名産センター(むつ市)とトラベル
プラザ・サンシャイン(横浜町)=順位は十位まで、県内施設はいずれも十一位以下
で順位なし=が選ばれた。
 一方、温泉百選では酸ケ湯(青森市)が四十七位、黄金崎不老ふ死(深浦町)が六
十九位と、ともに前回と同じ順位だった。人気温泉旅館ホテル二百五十選には、県内
からランプの宿青荷温泉(黒石市)、南津軽錦水(大鰐町)、黄金崎不老ふ死温泉、
酸ケ湯温泉旅館、蔦温泉旅館(十和田市)、山のホテル(弘前市)が入った。

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(2)2009/2/11(水)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎アルペン(大回転)少年男子に相馬優樹/新潟スキー国体17日から熱戦
 県体育協会は、17日から20日までの4日間、新潟県湯沢町、十日町市、南魚沼市で
開かれる第64回国民体育大会冬季大会スキー競技会「トキめき新潟国体」に出場する
本県選手団を発表した。油川和世県体協副会長を団長に、役員16人、監督・コーチ14
人、選手48人(男子35人、女子13人)の総勢78人が全国の精鋭たちと競い合う。開会
式は17日午後1時半から湯沢町内で行われ、本県は複合成年Bの福士和行(陸自青森)
が旗手を務める。
 鰺ヶ沢からは、アルペン(大回転))の少年男子に相馬優樹(鰺ヶ沢)が出場する

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(3)2009/2/13(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎「福祉充実目指そう」/西郡大会で150人協力誓う/鰺ヶ沢
 西郡社会福祉大会が十日、鰺ヶ沢町の舞戸公民館で開かれ、鰺ヶ沢と深浦両町の関
係者ら約百五十人が地域福祉の充実へ一層力を合わせることを誓った。
 主催した西郡社会福祉協議会の神唯一会長が「共に支え合える福祉の充実したまち
づくりを目指していくためにも、支援と協力を」と呼び掛けた。
 社会福祉の発展に功績のあった両町の十八人と二団体を表彰した後、受賞者を代表
して鰺ヶ沢町の清野巽さんが「なお一層地域に奉仕していきたい」と謝辞を述べた。
 表彰を受けたのは次の通り。
 ▽鰺ヶ沢町 八熊トモヱ、岩谷テツ、齋藤きみ、木村チヤ、鶴田港、齋藤昭子、大
柿幹子、佐藤たまえ、清野巽、世永智紗、水口重三、木村勇蔵、鰺ヶ沢地域婦人団体
連絡協議会、鰺ヶ沢町カラオケ愛好会
 ▽深浦町 宮本剛太郎、鈴木忠輝、西巻修、山田律子、村山文子、堀内貴与子(若
佐谷雅之)

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(4)2009/2/14(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎<東西南北>ロータリークラブが町に4万円寄付
 鰺ヶ沢ロータリークラブ(杉澤廉晴会長)はこのほど、鰺ヶ沢町に現金4万円を寄
付した。同クラブの新年会で行ったチャリティーオークションの益金。

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(5)2009/2/14(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎<東西南北>赤石地区で芸能発表会
 鰺ヶ沢町赤石地区町内会連合会主催の新春芸能発表会がこのほど、赤石公民館で開
かれ、地区の芸達者たちが住民約150人を前に歌や踊りを披露した。地区の繁栄と五
穀豊穣(ほうじょう)を祈って、町指定無形民俗文化財の目内崎獅子舞も披露され、
会場内は厳かな雰囲気に包まれた。

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(6)2009/2/17(火)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎<東西南北>「まっこ市」にぎわう
 鰺ヶ沢町のJR陸奥赤石駅前にあるスーパー、呉服・酒店、薬店の3店舗が15日、年
に1回の「まっこ市」を開き、多くの買い物客でにぎわいを見せた。
 買い物客に「まっこ(お年玉)」のサービス品を提供する感謝セールとして、1986
年に駅前商店街の7店舗でスタートした。
 参加店舗は減少したものの「近隣の大型店に負けないで頑張っていこう」と、今年
も3店舗が結束した。
 午前7時半に始まり、各店は先着15人の買い物客に「早出賞」をプレゼント。けの
汁や豚汁、うどんなども振る舞った。
 訪れた人たちは、買い物の金額に応じてさまざまな「まっこ」を受け取り、喜んで
いた。

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・このfメールは鰺ヶ沢町が費用負担し、同町と東奥日報社が協力
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2009年2月12日木曜日

[鰺ヶ沢町fメール]第356号 **充実した教育環境で育め、未来の宝!**

**充実した教育環境で育め、未来の宝!**
〜「鰺ヶ沢町立小・中学校学区再編計画」を策定〜

 複式学級の増加や学校の小規模化、校舎の老朽化(耐震性)など、鰺ヶ沢町の教育
環境は多くの課題に直面していることを踏まえ、大きく変ろうとしている!

 「子どもが少ない!」と、地方では深刻な状況の中、鰺ヶ沢町でも児童・生徒が
年々減少し、平成20年度入学児童がゼロの小学校もあるほど。さらに、築40年以上の
老朽校舎や耐震基準に満たない施設など、建て替えや大規模改修が必要とされている
が、財政状況を考えると非常に厳しい。町ではこのような教育環境が、子どもたちの
育成に大きな影響を及ぼす可能性があるのではと懸念している。

 そこで、昨年7月に小・中学校の学区再編について検討する「鰺ヶ沢町学区再編等
検討委員会」が設置され、教育環境の適正な規模や配置、基本的な考え方など具体的
な方策について検討された。検討委員会は、学識経験者や各小・中学校PTA代表など
14名で構成され、現状の再確認や各学校で抱える課題などについて幾度も意見を交わ
してきた。

 これらの意見をまとめた中間答申書を公表し、町民から広く募集した(パブリック
コメント)意見などを参考に、検討委員会では昨年12月に最終答申書を町教育委員会
へ提出している。

 これを受け町教育委員会では、提出された最終答申書に基づき「鰺ヶ沢町立小・中
学校学区再編計画」を策定し町へ提出した。主な概要は、
1) 小学校7校を2校に、中学校2校を1校に
2) 再編は小・中学校同時期とし、平成23年4月に実施
3) 再編の受け入れとなる校舎で、耐震基準に満たない施設は再編までに改修

 町では、この計画を概ね承認した。もちろん、この時点で再編計画全てが決定され
てしまう訳ではない。平成21年度早々に、学校やPTA、各地域へ出向き、今後のスケ
ジュールなど詳細な説明をしていく予定である。

 あと2年、学区を再編するまでには、通学にかかる交通手段の確保や子どもたちへ
の精神的負担、また校名・校歌・校旗など、解決しなくてはいけない課題も多い。し
かし、再編は充実した学校教育の向上を目指すばかりでなく、集団生活で養われる協
調性や忍耐力など、将来子どもたちが社会生活を営む上で必要な「生きる力」に直接
つながるもの。子どもたちの今まで以上にハツラツとした元気な姿を、一刻も早く見
たいものである。(hissa)

【お詫びと訂正】
fメール第354号(平成21年1月29日配信)の「交通死亡事故ゼロ500日達成!」の記
事で、一部誤りがありましたので訂正しお詫びいたします。
【誤】 → 平成19年9月17日から平成21年1月28日までの500日間
【正】 → 平成19年9月16日から平成21年1月27日までの500日間

◆イベント情報等
◎「第4回ウインタースポーツ大会」開催
<冬期間の小学生の体力増進と親睦を深めることを目的に、第4回ウインタースポー
ツ大会を開催します。競技種目は雪合戦のみですが、戦術力と忍耐力、そしてスピー
ドが求められるとてもハードなスポーツです。ぜひ子ども達の熱き闘いをご観戦くだ
さい。>
日時/2月15日(日) 9:15競技開始予定
場所/西海小グランド(小夜)
対象/鰺ヶ沢町内の小学生
その他/観戦無料、当日参加不可
《お問合せ》町教育委員会 教育課社会教育班[電話:0173-72-2111(内線333)]

◎「amf公開講座」開催
日時/2月15日(日) 13:00〜16:00
会場/日本海拠点館3階ホール
※詳しくは、下記までお問合せ下さい
《お問合せ》amf事務局(日本海拠点館内)[電話:0173-72-5555]

◎ギャラリー活用支援事業
「徒然あじがさわデジタル写真展2009〜わさお/この町〜」開催
<インターネットやTVなどで話題となっている秋田犬「わさお」と鰺ヶ沢の風景を、
工藤健さんがこれまで撮影した約50点の写真を展示。ぜひご来場下さい。>
期間/2月18日(水)〜3月15日(日)
時間/9:00〜17:00(火曜日は休館日)
場所/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/無料
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]

◎「第26回チャリティー芸能大会」開催
日時/2月22日(日) 12:00開演(10:30開場)
会場/日本海拠点館3階ホール
入場料/300円
主な内容/歌、踊り、寸劇など
主催/鰺ヶ沢地域婦人団体連絡協議会
後援/鰺ヶ沢町教育委員会
《お問合せ》町教育委員会 教育課社会教育班[電話:0173-72-2111(内線331)]

◎鰺ヶ沢町老人クラブ連合会「芸能発表会」開催
日時/3月8日(日) 9:00開演(8:30開場)
会場/舞戸公民館ホール
入場料/無料
主催/鰺ヶ沢町老人クラブ連合会
《お問合せ》町教育委員会 教育課社会教育班[電話:0173-72-2111(内線331)]

◎「AJI-ROCK FESTIVAL2009」開催
日時/3月8日(日) 13:30開演予定
場所/日本海拠点館3階ホール
入場料/前売200円・当日300円
出演/7バンド予定
《お問合せ》アジロックフェスティバル実行委員会
      (日本海拠点館内)[電話:0173-72-5555]

◎「林業座談会」開催
日時/3月12日(木) 10:00〜
場所/町中央公民館2階和室
《お問合せ》つがる森林組合本所[電話:0173-72-2436]

◎新春チャリティー「照秀会舞踊発表会」開催
日時/3月15日(日) 10:00開演(9:00開場)
会場/日本海拠点館3階ホール
入場料/500円
主催/舞踊照秀会
後援/町教育委員会ほか
《お問合せ》町教育委員会 教育課社会教育班[電話:0173-72-2111(内線331)]

◎ギャラリー活用支援事業
鰺ヶ沢清心書道会「永野清海遺作展」開催
期間/3月20日(金・祝)〜22日(日)
時間/9:00〜17:00
場所/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/無料
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]

◎みんなで歌おう「おとin鰺ヶ沢」開催
日時/3月20日(金・祝) 18:00スタート
会場/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/前売800円(ワンドリンク付)
《お問合せ》あじがさわ○○会事務局(日本海拠点館内)
      [電話:0173-72-5555]

**海の駅わんどからお知らせ**
〜新規テナント募集!〜
 海の駅わんどでは、海の駅内店舗の新規テナントを募集しています。応募は、町内
外の法人または個人で「地元住民及び観光客に親しまれる店舗」の経営をできる方で
す。出店を希望される方は、下記までご連絡下さい。
概要 [名  称]海の駅わんど
   [所 在 地]西津軽郡鰺ヶ沢町大字本町246-2
   [構  造]鉄骨造ステンレス鋼板葺2階建
   [店舗面積]17.3坪(約57平方メートル)〜40.1坪(約132.2平方メートル)
   [店舗種類]特に指定無し
   [開  業]随時
※希望者には募集要項及び提出書類をお渡しします
※選考方法は、書類審査及び面談です
《申込先・お問合せ》海の駅わんど 電話:0173-72-6661

【ちょっといっぷく】
 年が明けて、すでに一ヶ月が過ぎた。時が進むのは早く、あと50日足らずで今年度
も終わる。
 我が課では、すでに来年度に向けた事業計画や新年度予算編成などで多忙な毎日を
送っている。そして、このいっぷくを書いている今日は土曜日。休日だというのに、
私を含め7人もが休日返上で黙々と仕事をしている。もちろん他課にもがんばる人の
姿がちらほら見える。今日は天気もよく、穏やかな日だというのに・・・。
 あっ!天気が良いと言えば、今年は暖冬で、雪がとても少ない年である。道路が雪
で覆いつくされた日が何日あっただろうか?「暖冬の年の夏は冷夏になる」などとも
言われるが、果たしてどんな夏になることか。
 あっ!夏と言えば、今年は4年に1度のお祭り「白八幡宮大祭」の年である。この祭
りは、300年以上の歴史のある古式ゆかしい伝統行事。楽しみですねぇ〜!
 4年間待ってのお祭りなだけに、今年の夏はキリッと暑く、祭り期間中は常に晴天
であってほしいものである。(hissa)

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◆東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」
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1:町の未来に夢と希望を/町民有志が「拓く会」結成
2:長谷川満生さんら新たに10人認定/県青年農業士
3:大漁旗掲げ安全を祈願/西海岸地方で船魂祭
4:山村開発センターで「くらしの工夫展」
5:<東奥春秋>鰺ヶ沢町で「わさお」ブーム
6:第46回全国中学スキー/第3日 大回転/加藤岳峰(鰺ヶ沢一)41位
7:鰺ヶ沢町のヒラメのすり身鍋など冬の味覚一堂に/青森でフェス
8:県室内選手権水泳競技大会・第1日/鰺ヶ沢関連記録(7日・鰺ヶ沢町スポーツセ
ンター)
9:◇県室内選手権水泳競技大会最終日/鰺ヶ沢関連記録(8日・鰺ヶ沢町スポーツセ
ンター)
10:<スクール 部活へ行GO>鰺ヶ沢高校JRC部/奉仕活動を通じて成長

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(1)2009/2/4(水)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎町の未来に夢と希望を/町民有志が「拓く会」結成
 厳しい財政難に直面している鰺ヶ沢町の町民有志が、まちづくりについて町民の立
場から考えようと「あじがさわの未来を拓(ひら)く会」をつくった。二十八日に舞
戸公民館で設立総会を開く予定。
 発起人会はこのほど町中央公民館で開かれ、関係者十七人が出席。発起人を代表し
て元町議の菊谷三朗さんが「この土地を夢のあるものとして子孫に引き継いでいく責
任が、現在のわれわれに課せられている。この会が町の再生、元気化に役立つように
取り組んでいくので、理解と協力をお願いしたい」とあいさつ。
 会の名称、会則を決め、会長に菊谷さん、副会長に元副町長の太田豊さん、神和子
さんを選任した。
 会則では、会の目的を「町民、次世代の子どもたちが、夢と希望を持って暮らせる
まちにするため、みんなで学び、考え、自らが行動し、まちづくりに反映させてい
く」ことと定めた。目的を達成するための活動として、まちづくりに関する勉強会・
情報収集・行政への提言、地域住民との情報交換・交流などを行うとしている。

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(2)2009/2/5(木)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎長谷川満生さんら新たに10人認定/県青年農業士
 県は四日、優れた農業経営の実践者として県農業経営士十人と、県青年農業士十人
を新たに認定した。同日、青森市のアラスカで開いた授与式で、三村申吾知事が一人
一人に認定証書を手渡した。
 農業経営士はおおむね四十歳から六十五歳まで、青年農業士は四十歳までの若手農
業者が対象。これまでの認定者は農業経営士が二百四十一人、青年農業士は六百二十
四人になった。
 新たに認定された農業経営士と青年農業士は次の通り。
 ▽農業経営士 坂本信義(蓬田村)今井龍美(平川市)岩渕弘孝(同)奈良岡文英
(藤崎町)坂本誠治(南部町)長尾信彦(五所川原市)山内勝(つがる市)岡猛(鶴
田町)竹内淳一(東北町)吉田良紀(おいらせ町)
 ▽青年農業士 木立丞(平内町)石岡照久(弘前市)棟方倫輝(同)對馬忠法(平
川市)奈良優(同)山崎光司(大鰐町)森司(南部町)盛政太(つがる市)稲葉光省
(同)長谷川満生(鰺ヶ沢町)

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(3)2009/2/6(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎大漁旗掲げ安全を祈願/西海岸地方で船魂祭
 「浜の正月」とされる旧暦一月十一日の五日、西海岸地方の各漁港では恒例の「船
魂(ふなだま)祭」が行われ、漁業者たちが船に大漁旗を掲げるなどして向こう一年
間の安全と大漁を祈願した。
 深浦町の北金ケ沢漁港では、船魂祭に合わせて漁を休んだ船に前日から掲げられた
大漁旗が、穏やかな潮風になびいていた。操業した一部漁業者も水揚げ後に大漁旗を
掲げ、海の安全を祈った。
 同漁港でヤリイカを選別していた漁業者の一人は「今年はヤリイカが不漁だが、最
近になって水揚げが増えてきた。もっと捕れてほしい」と願っていた。
 鰺ヶ沢町の鰺ヶ沢漁港では漁業者が一斉に漁を休み、近くの胸肩神社で一年の無事
を祈った。

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(4)2009/2/6(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎山村開発センターで「くらしの工夫展」
 鰺ヶ沢、深浦両町の女性たちが生活の知恵を交換し合う「くらしの工夫展」が五
日、鰺ヶ沢町山村開発センターで開かれ、多くの来場者でにぎわった。
 鰺ヶ沢地区生活改善グループ連絡協議会が主催し四十回目。恒例のコンクールに
は、地域特産物を使った料理・加工品部門に七十三点、快適な農作業衣などの部門に
五十七点の応募があった。ナガイモやハタハタ、リンゴなどを使った数々のアイデア
料理、リフォーム作品が展示され、関心を集めた。
 四十回の節目を記念し、鰺ヶ沢町の保木原生活改善グループの女性らが寸劇を熱
演。サケのすり身汁が振る舞われ、行列ができた。「紫いもの水ようかん」「ヤーコ
ン入りパンケーキ」など近年の入賞作品四点の実演・試食コーナーも盛況だった。
 コンクールの奨励賞受賞者は次の通り。

 ▽料理・加工品の部 尾崎幸子(県知事賞)、松山和江(鰺ヶ沢町長賞)、齋藤啓
子、澁谷ちせ、鴨川君子、荒谷幸美、後藤信子、對馬純子
 ▽快適な農作業衣、アイデア・工夫作品の部 古川博子(深浦町長賞)、大石京
子、勢州谷富佐子、本間みゑ、今マサ、今紀子

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(5)2009/2/7(土)夕刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎<東奥春秋>鰺ヶ沢町で「わさお」ブーム
 今、鰺ヶ沢町が「わさお」ブームに沸いています。
 わさおって何? 答えは、日本海沿いに並ぶイカ焼き屋さんが飼っている犬の名前
です。
 昨年の春でした。旅好きの京都に住むメレ子さんがイカ焼き屋さんを訪れ、そこに
いた犬の写真を、インターネットの自身のブログ(日記)で紹介しました。
 本来の名前はレオ。でも、もじゃもじゃの毛、ちっちゃな目。メレ子さんはその風
ぼうから「犬としてはギリギリな感じ」とコメントし、この犬をわさおと呼びまし
た。
 ところが、時間がたつにつれ、ネット界で、このギリギリの犬が「ブサかわいい
(ぶさいくでかわいい)」と評判に。暗いニュースが多い今、わさおに癒やしを求め
たのでしょうか。昨年秋、わさおはネット界から飛び出し、一気にブレークしまし
た。
 観光協会が作製したわさおTシャツはあっという間に完売。町も特別観光大使の任
命や住民登録を計画する熱の入れようです。今や、わさお会いたさに、全国からファ
ンが訪れるほどの人気ぶりです。
 日本海発のホットな話題に、気持ちも明るくなります。わさおを追いかけるブログ
「わさお通信 今日のしっぽ」は、東奥日報のホームページ「Tooナビ」で公開中で
す。

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(6)2009/2/7(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎第46回全国中学スキー/第3日 大回転/加藤岳峰(鰺ヶ沢一)41位
 ▽男子
 (1)西村友希(愛知・名古屋桜丘)2分15秒19(1分10秒51、1分4秒68)(2)新
(北海道・虻田)2分15秒66(1分10秒74、1分4秒92)(3)西(石川・白嶺)2分18
秒80(1分11秒93、1分6秒87)(27)笹原啓生(荒川)2分23秒45(1分14秒68、1分8秒
77)(29)長野真(新郷)2分23秒80(1分14秒99、1分8秒81)(41)加藤岳峰(鰺ヶ沢
一)2分25秒70(1分15秒85、1分9秒85)(92)洞内強志(大深内)2分30秒87(1分18秒
50、1分12秒37)

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(7)2009/2/8(日)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎鰺ヶ沢町のヒラメのすり身鍋など冬の味覚一堂に/青森でフェス
 青森の冬の味覚や伝統工芸品の制作体験を楽しめる「2009アスパムウィンターフェ
スティバル」(県産業振興協会主催)が七日、青森市の県観光物産館アスパムで始ま
り、大勢の市民でにぎわっている。八日まで。
 会場には、むつ市脇野沢のタラのじゃっぱ汁、三沢市のほっき丼、鰺ヶ沢町のヒラ
メのすり身鍋、深浦町のイカ焼きをはじめ、旬の食材を使ったメニューが勢ぞろい。
このほか温湯こけしの絵付け、こぎん刺しや南部裂織などの制作体験、ゆでダコの実
演販売やモウカザメの解体ショーも行われ、親子連れなどが楽しんでいた。
 ヤリイカ釣りを体験した青森市の鹿内こころちゃん(6つ)は「難しかったけど、釣
れてよかった。楽しかった」と、釣り上げたイカを手に喜んでいた。

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(8)2009/2/8(日)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎県室内選手権水泳競技大会・第1日/鰺ヶ沢関連記録
(7日・鰺ヶ沢町スポーツセンター)
 ◇男子▽五十メートル自由形 (1)今井祐次郎(ヤクルト弘前)24秒88(2)渋
谷(鰺ヶ沢SC)24秒90(3)成田(ヤクルト弘前)25秒48(4)横山(JSS弘前)
(5)瀧内(青泳会)(6)横道(ヤクルト八戸)
 ▽二百メートル同 (1)渋谷亮磨(鰺ヶ沢SC)1分56秒81(2)老久保(ヤクル
ト八戸)1分56秒83(3)今井(ヤクルト弘前)1分59秒05(4)中嶋(鰺ヶ沢SC)
(5)大谷(八工大一高)(6)佐藤(青泳会)
 ▽五十メートル平泳ぎ (1)飯田潤哉(青森ヤクルト)30秒52(2)須藤(ヤク
ルト弘前)30秒72=以上県中学新(3)神(鰺ヶ沢SC)30秒74(4)笹村(青泳会)
(5)川嶋(八工大一高)(6)横山(JSS弘前)
 ▽百メートル同 (1)須藤伊吹(ヤクルト弘前)1分5秒61(2)飯田(青森ヤク
ルト)1分5秒79=以上県中学新(3)神(鰺ヶ沢SC)1分5秒88=以上大会新(4)豊
川(ヤクルト青東)(5)久保(JSS弘前)(6)川嶋(八工大一高)
 ▽四百メートル同 (1)八工大一高(大野、川嶋、三上、大谷)4分9秒83(2)
鰺ヶ沢SC4分11秒60(3)ヤクルト弘前4分16秒55(4)ウイング八戸
 ◇女子▽五十メートル自由形 (1)笹村実樹(鰺ヶ沢SC)28秒89(2)太田
(鰺ヶ沢SC)28秒92(3)鳴海(ヤクルト青東)29秒26(4)成田(JSS弘前)
(5)工藤(ヤクルト弘前)(6)松倉(ウイング八戸)
 ▽二百メートル同 (1)稲場由紀子(鰺ヶ沢SC)2分6秒35=大会新(2)藤田
(ヤクルト青東)2分7秒57=県中学新(3)山田(ヤクルト青東)2分7秒65(4)笹
村(鰺ヶ沢SC)(5)一戸(ゆうえい館)(6)櫛桁(ウイング八戸)
 ▽五十メートル平泳ぎ (1)平船真帆(セントラル八戸)35秒15(2)佐々木
(ゆうえい館)35秒85(3)田中(ウイング八戸)36秒09(4)山下(鰺ヶ沢SC)
(5)須郷(ヤクルト青東)(6)加藤(SA五所川原)
 ▽四百メートル同 (1)鰺ヶ沢SC(稲場、山下、笹村、太田)4分34秒95

---------------------------------------------------------
(9)2009/2/9(月)夕刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎◇県室内選手権水泳競技大会最終日/鰺ヶ沢関連記録
(8日・鰺ヶ沢町スポーツセンター)
 ◇男子▽百メートル自由形 (1)渋谷亮磨(鰺ヶ沢SC)53秒56(2)成田(ヤク
ルト弘前)54秒32(3)横道(ヤクルト八戸)56秒09(4)西澤(ヤクルト青東)
(5)佐々木(ヤクルト八戸)(6)高橋(八工大一)秋元(鰺ヶ沢SC)
 ▽四百メートル同 (1)老久保亮太(ヤクルト八戸)4分7秒65(2)今井(ヤク
ルト弘前)4分7秒91(3)中嶋(鰺ヶ沢SC)4分9秒50(4)瀧内(青泳会)(5)西
原(ヤクルト八戸)(6)西澤(ヤクルト青東)
 ▽二百メートル平泳ぎ (1)神裕司(鰺ヶ沢SC)2分19秒71=大会新(2)久保
(JSS弘前)2分21秒97(3)飯田(青森ヤクルト)2分22秒69(4)須藤(ヤクルト
弘前)(5)川嶋(八工大一)(6)長谷川(ヤクルト弘前)
 ▽二百メートルリレー (1)青泳会(笹村、佐藤、瀧内、長尾)1分43秒15
(2)JSS弘前1分45秒08(3)ヤクルト八戸1分49秒69(4)ウイング十和田(5)
ウイング三沢(6)SA五所川原
 ▽四百メートル同 (1)鰺ヶ沢SC(中嶋、秋元、渋谷旬、渋谷亮)3分45秒12
(2)八工大一3分45秒57(3)ヤクルト弘前3分49秒28(4)ウイング八戸
 ◇女子
 ▽百メートル自由形 (1)山田美咲(ヤクルト青東)59秒87(2)笹村(鰺ヶ沢
SC)1分1秒73(3)太田(同)1分1秒88(4)成田(JSS弘前)(5)新井山(ヤク
ルト青東)(6)阿部(青森ヤクルト)
 ▽四百メートル同 (1)稲場由紀子(鰺ヶ沢SC)4分22秒87=県新(2)藤田は
るか(ヤクルト青東)4分24秒22=県中学新(3)櫛桁(ウイング八戸)4分38秒32
(4)有馬(青森ヤクルト)(5)神(東奥学園)(6)木村(SA五所川原)
 ▽二百メートル背泳ぎ (1)佐山あずさ(ウイング三沢)2分18秒41(2)一戸
(ゆうえい館)2分25秒55(3)工藤(SA五所川原)2分25秒71(4)小関(鰺ヶ沢
SC)(5)杉沢(ヤクルト弘前)(6)大柳(東奥学園)
 ▽四百メートル同 (1)鰺ヶ沢SC(稲場、太田、今、笹村)4分4秒23=大会新
(2)ヤクルト青東4分7秒10

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(10)2009/2/9(月)夕刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎<スクール 部活へ行GO>鰺ヶ沢高校JRC部/奉仕活動を通じて成長
 一月下旬、放課後の鰺ヶ沢高校。カーテンを引き照明を落とした教室で、青少年赤
十字(JRC)部員九人が、絵人形とパネルを使った芝居「パネルシアター」のけいこ
に励んでいた。
 卒業を目前に控えた三年生の女子部員三人にとって、校内で一、二年生を前に行う
最後の実演。「大きな古時計」の歌が流れ、暗闇の中、蛍光塗料を使った絵人形が浮
かび上がる。三年生たちは情感たっぷりに演じ、終了後、後輩たちの拍手を受けて充
実感に浸った。
 JRC部は、青少年赤十字の三つの実践目標「健康・安全」「奉仕」「国際理解・親
善」に基づいて活動している。さまざまな募金活動、保育所でのパネルシアター実
演、町内の介護老人保健施設で開かれる敬老会の手伝いなどのボランティア活動をは
じめ、命と健康を守る救急法の習得、国際交流など、多岐にわたる。
 三年生の三人は運動部の選手やマネジャーとして活躍する一方、JRC部で活動して
きた。前部長の石田真由さんは「お礼を言ってもらうとすごくうれしかった。こうい
う活動を多くの人に体験してほしい」、須藤真美さんは「これからもボランティアを
続けていきたい」。工藤亜梨菜さんは「専門学校でさらに学び、健康運動実践指導者
の資格を取得したい」と将来を見据える。
 現部長の米谷美都里さん(二年)は「JRC部でしかできない体験がたくさんあり、
すごく成長できた。将来は介護分野など、部活動を生かせる仕事に就きたい」と目を
輝かせる。三重県で今夏開かれる全国高校総合文化祭のボランティア部門に、西北五
地区代表の一人として参加する米谷さんは、全国から集まる高校生との交流を楽しみ
にしている。
 同部顧問の敦賀久美子教諭によると、西北五地区では近年、部員がそろわずにJRC
部が休部に追い込まれる学校も出てきた。鰺ヶ沢高も部員数が一けたと少なくなった
が、地道な奉仕活動を続けている。「部員たちは素直で明るく、人のために役に立ち
たいという気持ちを持っている。JRC活動は人間を成長させる。生徒たちが立派に
なって卒業していくのを見るのは楽しい」。敦賀教諭はほほ笑んだ。

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2009年2月5日木曜日

[鰺ヶ沢町fメール]第355号 「わさお」ブームはどこまでも・・・

「わさお」ブームはどこまでも・・・

 町内のとあるイカ焼き屋さんで、大きな体格で毅然として居座っている人気の秋田
犬「わさお」・・・。みなさんは、この犬をご存じだろうか・・・。

 きっかけは、昨年の春に当町を訪れた方が、その道中出会った1匹の犬の写真など
をインターネット上のブログに掲載したことに始まる。
参照記事はこちらから↓↓
http://d.hatena.ne.jp/mereco/20080526/

 たちまちネット上では、「かわいい」や「一度見てみたい」など、その愛嬌の良さ
にひかれる方が増え、ひそかなブームとなっていた。

 また、その状況を以前から把握していた町民が、自身のホームページ上でその話題
を取り上げ、実際に現地へ出向いての写真撮影や記事掲載をしたことにより、さらに
ブームが加速化された。
参照記事はこちらから↓↓
http://gin.ajigasawa.jp/archives/wasao/

 実際、そのホームページは、以前から当町に関する情報を発信しており、町外や県
外の方々には当町を訪れる際の情報収集の場として広く活用されている。

 このことがさらに相乗効果を生み、今ではテレビや雑誌などの各メディアで取り上
げられたり、「わさお」見たさに観光客が訪れるほど、人気が全国区となるほどの盛
り上がりを見せている。

 また、町観光協会では、「わさお」ブームにあやかり、昨年末に海の駅で「わさ
お」公式Tシャツを販売。色は、赤、青、黄、黒、サイズはS、M、L、XLの4色4
サイズ。価格は各2,000円(税込)となっている。さらに、現在ではインターネット
上でも販売している。ちなみに、売上金の一部は「わさお」の食事代にもなるとのこ
と・・・。
インターネットによるご購入はこちらから↓↓
http://mono.ajigasawa.jp/

 このTシャツもかなりの人気があり、今や品切れ続出中で、協会職員は、追加発注
や予約受付など、その対応に日々追われている。

 さて、この「わさお」。実はネット上でのあだ名であって、本当の名前はきちんと
あるそうだ。だが、飼い主も公認であり、この名前で通じるとのことなので、気軽に
呼びかけていただきたい。

 ただし、「わさお」に会いに来る際は、駐車スペースにゆとりがないため、交通の
妨げにならないよう注意していただくとともに、秋田犬故に、性格が難しいため、見
るだけにとどめることをお勧めする。さらに、普段の生活のリズムを崩さないよう、
餌などを与えることはもちろん、「わさお」にストレスを与えないような配慮が何よ
り大事であろう。

 最近は、暗い話題ばかりの鰺ヶ沢町であるが、ふとしたことがきっかけで明るい話
題を提供してくれた「わさお」とともに、ブームの火付け役となった方々、そして当
町にお出でいただいた方々に、心から感謝したい。(一)

◆イベント情報等
◎「第4回ウインタースポーツ大会」開催
<冬期間の小学生の体力増進と親睦を深めることを目的に、第4回ウインタースポー
ツ大会を開催します。競技種目は雪合戦のみですが、戦術力と忍耐力、そしてスピー
ドが求められるとてもハードなスポーツです。ぜひ子ども達の熱き闘いをご観戦くだ
さい。>
日時/2月15日(日) 9:15競技開始予定
場所/西海小グランド(小夜)
対象/鰺ヶ沢町内の小学生
その他/観戦無料、当日参加不可
《お問合せ》町教育委員会 教育課社会教育班[電話:0173-72-2111(内線333)]

◎「amf公開講座」開催
日時/2月15日(日) 13:00〜16:00
会場/日本海拠点館3階ホール
※詳しくは、下記までお問合せ下さい
《お問合せ》amf事務局(日本海拠点館内)[電話:0173-72-5555]

◎ギャラリー活用支援事業
「徒然あじがさわデジタル写真展2009〜わさお/この町〜」開催
<インターネットやTVなどで話題となっている秋田犬「わさお」と鰺ヶ沢の風景を、
工藤健さんがこれまで撮影した約50点の写真を展示。ぜひご来場下さい。>
期間/2月18日(水)〜3月15日(日)
時間/9:00〜17:00(火曜日は休館日)
場所/日本海拠点館1階冬の広場
入場料/無料
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]

**海の駅わんどからお知らせ**
〜新規テナント募集!〜
 海の駅わんどでは、海の駅内店舗の新規テナントを募集しています。応募は、町内
外の法人または個人で「地元住民及び観光客に親しまれる店舗」の経営をできる方で
す。出店を希望される方は、下記までご連絡下さい。
概要 [名  称]海の駅わんど
   [所 在 地]西津軽郡鰺ヶ沢町大字本町246-2
   [構  造]鉄骨造ステンレス鋼板葺2階建
   [店舗面積]17.3坪(約57平方メートル)〜40.1坪(約132.2平方メートル)
   [店舗種類]特に指定無し
   [開  業]随時
※希望者には募集要項及び提出書類をお渡しします
※選考方法は、書類審査及び面談です
《申込先・お問合せ》海の駅わんど 電話:0173-72-6661

【ちょっといっぷく】
 最近、巷ではインフルエンザが猛威をふるっています。町内も例外ではなく、学校
閉鎖になったケースもあったほど。
 また、庁内でも、今では沈静化したものの、インフルエンザ罹患者が増えた時期も
あり、今でも風邪対策などに予断を許しません。
 さて、2月に入り、最も寒さが厳しいと言われる時期になりましたが、ふと外を見
ると今期も少雪のようです。
 雪遊びが好きな方やスキー場経営者などにとっては痛手かもしれませんが、自分に
とっては、出勤前の雪かきの時間に費やす時間もなく、また通勤中も運転がスムーズ
で快適な日々が続いています。
 しかし、油断は大敵です。先ほどの風邪といい、雪といい、普段から対策(うが
い、手洗いの徹底や、早起きなど)をとっておくことが何より重要です。また、普段
の勤務中でも、上司から与えられた予期せぬ仕事に対してアタフタすることなく、常
に冷静な対応をとれるよう心がけたいものです。ね!Jさん。(一)

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◆東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」
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1:軽自動車税1.3倍に/拠点館の休止は回避へ
2:加藤岳峰が男子大回転7位/東北中学校スキー大会第4日
3:ストヨネら優良工事2業者を表彰/県農林水産部
4:七里長浜港利用促進協議会が弘前で講演会
5:軽自動車税1.3倍可決/鰺ヶ沢町臨時議会
6:県内初の軽自動車増税/厳しい、上げないで/協力するしか…/町民に戸惑い、
あきらめ
7:平間旗争奪西北五新人ミニバスケットボール大会=鰺ヶ沢関係のみ
8:十和田湖温泉郷アルペンスキー・同ジュニアアルペンスキー大会=鰺ヶ沢関係の

9:鰺ヶ沢第二中学校がリサイクル活動部門で優良校

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(1)2009/1/28(水)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎軽自動車税1.3倍に/拠点館の休止は回避へ
 財政難に直面している鰺ヶ沢町は二十七日、増収対策として、軽自動車税を二〇〇
九年度から現行の一・三倍に引き上げる方針を固めた。指定管理者の引受先がなけれ
ば休止することにしていた日本海拠点館については、再募集に対し名乗りを上げた東
京都内の録音会社を指定する方針で、同館の休止は回避される方向となった。
 町は三十日の臨時町議会に、町税条例の一部改正や指定管理者の指定などに関する
議案を提出する。
 一・三倍への引き上げが決まると、軽四輪乗用自家用が現行の七千二百円から九千
三百円に、軽四輪貨物自家用が四千円から五千二百円になる。同町の軽自動車税は〇
七年度決算で約二千六百五十万円。町は年間七百万−八百万円の増収を見込む。
 軽自動車税は各市町村の判断で標準税率の一・五倍まで引き上げることができる
が、県の調査によると〇八年四月時点で引き上げている県内の市町村はない。
 日本海拠点館の運営をめぐっては、指定管理者に応募してきた会社との交渉がまと
まり、現在週一日としている休館日については週二日を基本とする予定。

---------------------------------------------------------
(2)2009/1/28(水)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎加藤岳峰が男子大回転7位/東北中学校スキー大会第4日
(27日・山形県赤倉温泉ほか)=鰺ヶ沢関連記録
 ▽男子大回転 (1)菊地拓也(福島・館岩)2分20秒27(1分9秒24、1分11秒03)
(2)清野(山形・西村山朝日)2分21秒30(3)設楽(山形・高楯)2分22秒30
(5)豊島賢哉(西平内)1分11秒57(6)笹原啓生(荒川)1分11秒61(7)加藤岳
峰(鰺ヶ沢一)1分12秒25(10)長野真(新郷)1分11秒86

---------------------------------------------------------
(3)2009/1/29(木)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎ストヨネら優良工事2業者を表彰/県農林水産部
 県農林水産部は二十八日、農林水産関係の公共工事で優れた成果を上げた業者や技
術者を対象とした「優良工事表彰制度」の表彰式を県庁内で行い、県内の二業者に表
彰状を贈った。
 同表彰制度は、建設技術の向上や工事の品質確保を目的に本年度創設。畜産、林
政、農村整備、漁港漁場整備の四部門を設けているが、今回は県民局から推薦があっ
た林政、農村整備の二部門六工事について審査を行い、各部門でそれぞれ一業者ずつ
を選定した。
 農村整備部門で表彰を受けた沢田建設(五戸町)の澤田督康代表取締役社長は「今
回の賞を励みに、一層の技術者の能力向上を図りたい」と述べた。
 受賞業者と各社の優良技術者は次の通り。
 ▽林政部門 ストヨネ(鰺ヶ沢町、太田豊信)▽農村整備部門 沢田建設(権現堂
敏幸)

---------------------------------------------------------
(4)2009/1/29(木)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎七里長浜港利用促進協議会が弘前で講演会
 県や津軽地方の市町村などでつくる七里長浜港利用促進協議会(会長・相馬〓一弘
前市長)がこのほど、弘前市のホテルニューキャッスルで講演会を開いた。※相馬〓
一市長の「〓」は「金」へんに「昌」

 同協議会は一九九七年に設立。鰺ヶ沢町にある同港の利用促進を目指し、大型客船
誘致のセールス活動や物流の掘り起こしなどを行っており、二〇〇二年からは毎年、
弘前市で講演会を開いている。
 この日は、青森港湾事務所の中島洋所長と沿岸技術研究センターの小原恒平専務理
事の二人が講演した。
 中島所長は、国土交通省が港湾の開発、利用などについて定めている基本方針の内
容を説明。県内の他の港を例に挙げながら「もう少し視野を広げ、視点を変えてみる
ことで、七里長浜港の利用の可能性もさらに広がると思う」と語った。

---------------------------------------------------------
(5)2009/1/30(金)夕刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎軽自動車税1.3倍可決/鰺ヶ沢町臨時議会
 鰺ヶ沢町議会は三十日午前、臨時議会を開き、行財政改革の一環として軽自
動車税を二〇〇九年度から現行の一・三倍に引き上げる町税条例一部改正案、町内公
共施設への指定管理者制度導入を可能にする施設設置条例改正案、日本海拠点館など
十三施設の指定管理者の指定など、計三十三議案を原案通り全会一致で可決した。
 町税条例の改正で、同町の軽自動車税は軽四輪乗用自家用が現行の七千二百円から
九千三百円に、乗用営業用は五千五百円から七千百円に、軽四輪貨物自家用は四千円
から五千二百円などとなる。
 〇七年度決算で、同町の軽自動車税は二千六百五十三万円と町税収入の3.1%を占
め、町は年間七百万−八百万円の増収を見込む。
 指定管理者の引受先がなければ〇九年度から休止する方針だった日本海拠点館につ
いては、再募集の末に申請があった東京都内の録音会社を指定した。長平青少年旅行
村、大高山総合公園、ブナ林散策ゾーン・ミニ白神の指定管理者には、町内の会社や
団体が指定された。

---------------------------------------------------------
(6)2009/1/31(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎県内初の軽自動車増税/厳しい、上げないで/協力するしか…/町民に戸惑い、あ
きらめ
 三十日の鰺ヶ沢町の臨時町議会で、財政再建の一環として二〇〇九年度から軽自動
車税が一・三倍に引き上げられることが決まり、町民の間にはあきらめや戸惑いが交
錯している。
 軽自動車税は各市町村が独自に標準税率の一・五倍まで引き上げることができる
が、町の調査によると県内で引き上げている市町村は現時点でない。全国的にも二十
八団体(〇八年四月現在)にとどまる。同町の〇八年度の同税の納税義務者は五千五
十四人で、町民の約四割が影響を受ける。
 臨時議会で長谷川兼己町長は「今後もいろいろな形で町民の負担は増えていくだろ
うが、財政再生団体にならないように、町民の理解を得て取り組んでいく」と述べ
た。
 町内の自営業男性(70)は「厳しいね。できれば上げてほしくない」とポツリ。別の
男性(49)は「町が苦しい時だけに、町民としてできることは協力せざるを得ない」と
増税に一定の理解を示した。
 一方、臨時議会では日本海拠点館の指定管理者も決まった。休館反対を訴えて千三
百人分の署名簿を昨年秋に町へ提出した鰺ヶ沢地域婦人団体連絡協議会の岩山キミ会
長は「思いが伝わった。良かった」と胸をなで下ろした。
 指定管理者となる東京都八王子市の録音会社スタジオ・リリックの加藤佳典代表取
締役は「拠点館はホールの音響が素晴らしい。幅広いジャンルの音楽を取り入れ、町
民に楽しんでもらえるようにしたい」と語った。

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(7)2009/2/2(月)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎平間旗争奪西北五新人ミニバスケットボール大会=鰺ヶ沢関係のみ
 (つがる市柏総合体育センターほか)
▽男子準々決勝
板柳 47−6 あじがさわ

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(8)2009/2/2(月)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎十和田湖温泉郷アルペンスキー・同ジュニアアルペンスキー大会=鰺ヶ沢関係のみ
 (十和田湖温泉スキー場)
【女子大回転】
 ▽中学校 (2)田澤(鰺ヶ沢一)

---------------------------------------------------------
(9)2009/2/3(火)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎鰺ヶ沢第二中学校がリサイクル活動部門で優良校
 平内町立東小学校(渡邊和雄校長)はこのほど、通学路清掃や海岸清掃など、地域
ぐるみの環境美化活動が高く評価され、食品容器環境美化協会(本部・東京)から二
〇〇八年度の環境美化教育優良校に選ばれた。二日、同小に表彰状が贈られた。
 食品容器環境美化協会は清涼飲料・ビールなど飲料業界六団体で構成。二〇〇〇年
度から、環境美化教育に熱心に取り組み地域の環境美化に貢献している全国の小、中
学校を表彰している。本年度、本県からは東小学校が散乱活動防止部門、鰺ヶ沢町立
鰺ヶ沢第二中学校がリサイクル活動部門で優良校に選ばれた。
 東小では全校朝会の中で表彰状を伝達。みちのくコカ・コーラボトリング県本部の
青木徹副本部長が児童会副会長の田中ゆうこさん(六年)、井筒祐輔君(同)に表彰
状と副賞の図書券を手渡した。
 この後、児童会会長の船橋祥太郎君(同)が「これからも活動を続け、地域の環境
を守っていきたい」とお礼の言葉を述べた。
 鰺ヶ沢二中には九日、表彰状が贈られる。

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2009年1月29日木曜日

[鰺ヶ沢町fメール]第354号 交通死亡事故ゼロ500日達成!

交通死亡事故ゼロ500日達成!

 今は二十四節気でいう「大寒」。文字通り、1年の中で一番寒さの厳しい頃とさ
れ、大雪が降ったり最低気温が観測される時期である。立春を目前に日は長くなった
ものの夕暮れは未だ早く、先日も降った雪が小さなわだちやデコボコ道となり、また
道幅が狭くなっている場所もあることから、車の運転者にとっても、歩行者にとって
も危険な状態となっている。

 そんな中、鰺ヶ沢町では、平成19年9月17日から平成21年1月28日までの500日間、
交通死亡事故ゼロの記録を達成した。この記録達成に伴い、本日、青森県警察本部に
おいて、鰺ヶ沢交通安全対策協議会及び鰺ヶ沢町交通安全母の会に対し表彰状が贈呈
される。

 平成20年中に全国で発生した交通事故は76万5,510件(前年比−66,944件)、負傷
者94万4,071人(前年比−90,374人)、死者は5,155人(前年比−589人)にのぼる。
(うち鰺ヶ沢町は交通事故発生31件、負傷者42人。それぞれ前年比−12件、−18人)

 これらの事故の多くが、自動車・二輪車等が絡む事故である。自動車は便利な反
面、ドライバーのモラルで、そしてちょっとした判断を誤っただけで交通事故に繋が
る危険を伴うものである。シートベルト着用者率の向上や飲酒運転の根絶に向けた取
り組みにより、平成19年に比べ全国的に負傷者数等が減少したとはいえ、依然として
高い水準で推移している。

 また、歩行者・自転車利用者を巻き込んだ交通事故も多い。その多くが夜間に発生
しているため、少しの工夫で身を守ることができる場合がある。一般的なのは、白っ
ぽい服を着たり、反射材をつけること。たったこれだけで、ドライバーの目には留ま
りやすくなり、安全確保に効果的だ。また、反射材は歩行者用・自転車用など種類も
多く、お洒落なものも多い。交通事故から身を守るためには、歩行者等の自衛対策も
必要ではないだろうか。

 また、青森県交通災害共済組合では、年間350円の保険料で、日本全国どこで起き
た交通事故であっても弔慰金・見舞金を受け取ることができる制度がある。平成21年
度の加入予約は来月2日から。加入促進協力員が町内各家庭を訪問する予定だ。
 事故に遭わないのが何よりだが、どんなに事故防止を心がけていても、巻き込まれ
てしまう場合がある。そんなもしもの時に備えて、ぜひご加入いただきたい。

 「とび出すな 車は急に止まれない」「せまい日本 そんなに急いでどこへ行く」
このスローガンを皆さんも一度は耳にしたことがあるだろう。
 悲惨な交通事故を根絶することを目指して、町民一人ひとりが交通ルールを守り、
マナー向上を心がけようという自覚と思いやりの心をもって、交通事故の防止に努め
ていかなければならない。(obe)

◆イベント情報等
◎「第40回鰺ヶ沢地区くらしの工夫展」開催
<「いかそう自然を 広げよう未来へ かっちゃの知恵とパワーは世界一」をテーマ
に、特産品を使った料理・加工品や工夫を凝らした農作業衣等を展示。また、40周年
を記念して、生活改善グループによる寸劇や「西海岸の味」即売コーナーなども予定
しています。ぜひご来場ください。>
日時/2月5日(木) 10:00〜14:30
場所/山村開発センター
入場料/無料
主な内容/地域特産品を使った料理や加工品の展示
     生活改善グループによる寸劇
     「西海岸の味」即売コーナー
     これまでの入賞作品の実演・試食 など
主催/鰺ヶ沢地区生活改善グループ連絡協議会
《お問合せ》西北地域県民局地域農林水産部
       普及指導室 つがる普及分室
       [電話:0173-42-2222]

◎「第4回ウインタースポーツ大会」開催
<冬期間の小学生の体力増進と親睦を深めることを目的に、第4回ウインタースポー
ツ大会を開催します。競技種目は雪合戦のみですが、戦術力と忍耐力、そしてスピー
ドが求められるとてもハードなスポーツです。ぜひ子ども達の熱き闘いをご観戦くだ
さい。>
日時/2月15日(日) 9:15競技開始予定
場所/西海小グランド(小夜)
対象/鰺ヶ沢町内の小学生
その他/観戦無料、当日参加不可
《お問合せ》町教育委員会 教育課社会教育班[電話:0173-72-2111(内線333)]

◎「amf公開講座」開催
日時/2月15日(日) 13:00〜16:00
場所/日本海拠点館3階ホール
※詳しくは、下記までお問合せ下さい
《お問合せ》amf事務局(日本海拠点館内)[電話:0173-72-5555]

◎ギャラリー活用支援事業
「わさおとこの町 デジタル写真展」
期間/2月18日(水)〜3月15日(日)
時間/9:00〜17:00(火曜日は休館日)
場所/日本海拠点館1階冬の広場

**海の駅わんどからお知らせ**
〜新規テナント募集!〜
 海の駅わんどでは、海の駅内店舗の新規テナントを募集しています。応募は、町内
外の法人または個人で「地元住民及び観光客に親しまれる店舗」の経営をできる方で
す。出店を希望される方は、下記までご連絡下さい。
概要 [名  称]海の駅わんど
   [所 在 地]西津軽郡鰺ヶ沢町大字本町246-2
   [構  造]鉄骨造ステンレス鋼板葺2階建
   [店舗面積]17.3坪(約57平方メートル)〜40.1坪(約132.2平方メートル)
   [店舗種類]特に指定無し
   [開  業]随時
※希望者には募集要項及び提出書類をお渡しします
※選考方法は、書類審査及び面談です
《申込先・お問合せ》海の駅わんど 電話:0173-72-6661

【ちょっといっぷく】
 横浜市に住んでいる姉夫婦から、ある日、荷物が届いた。中を開けてみると、お菓
子がたくさん詰め込まれていた。先日、友人と中国へ旅行に行った時のお土産だとの
こと。パンダが描かれているチョコレートやクッキーの箱、そして何やら怪しいお菓
子の箱が2つ…。
 1つは、一見普通のお菓子に見えるが、そこには怪しい日本語がしたためられてい
た。「マシュマロ入りチョコパイ」ならぬ「マツユマロ入りチヨユパイ」と。
 そしてもう1つはというと、いかにも中国らしい色彩で彩られたパッケージであ
る。しかし、そこに書かれている言葉は「老婆餅」。日本語に訳すと奥さん手作りの
お菓子という意味で、巷では美味しいと評判なはずなのだが、姉曰く「これ、ロウソ
ク食べてるみたいでマズイんだ…」と。
 そう言われても食べてみるのがA型の私。三度の飯よりお菓子が好きと豪語してい
る私であるが、さすがに私もこの老婆餅には参ってしまった。
 そのため、この老婆餅を話の種にと親戚の家へ持っていったのだが、その後どう
なったのか、私は知らない。(obe)


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◆東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」
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1:拠点館休止回避も/東京の会社が運営に名乗り
2:音楽の楽しさ感じてほしい/amf実行委が学校訪問
3:会長に杉澤氏/鰺ヶ沢町観光協会臨時総会
4:油脂の除去装置開発/鰺ヶ沢で組み立て
5:鰺ヶ沢・中村地区の歴史伝える"お宝発掘"/町教委「将来公開を」
6:文化財守るため消防署員ら訓練
7:<東西南北>警察協力者に感謝状
8:大回転に加藤岳峰(鰺ヶ沢一)/全国中学スキー本県選手団を発表

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(1)2009/1/23(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎拠点館休止回避も/東京の会社が運営に名乗り
 指定管理者の応募がなく、二〇〇九年度から休止する可能性が高まっていた鰺ヶ沢
町の日本海拠点館について、町は二十二日、再募集に東京都内の録音会社が名乗りを
上げていることを明らかにした。交渉は大詰めを迎えているという。併せて町は、軽
自動車税や公共施設使用料を〇九年度に引き上げる方針を示した。
 町は、同日開かれた町議会行財政改革特別委員会で、公共施設の指定管理者の選定
状況などを説明した。
 それによると、拠点館の指定管理者に応募した会社は、現在の同館の週休一日(火
曜日)を週休三日にしたいとの意向で、週休二日にとどめたい町との調整が続いてい
る。町側は「近く回答がある。その上で判断したい」と説明した。
 同じく指定管理者の申請がなければ〇九年度から休止となる室内温水プールは、再
募集にも申請がなく、町は引き続き関係団体などに働き掛ける。長平青少年旅行村、
大高山総合公園など十二施設は指定管理者が固まった。
 一方、町は増収対策として公民館や斎場、各種スポーツ施設などの使用料を、現行
の一・二−一・五倍に引き上げる方針。軽自動車税は一・三倍の予定で、町は三十日
に開く臨時町議会に指定管理者や軽自動車税、施設使用料に関する議案を上程する。

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(2)2009/1/23(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎音楽の楽しさ感じてほしい/amf実行委が学校訪問
 音楽を通して鰺ヶ沢町の活性化を目指す「あじがさわミュージックフェスティバル
(amf)」実行委員会は、昨年十二月から今年一月の日程で町内の小中学校を訪問、
amf運営に携わる日本海拠点館館長のピアニスト岡田照幸さんが児童生徒にクラシッ
クの魅力を伝えている。
 学校訪問は二〇〇七年度まで町内小学校七校を対象にしていたが、〇八年度は新た
に中学校二校を加えた。
 二十一日に訪れた中村小学校では、一〇年に生誕二百年を迎える作曲家ショパンが
テーマ。岡田さんは音楽室で六十四人の児童を前に、ショパンの生い立ちを紹介し、
代表曲の「ノクターン」などをピアノで華麗に演奏した。正しいト音記号の書き方
や、指揮の仕方なども教えた。
 児童たちは岡田さんの動きをまねながら、指揮者になった気分に浸った。
 中谷裕子校長は「学校でショパンを教わったことを子どもたちは一生忘れないと思
う」と感謝していた。

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(3)2009/1/24(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎会長に杉澤氏/鰺ヶ沢町観光協会臨時総会
 23日、鰺ヶ沢町中央公民館で臨時総会を開き、空席となっていた会長に杉澤廉晴・
会長職務代理者が就任することと、町が公共施設の運営を見直すのに伴い、4月から
「海の駅わんど」の指定管理者として運営を引き受けることを承認した。

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(4)2009/1/25(日)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎油脂の除去装置開発/鰺ヶ沢で組み立て
 むつ市出身の有馬文世さんが経営するケイ・ピー・エス(埼玉県新座市)がこのほ
ど、レストランなどの排水から油脂分を分離回収する装置「GAストラップ」を開発し
た。有馬社長は「環境と故郷に貢献したい」と装置組み立てを鰺ヶ沢町の工場に発注
している。
 有馬社長は商社マン時代に厨房(ちゅうぼう)機器を担当、へばりついた油脂分の
掃除に苦労したことから八年かけて装置を開発。特許取得を機に製造販売を始めた。
 グリーストラップ(廃食油の阻集器)に取り付け、99.9%以上の油脂分を分離す
る。排水には酸素を供給しバクテリアの働きで油分を分解、アンモニア臭を除去す
る。
 清掃業務が軽減できるほか、配水管のつまりをなくし、水質環境アップにつなが
る。回収油は、バイオディーゼルの燃料や肥料、油脂加工品などに利用できるとい
う。有馬社長は「子どもたちに負の遺産を残さないよう、環境に貢献する企業になり
たい」と話していた。
 GAストラップは一日に五百人分(一人五グラム換算)の油脂分離が可能。販売先と
してレストランやホテル、給食施設、スーパー、ガソリンスタンドなどを想定してい
る。
 問い合わせは同社(048-482-1404)。

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(5)2009/1/26(月)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎鰺ヶ沢・中村地区の歴史伝える"お宝発掘"/町教委「将来公開を」
 鰺ヶ沢町中村地区には、一九五五年の町村合併前の旧中村役場や合併後の支所に関
連する古い文書が約一千点も残る。収集を進める町教育委員会は「地区の歴史を伝え
る貴重な資料。いずれは一般公開したい」と整理・分類している。二十三日には中村
公民館で、これまで収集した江戸時代の絵図、陳情書などの文書を陳列し、かつて役
場に勤務した住民らの話を聞く機会を設けた。
 現在の鰺ヶ沢町は五五年、当時の鰺ヶ沢町・舞戸村・中村・赤石村・鳴沢村の一町
四村が合併し誕生。合併後の本庁舎は鰺ヶ沢に置かれ、各村役場は支所となったが、
町教委によると、旧村役場の公文書はその後の支所廃止や庁舎の新築移転に伴い廃棄
・散逸が進み、多くが所在不明になった。
 町教委は「旧役場文書は行政資料として重要である以上に、地域の人たちにとって
も、自分たちの歩みを語り継ぐために大切」と、二〇〇五年に収集をスタート。町役
場倉庫や廃校舎などに埋もれていた文書を収集している。
 旧中村関連の文書は公民館倉庫などに約一千点が残されているのが分かり、現時点
では旧五町村の中で際立って多い。江戸時代の田んぼの所有者や広さなどを記した絵
図二枚、農家で飼育されていた馬や牛の戸籍簿、表紙に「永久保存」と書かれた昭和
時代初期の公債書類、合併後の文書など多岐にわたる。
 町教委は二十三日、中村公民館に文書を陳列、齋藤禮次郎元町長ら地区の関係者七
人が集まった。旧中村役場にも勤務した佐藤一衛さん(84)は「自分が書いた文書もた
くさん残っている」と懐かしがった。
 町教委の中田書矢学芸員は「地域の歴史にもっと触れやすい環境やシステムをつく
ることができれば、住民がより地域に愛着を持てるようになる」と話していた。

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(6)2009/1/27(火)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎文化財守るため消防署員ら訓練
 鰺ヶ沢消防署と同消防団は文化財防火デーの二十六日、同町新町の願行寺(古舘彰
一住職)で、火災から文化財を守るための訓練を行った。
 消防署員、消防団員ら約二十人が参加。願行寺本堂から出火したとの想定で、駆け
付けた署員らは機敏な動きで放水するとともに、重要文化財に見立てた木箱を素早く
本堂から運び出した。
 終了後、同署の今信一署長は「迅速にできた。きょうの訓練を生かし、文化財保護
に努めてほしい」と講評した。
 願行寺境内には町指定文化財のクロマツがある。

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(7)2009/1/27(火)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎<東西南北>警察協力者に感謝状
 鰺ヶ沢署は23日、2008年の警察協力者として鰺ヶ沢町と深浦町の10団体・16個人に
感謝状を贈り、優良警察職員として10人を表彰した。
 鰺ヶ沢町のホテルグランメール山海荘で開いた式典では、竹内寛署長が一人一人に
感謝状を手渡し「今後とも警察活動に一層の理解と協力を」とあいさつ。優良警察職
員を代表して小笠原修平警部補が謝辞を述べた。

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(8)2009/1/27(火)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎大回転に加藤岳峰(鰺ヶ沢一)/全国中学スキー本県選手団を発表
 県中体連は第46回全国中学校スキー大会(2月4−7日・岐阜県高山市)に出場する
本県選手団を次の通り発表した。
 【役員】▽団長 須藤文春(県中体連会長)▽副団長 工藤昭彦(大鰐)▽総務 
太田尚人(県中体連)▽総監督 後藤憲郎(県中体連)▽距離男子監督 後藤憲郎
(大鰐)▽同女子監督 菅岡太郎(野辺地)▽同コーチ 後藤勝彦(大鰐)久保直人
(十和田湖)山本孝一(平賀東)久保田高照(東北)中澤祐政(岩木体協)▽複合・
純飛躍監督 神島敬一(金木南)▽アルペン監督 村上雄二(新郷)▽同コーチ 石
岡千春(県連盟)成田武仁(同)原子文麿(大鰐)長尾義信(白生会胃腸病院)三上
慶孝(県連盟)東條一彦
 【選手】◇男子▽距離クラシカル 佐藤英佑輝(平賀東)佐々木努(小湊)木田竜
平(大鰐)清水目亮(野辺地)幸山椋平(大鰐)渡邊相(同)長尾泰尚(東北)▽距
離フリー 清水目亮(野辺地)木田竜平(大鰐)渡邊相(同)幸山椋平(同)佐々木
努(小湊)野田頭健也(野辺地)熊谷優樹(同)石文大樹(同)長尾泰尚(東北)中
澤星吾(常盤野)佐藤英佑輝(平賀東)田邊嵐史(荒川)三浦孝寛(大鰐)
 ▽純飛躍 神島実孟(金木南)今一樹(同)
 ▽複合 神島実孟(金木南)今一樹(同)
 ▽回転 尾田洸耶(大鰐)成田隆星(中里)磯川颯(佐井)豊島賢哉(西平内)
 ▽大回転 笹原啓生(荒川)加藤岳峰(鰺ヶ沢一)洞内強志(大深内)長野真(新
郷)
 ◇女子▽距離クラシカル 山内桂(大鰐)本間唯那(野辺地)三浦莉穂乃(大鰐)
野田頭真紀(野辺地)板垣杏奈(十和田湖)荒川美月(大鰐)大平麗々(野辺地)板
垣実奈(十和田湖)
 ▽距離フリー 山内桂(大鰐)中澤衣利奈(常盤野)本間唯那(野辺地)三浦莉穂
乃(大鰐)野田頭真紀(野辺地)荒川美月(大鰐)久保田真実(野辺地)木村華
(同)亀田明香里(同)大平麗々(同)
 ▽回転 工藤かれん(山田中)村中歩美(野辺地)瀬川安寿佳(七戸)國分杏夏
(弘前一)塚本慧子(津軽)佐藤沙南(弘大付)工藤風(弘前三)川口侑華(東北)
長尾美沙紀(五所一)
 ▽大回転 四戸知佳(野辺地)村中歩美(同)工藤かれん(山田中)國分杏夏(弘
前一)原子明日香(大鰐)

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〒030-0180 青森市第二問屋町3丁目1-89
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・このfメールは鰺ヶ沢町が費用負担し、同町と東奥日報社が協力
して作成しています。
・東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」の見出し、記事本文はすべて東奥
日報社の著作物です。コピーや加工、再配付はしないでください。
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ら行うことができます。http://www.toonippo.co.jp/

2009年1月22日木曜日

[鰺ヶ沢町fメール]第353号 ◆文化財産として「郷土カルタ」を地域に根付かせよう

◆文化財産として「郷土カルタ」を地域に根付かせよう

 1月17日(日)、舞戸公民館で第15回鰺ヶ沢町郷土カルタ大会が開催され、町内の
小中学生約150人が参加し熱戦が繰り広げられた。この大会は、鰺ヶ沢町の名勝や文
化を詠んだ「郷土カルタ」を通じ、郷土に対する理解を深め郷土愛を育むことを目的
に、教育委員会が毎年開催しているもの。

 大会の開催当初は小学4年生以上から参加対象としていたものが、数年前からは低
学年の参加希望も多くなり、今では小学校1年生から参加対象を広げ、また今年はす
べての小学校から参加者があった。(東奥日報記事もご覧ください)

 このように大会が盛んになった背景の一つには、各小学校が郷土カルタをふるさと
学習の題材として注目するようになったこと、それも、郷土カルタ50首の内容やその
情景を解説した「鰺ヶ沢町郷土カルタ読本」が作成されたことが後押ししたものと考
えられる。この読本は、平成17年7月、郷土カルタ作成に携わった舞戸町の山下正義
さんが自費制作したもので、教育委員会や小中学校等に寄贈されている。

 さて、その読本によるとこの「郷土カルタ」は、鰺ヶ沢町商工会が生涯学習事業の
一環として平成6年12月に作成、一般応募作品53首と鰺ヶ沢短歌会会員の作品176首の
計229首の中から44首を選考、さらに町出身歌人の作品6首を加えた50首からなってい
る。そして、町商工会では、郷土カルタを町教育委員会へ寄贈、平成7年2月17日に教
育委員会主催により第1回郷土カルタ大会が開催されたと記されている。

 以来、今年で15回を数えるカルタ大会は、現在も札の読み手、あるいは審判員とし
て鰺ヶ沢短歌会会員の協力を頂きながら運営されている。

 このように、ふるさと鰺ヶ沢の名勝や文化、歴史などの貴重な「地域資源」は、郷
土カルタとして鰺ヶ沢の大切な「文化財産」へとその姿を変えたとも言える。

 そしてまた、この郷土カルタはまちづくりのヒントとして大きな可能性を秘めてい
るように思われる。即ち、地域に根ざした「文化財産」は、それ自体が「地域資源」
にもなりうるということである。

 そのためにも、「文化財産」は大切に育て、未来へと引き継いでいく必要がある。
「郷土カルタ」も、カルタ大会のみならず、さらに多くの人に伝え、地域に根付かせ
ていくような取り組みが期待されるところである。(お)

◆イベント情報等
◎ギャラリー活用支援事業第11弾
「津軽白神森林環境保全ふれあいセンター活動展」開催
<津軽白神森林環境保全ふれあいセンターでは、白神山地等での自然再生活動や体験
林業などの活動を写真で展示します。ぜひご来場下さい。>
期日/1月9日(金)〜26日(月)
時間/9:00〜17:00
会場/日本海拠点館 1階冬の広場
入場料/無料
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]

◎1月の「おはなし会」の開催について
<日本海拠点館では、原則毎月第4日曜日に、読み聞かせグループによる「おはなし
会」を開催しています。今話題の絵本やその季節に合った絵本など、無料で聞くこと
ができます。ぜひ参加してみて下さい。>
日時/1月25日(日) 10:00〜11:00
場所/日本海拠点館5階会議室
対象/どなたでも参加可能
1月の主な内容/・いっぽんの木 ・ふゆはふわふわ など
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]

◎「第4回ウインタースポーツ大会」開催
<冬期間の小学生の体力増進と親睦を深めることを目的に、第4回ウインタースポー
ツ大会を開催します。競技種目は雪合戦のみですが、戦術力と忍耐力、そしてスピー
ドが求められるとてもハードなスポーツです。ぜひ子ども達の熱き闘いをご観戦くだ
さい。>
日時/2月15日(日) 9:15競技開始予定
場所/西海小グランド(小夜)
対象/鰺ヶ沢町内の小学生
その他/観戦無料、当日参加不可
《お問合せ》町教育委員会 教育課社会教育班[電話:0173-72-2111(内線333)]

**海の駅わんどからお知らせ**
〜新規テナント募集!〜
 海の駅わんどでは、海の駅内店舗の新規テナントを募集しています。応募は、町内
外の法人または個人で「地元住民及び観光客に親しまれる店舗」の経営をできる方で
す。出店を希望される方は、下記までご連絡下さい。
概要 [名  称]海の駅わんど
   [所 在 地]西津軽郡鰺ヶ沢町大字本町246-2
   [構  造]鉄骨造ステンレス鋼板葺2階建
   [店舗面積]17.3坪(約57平方メートル)〜40.1坪(約132.2平方メートル)
   [店舗種類]特に指定無し
   [開  業]随時
※希望者には募集要項及び提出書類をお渡しします
※選考方法は、書類審査及び面談です
《申込先・お問合せ》海の駅わんど 電話:0173-72-6661

【ちょっといっぷく】
 昨年の世相を象徴する漢字が「変」だそうだ。それでは鰺ヶ沢町ではどうだろう
か。自分の中で、真っ先に浮かんでくるのは、あまり良くないイメージだが「耐」。
 さて、最近よくテレビでもやっている漢字問題。「耐」から始まる二文字熟語
は…、耐久、耐力、耐性、耐熱、耐火、耐水、耐震、…。残念ながら7個しか思い浮
かばない。耐えるのは人間だけのことと思ったら、いろんな厳しい条件に耐える素材
や材質、構造などの中にも存在していて、人知れず我々の生活に役立っている。
 そんな訳で、「耐」とは地味だが強くなって人知れず貢献する…という意味だと勝
手に解釈している。と言うことで、役場職員(公務員)をイメージさせる漢字は
「楽」ではなく、「耐」にしたいものですねぇ。(お)


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◆東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」
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1:人気犬「わさお」Tシャツ売れ行き好調/100枚を追加発注
2:<こんにちは>岩谷秀則さん(58歳)/清掃奉仕で明るいまちづくり
3:県病、大学と連携し鰺ヶ沢病院などに医師派遣
4:素早く「はい!!」小中学生が熱戦 郷土カルタ大会
5:鶴田町長旗争奪中学校新人バレーボール大会(鶴田中体育館)
6:県ジュニアアルペンスキー大会/14歳の部 田澤(鰺ヶ沢一中)が5位
7:東西南北/鰺ヶ沢/カラオケ愛好会が発表会
8:弘大の千島さん(鰺ヶ沢)ら2人が公認会計士に現役合格
9:無形文化財保存会が「鰺ヶ沢甚句」踊り初め

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(1)2009/1/15(木)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎人気犬「わさお」Tシャツ売れ行き好調/100枚を追加発注
 インターネット上のブログで紹介されて有名になった、鰺ヶ沢町のイカ焼き店の飼
い犬「わさお」を描いたTシャツが人気だ。同町観光協会が十二月に発売して以来、
一カ月ほどで百三十枚以上が売れており、担当者は「まさか、これほど売れるとは」
とうれしい悲鳴を上げている。
 わさおは、同町南浮田町の国道101号沿いにあるイカ焼き店「菊谷商店」の飼い
犬。昨年五月にインターネット上の旅行記で紹介されたのがきっかけで人気になり、
この年末年始も多くの人々がわさお見物に訪れた。
 町観光協会が「町の活性化につながれば」と十二月八日から海の駅「わんど」で売
り出したTシャツ六十枚は、十日ほどで完売。急きょ追加発注し年末に入荷した八十
枚も、ほぼ売り尽くしたため、さらに百枚を発注、早ければ来週中にも入荷する。一
日から始めたインターネットでの販売も好調だ。
 Tシャツは二千円。黒、青、オレンジ、黄の四色で、サイズはS、M、L、XLの四種
類。問い合わせは同協会(電話0173-72-5004)へ。

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(2)2009/1/15(木)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎<こんにちは>岩谷秀則さん(58歳)/清掃奉仕で明るいまちづくり
 西海企業グループ(鰺ヶ沢町)の鰺ヶ沢観光タクシーの副所長。同グループは十年
以上前から、冬期間を除く毎月一回、鰺ヶ沢駅前周辺で清掃奉仕を続けている。「明
るくきれいな街は犯罪が少ない。鰺ヶ沢町の魅力は、自然の豊かさと犯罪が少ないこ
と。清掃活動を通じて安全・安心なまちづくりに協力したい」

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(3)2009/1/16(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎県病、大学と連携し鰺ヶ沢病院などに医師派遣
 県立中央病院(青森市)は本年度から、医師を非常勤で地域の公立病院に派遣し、
地域医療を支える仕組みづくりに取り組んでいる。今年一月から鰺ヶ沢町立中央病院
に内科医を派遣するようになり、支援病院は計五病院となった。
 長年、県内の地域医療は、ほとんど大学に頼り切ってきたが、深刻化する医師不足
の中、大学と県病が協力して地域を支える機運が高まっている。
 国の「緊急医師派遣」期間が切れた鰺ヶ沢病院には、県病が一年間、毎週木曜日、
内科医を交代で派遣してサポートする。県病の幹部らは「医師不足のため、地域医療
が成り立たなくなっているので、県病が支援せざるを得ない状況になっている」と説
明する。
 八日に鰺ヶ沢病院で内科診療を行った藤野安弘医師(副院長)は「あらためて鰺ヶ
沢には医師が必要だと感じました」と語った。同医師は早朝に鰺ヶ沢に向かい、診療
を行い、夕方、県病に戻ってさらに勤務を続けた。
 県病は本年度から院内に「医師派遣検討委員会」を設置。地域の公立病院から要請
があれば医師の派遣を検討するシステムを整えた。それまで個別、単発的に地域の病
院を支援してきたが、協定書を締結し、定期的に医師を派遣するのは初めて。
 本年度、八戸市民病院へ心臓血管外科医、むつ総合病院へ放射線治療医、黒石病院
へ神経内科医、公立野辺地病院に循環器内科医を週一回派遣。鰺ヶ沢中央病院への内
科医派遣で支援病院は五病院となる。
 昨年夏から循環器内科の非常勤医の派遣を受けている野辺地病院では、野辺地地区
の患者が県病で手術を受けた後、野辺地病院の循環器外来で継続的に診察を受けるこ
とが可能となった。同病院事務局は「患者さんのためにも、県病のサポートは大変助
かる」と語る。
 県病も医師数に余裕があるわけではないが二〇〇七年度、知事部局から独立した病
院局となり、これまでの各診療科の医師定数が実質撤廃され、医師採用が柔軟になっ
たことが医師派遣システムへ追い風になっている。
 県病の吉田茂昭院長は「医師不足が深刻になっている中で、病院の運営ばかりでは
なく、地域医療を支えることが県病の使命だと考えている。今は人のやりくりが精
いっぱいで、お手伝い程度のことしかできないが、今後、本格的なプロジェクトに展
開するため、へき地医療をカバーする総合診療部を拡充し、医師を集めたい」と意欲
を語る。
 現在週四日、鰺ヶ沢病院へ非常勤で医師を派遣している弘前大学医学部循環器内科
呼吸器内科腎臓内科の奥村謙教授は「大学からの人的サポートができない場合、県病
からでも他病院からでもサポートがあれば大変結構なこと。大学、県病などの中核機
関が協力して地域医療を支えるのがベスト」と、県病の取り組みを評価する。

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(4)2009/1/18(日)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎素早く「はい!!」小中学生が熱戦 郷土カルタ大会
 鰺ヶ沢町郷土カルタ大会が十七日、同町の舞戸公民館で開かれた。小中学生百五十
三人が参加し、北前船、舞の海関、イカのカーテンなど、地元にちなんだ五十枚の札
を取り合った。
 町教育委員会が主催し今年で十五回目。開会式で南金沢小六年の佐藤史菜さんが
「最後の一枚まであきらめずに競技します」と選手宣誓した後、トーナメント方式で
行った。「夕映えの天童山の坂道を…」などと上の句が詠まれると、子どもたちは
「はい」と、素早く札に手を伸ばしていた。
各部門の一位と二位は次の通り。
 ▽小学1年 (1)中川愛佳(舞戸)(2)世永結斗(西海)▽2年 (1)木村茉
有(建石)(2)齋藤涼介(西海)▽3年 (1)櫻井渉(西海)(2)加藤きらり
(同)▽4年 (1)天阪直人(中村)(2)川村北斗(南金沢)▽5年 (1)山下
里歩(南金沢)(2)世永樹(西海)▽6年 (1)佐藤史菜(南金沢)(2)神桃
茶(同)▽中学 (1)工藤絵梨佳(鰺ヶ沢二1年)(2)稲見一美(同2年)

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(5)2009/1/19(月)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎鶴田町長旗争奪中学校新人バレーボール大会(鶴田中体育館)

 ▽女子準々決勝車   力2−0 鰺ヶ沢一

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(6)2009/1/19(月)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎県ジュニアアルペンスキー大会/14歳の部 田澤(鰺ヶ沢一中)が5位

(18日・弘前市百沢スキー場)

 ▽14歳の部 
(1)工藤風(弘前三中)42秒28(2)石田(三本木高付中)43秒43(3)四戸(野
辺地中)43秒97(4)佐藤(弘大付中)(5)田澤(鰺ヶ沢一中)

---------------------------------------------------------
(7)2009/1/19(月)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎東西南北/鰺ヶ沢/カラオケ愛好会が発表会
 鰺ヶ沢町カラオケ愛好会(神唯一会長)主催の新春チャリティー歌謡発表会がこの
ほど、同町の日本海拠点館で開かれた。
 会員や県内各地の愛好者ら約70人が歌と踊りを披露、ほぼ満員の約500人を楽しま
せた。愛好会は近く、学校教育や福祉に役立ててもらおうと、町教育委員会と町社会
福祉協議会に収益金のうち3万円ずつを寄付する。

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(8)2009/1/20(火)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎弘大の千島さん(鰺ヶ沢)ら2人が公認会計士に現役合格
 弘前大学人文学部四年の越田潤平さん(22)=青森市出身=と、千島洋明さん(22)=
鰺ヶ沢町出身=が、二〇〇八年公認会計士試験に合格した。同試験は国家試験の中で
司法試験と並ぶ難関とされ、二人は「よき仲間、よきライバルとして、二人で励まし
合ったから頑張れた」と、喜びをかみしめている。大学側も「地方大学というハン
ディがありながら、努力すれば合格できるという道筋を、彼らがつくってくれた」と
たたえている。
 試験は昨年六月にマークシート式、八月に筆記の二段階で行われ、十一月に合格者
が発表された。出願者約二万一千人のうち最終合格者は三千六百二十五人、合格率は
17.1%だった。
 「公認会計士は難関だから挑戦しがいがある」と、越田さんが千島さんを誘い、受
験勉強を始めたのは二年の夏から。
 受験生の多くは、専門スクールに通ったり、会計大学院に進学するが、県内にはそ
うした機関がないため、二人は通信講座を受講。会計学、企業法、租税法など多数の
科目を学ばなければならず、大学の授業が終わってからの勉強時間は、一日七時間か
ら十時間に及んだ。
 「つらかったのは、二年間まったく遊べなかったこと。飲み会の誘いは全部断っ
た」と千島さん。越田さんは「それでも二人だからよかった。くじけそうになると電
話して『もう少し頑張ろう』と励まし合った」と振り返る。
 弘大で彼らのゼミを担当する中村文彦准教授と金藤正直准教授は「公認会計士試験
に現役で合格した弘大生は、聞いたことがない。ゼミよりも試験を優先させるなど配
慮はしたものの、勉強は個々で頑張った。相当な努力だったろう」とねぎらう。
 二人は東京の同じ監査法人に就職が決定。十二月に入社式を終え、既に研修も始
まった。今後は実務経験を積みながら三年間の実務補習を受け、修了考査に合格して
初めて公認会計士として登録される。二人は「一人前の公認会計士になれるよう、気
を抜かず頑張りたい」と、意欲を新たにしている。

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(9)2009/1/20(火)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎無形文化財保存会が「鰺ヶ沢甚句」踊り初め
 地元の民謡伝承に力を注いでいる鰺ヶ沢町無形文化財保存会は十九日、町中央公民
館で総会と新年会を開いた。二〇〇九年度事業計画などを決めるとともに、会員たち
が「鰺ヶ沢甚句」の踊り初めをし、新年を祝った。
 総会には約四十人が出席。新年度事業として、鰺ヶ沢高校の生徒や町内の小中学
生、保育所園児への踊りの指導、福祉施設への慰問、民俗芸能フェアへの参加などに
取り組むことを確認した。役員改選では加藤行男会長と櫛田弘子副会長を再任、副会
長に新たに佐藤信夫さんを選んだ。
 総会後の新年会では、加藤会長が「初心を忘れないで頑張る」とあいさつし、新規
会員の獲得と流し踊りの普及に一層努めることを強調。工藤兼光県議と齋藤孝夫町議
会議長が激励した。
 会員たちは、第四十代県民謡王座の佐藤副会長の歌に合わせ、輪になって優雅な踊
りを披露、伝統継承に向けての思いを新たにした。

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2009年1月15日木曜日

[鰺ヶ沢町fメール]第352号 新春行事もまだまだ続く〜!

新春行事もまだまだ続く〜!

 新年も半月が過ぎ、各地で新春にちなんだ行事が盛んに行われています。そこで今
回は毎年賑わいを見せている各地区の行事についてお知らせします。

 今週11日には、舞戸地区町内会が主体となり新春ふれあい広場が開催されました。

 今回は例年の内容に、お年寄りと集う会(敬老会)を加え、老若男女約300名がア
トラクションやゲームなどを通じて、新春を祝いました。

 また、翌12日には中村地区の新春芸能発表会が開催され、保育所児童による遊戯
や、芸達者による出し物などで、こちらも約150名の参加者で賑わいました。さらに
今月の25日には赤石地区新春芸能発表会が開催される予定になっています。こちら
も、地域芸能やゲーム、カラオケなど、盛り沢山の内容となっています。

 このように、各地で新春にちなんだ行事が盛んに開催されています。ちなみに新春
とは、お正月をさす言葉で、昨年が無事に終わり新しい年を祝う行事のことを言うそ
うです。地域によりその形態はさまざまで、旧正月まで使われたりもするそうで、こ
れは寒い冬を乗りきるために各地に合わせて使っているようです。

 当町においても、寒い冬(財政難)を乗りきるために、みんなで力を合わせ当町に
合った行事(取り組み)を通じて春を迎えたいものです。(teru)

◆イベント情報等
◎ギャラリー活用支援事業第11弾
「津軽白神森林環境保全ふれあいセンター活動展」開催
<津軽白神森林環境保全ふれあいセンターでは、白神山地等での自然再生活動や体験
林業などの活動を写真で展示します。ぜひご来場下さい。>
期日/1月9日(金)〜26日(月)
時間/9:00〜17:00
会場/日本海拠点館 1階冬の広場
入場料/無料
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]

◎「第15回鰺ヶ沢町郷土カルタ大会」開催
<鰺ヶ沢町の名勝や文化を詠んだ「鰺ヶ沢郷土カルタ」。このカルタを通じ、郷土に
親しみ、郷土を深く理解することを目的に、町内小・中学生を対象にカルタ大会を開
催します。子ども達が一点集中で繰り広げる熱戦をぜひご観戦ください。>
日時/平成21年1月17日(土) 9:00〜
場所/舞戸公民館 大ホール
対象/鰺ヶ沢町内の小・中学生
その他/当日参加不可
《お問合せ》町教育委員会 教育課社会教育班[電話:0173-72-2111(内線337)]

**海の駅わんどからお知らせ**
〜新規テナント募集!〜
 海の駅わんどでは、海の駅内店舗の新規テナントを募集しています。応募は、町内
外の法人または個人で「地元住民及び観光客に親しまれる店舗」の経営をできる方で
す。出店を希望される方は、下記までご連絡下さい。
概要 [名  称]海の駅わんど
   [所 在 地]西津軽郡鰺ヶ沢町大字本町246-2
   [構  造]鉄骨造ステンレス鋼板葺2階建
   [店舗面積]17.3坪(約57平方メートル)〜40.1坪(約132.2平方メートル)
   [店舗種類]特に指定無し
   [開  業]随時
※希望者には募集要項及び提出書類をお渡しします
※選考方法は、書類審査及び面談です
《申込先・お問合せ》海の駅わんど 電話:0173-72-6661

【ちょっといっぷく】
 先日、県の市町村職員共済組合から1通の封書が送られて来た。封筒の表には「貴
重品」「特定検診等のお知らせ」の文字が・・・開封して見ると、「特定保険指導に
ついて」の通知のほか、特定保険指導利用券が同封されている。
 なんで送られてきたのかと、ちょっと考えてみたら、確かに去年の5月に人間ドッ
クを受診し、お腹周りが86cmと微妙で、肝機能も引っ掛かっていた。このくらいなら
と勝手に放置しておいたので送られて来たのだと思う。
 そのことを家内に話すと、一言「タバコと酒やめて運動すれば」「そうすればお金
も余裕ができ好きな物食べれるじゃん」と冷たく言い放たれ、最後には「何もしない
のだったら保険だけは高いのに入って頂戴」と恐ろしい言葉が・・・。特定保険指導
を受けて、タバコや酒を控えるべきか?高い保険に入るべきか?と、最近悩んでい
る。(teru)


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◆東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」
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1:明るい年を願い元日ねぷた出陣
2:県病が医師派遣開始/内科非常勤、鰺ヶ沢病院に
3:社説/疲弊する地域医療/医師確保すべはないのか
4:鰺ヶ沢教委/西海、舞戸へ小学統合/11年度計画/中学は1校に
5:自然の大切さ 活動展で紹介/津軽白神センター
6:第59回県中学スキー 第2日/大回転 加藤(鰺ヶ沢一)が2位
7:JSCA新年フェスティバル水泳競技大会第1日=1位のみ/鰺ヶ沢関連分
8:世永さん(西海小5)ら8人が輝く入賞/「社明運動」県内作文コンテスト
9:JSCA新年フェスティバル水泳競技大会最終日=1位のみ/鰺ヶ沢関連分
10:夜間無料で町民スキー教室/ナクア白神

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(1)2009/1/7(水)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎明るい年を願い元日ねぷた出陣
 鰺ヶ沢町の田中町青年部「義共会」(柴田良材会長)は一日夜、同町の目抜き通り
を中心にねぷたを運行した。二〇〇四年から六年連続の元日運行で、新年が明るい年
になるようにと願いを込め、約二十人がにぎやかに練り歩いた。
 同町本町の白八幡宮で神事を執り行い、無病息災、五穀豊穣(ほうじょう)、大漁
などを祈願した後、「八幡様の御利益が広く行き渡るように」と願い、午後五時に運
行を開始。笛や太鼓で勇壮にはやしを奏で、「ヤーレヤーレ、ヨーンヤサ」の掛け声
も勇ましく、約七キロを三時間ほどかけて運行した。
 柴田会長は「町は財政難で大変だが、だからこそ少しでも明るく元気に、活気を取
り戻せるよう頑張っていきたい」と語った。

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(2)2009/1/9(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎県病が医師派遣開始/内科非常勤、鰺ヶ沢病院に
 国の「緊急臨時的医師派遣システム」に基づく内科医派遣が昨年暮れで終了した
鰺ヶ沢町立中央病院に対し、一月から一年間、毎週木曜日に非常勤内科医一人を派遣
することを決めている県立中央病院(青森市)が八日、最初の医師派遣を行った。
 鰺ヶ沢病院は昨年一月、常勤内科医が一人減って二人となった。同月以降、平日の
内科の外来診療は木曜日を除き、弘前大学医学部付属病院から非常勤医師一人の派遣
を受けて対応していた。
 七月から半年間は国の緊急派遣システムにより、日本赤十字社から内科医一人の派
遣を受け、木曜日は三人で、それ以外の平日は四人で診療に当たっていた。
 県病の非常勤医師派遣で木曜日の三人態勢が維持でき、鰺ヶ沢病院の担当者は「常
勤医の負担軽減につながる」と話している。

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(3)2009/1/10(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎社説/疲弊する地域医療/医師確保すべはないのか
 本県の地域医療が依然として医師不足にあえいでいる。西海岸地方の拠点病院であ
る鰺ヶ沢町立中央病院もその一つだ。
 同病院は昨年一月から三人いた常勤内科医が二人に減少。さらに減る恐れがあり、
地域の医療が崩壊する危機にひんしていた。このため町は国の「緊急臨時的医師派遣
システム」を申請した。拠点病院を存続させるための窮余の策だった。
 このシステムは、六カ月間の期限付きで、国が日本赤十字社などから医師を派遣す
るものだ。鰺ヶ沢中央病院はこれに基づき、昨年七月から名古屋、長崎、福岡、岡山
などの日本赤十字社の六病院から延べ二十人の内科医の派遣を受けた。
 だが、新たな常勤医を確保するめどが立たないまま内科医の派遣は昨年十二月いっ
ぱいで終了した。
 この間、町や病院側も黙っていたわけではない。新たな常勤医確保を目指して奔走
した。県や弘前大学に協力を要請する一方、町出身の医師が地元に戻って勤務できな
いか、家族らにも持ちかけたという。しかし、医師確保はかなわなかった。
 今月からは県立中央病院が月四回、非常勤内科医を交代で派遣することになった。
とはいえ、とりあえず一年間の期限付きだ。地域医療は将来に不安を残したままに
なっている。
 どうすれば地方に医師を集めることができるのか。すべはないのか。鰺ヶ沢に限ら
ず、県内の自治体病院関係者は、この重い命題と向き合い、解決策を見いだそうとし
てきたが、妙薬は見つかっていない。
 本県の医師不足はもはや県、大学、病院、自治体だけでは解決できない水域にきて
いる。国がそれぞれの地域の実情を把握し、必要な医師数を配置できるような施策を
率先して進めるべきではないか。そのためには、まず医師の偏在化の解消が必要だ。
 「医師は余る」としてきた国も、深刻な医師不足に直面し、医師数抑制策を撤回し
た。これに伴い、新年度から医学部の定員が大幅に増え、弘前大学も増員される。
 減るより増えるにこしたことはない。関係者も歓迎している。だが一方で、西北五
地方の自治体の幹部は、「定員増は喜ばしいことだが、指導する教員はどこから持っ
てくるのか。もし、地元の病院の医師が大学に戻されるなら、医師不足がさらに深刻
になる」と危惧(きぐ)する。
 また、定員増がすぐに医師不足解消につながるわけではない。学生が医師として戦
力になるには十年かかる。しかも、医師として本県に定着するかどうか分からず、不
透明な要素もはらんでいる。
 鰺ヶ沢中央病院は、西北五圏域の自治体病院機能再編計画で、サテライト(後方支
援)病院として存続することが決まっている。しかし、慢性的な医師不足が続く中、
機能再編が完了するまで病院が持つのかどうか不安視する声があるのも事実だ。
 地域、特に過疎地にあって病院は住民の命を守る最後のとりでだ。「病院がなく
なったら、私たちは何を頼ればいいのか」。住民の悲痛な声に国は真摯(しんし)に
耳を傾けるべきだ。

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(4)2009/1/10(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎鰺ヶ沢教委/西海、舞戸へ小学統合/11年度計画/中学は1校に
 鰺ヶ沢町教育委員会は九日までに、町内小中学校の学区再編計画を策定した。今後
も児童生徒数の減少と複式学級の増加が見込まれるとして、七校ある小学校を西海小
と舞戸小の二校に、二校ある中学校を一校に、いずれも二〇一一年度に再編するとの
内容。長谷川兼己町長は近く同計画を基に最終方針を決める。
 九日開かれた町議会全員協議会で町教委が計画を示した。出席者によると、議員か
ら特に異論は出なかったという。
 計画では、小学校七校のうち、鳴沢・建石・中村の三校を舞戸小に、南金沢・赤石
の二校を西海小に、それぞれ一一年度に統合する。第一中と第二中も同時に統合、現
在の第二中校舎を使い、鰺ヶ沢中(仮称)としてスタートする。
 西海小については耐震診断の結果、大地震で体育館が倒壊の恐れがある上、三階建
て校舎も耐震性が低いとの判定を受けており、再編までに耐震改修を実施するとして
いる。
 学区再編をめぐっては、各校のPTA会長らでつくる町学区再編等検討委員会が昨年
十二月、「五年以内をめどに同時期に小学校二校、中学校一校に再編することが適
当」と町教委に答申。町教委は答申に沿った形で取りまとめた。
 町教委は「計画の着実な実施に向け、保護者や地域住民の理解を得ながら進めてい
く」としている。

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(5)2009/1/10(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎自然の大切さ 活動展で紹介/津軽白神センター
 東北森林管理局津軽白神森林環境保全ふれあいセンター(鰺ヶ沢町)の活動展が九
日、同町の日本海拠点館で始まった。二十六日まで(火曜日は休館)。
 同センターが管内の白神山地などで取り組む森林環境教育や自然再生活動、自然観
察会について写真で紹介し、十二湖や暗門の滝などの美しい自然を大型写真パネルで
展示。管内の十四本の巨樹・巨木を紹介するコーナーも設けた。原田正春所長は「日
ごろの活動を通じて自然の大切さ、森林の働きを伝えていきたい」と話す。
 来場者には、管内の巨樹・巨木マップや、白神山地に関する手作りの冊子などを無
料で提供している。
 問い合わせは同センター(電話0173-72-2931)へ。

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(6)2009/1/11(日)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎第59回県中学スキー 第2日/大回転 加藤(鰺ヶ沢一)が2位
 第59回県中学校スキー大会は2日目の10日、大鰐町の大鰐温泉スキー場で男女の大
回転と、男女の距離クラシカルを行った。男子大回転は2回とも2位以下に大差をつけ
た笹原啓生(荒川)が圧勝。女子は2年生の四戸知佳(野辺地)が逆転で制した。距
離は男子5キロクラシカルで佐藤英佑輝(平賀東)が唯一16分台で優勝。女子3キロ同
は山内桂(大鰐)が前日のフリーとの2冠に輝いた。大会最終日の11日は男女の回転
と距離リレーを行う。

大回転/(大鰐温泉スキー場雨池コース)
 ◇男子 (2)加藤(鰺ヶ沢一)2分12秒70

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(7)2009/1/11(日)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎JSCA新年フェスティバル水泳競技大会第1日=1位のみ/鰺ヶ沢関連分
(10日・青森ヤクルトスイミングスクール)
 【男子】
 ◇Cグループ
▽百メートル自由形 渋谷旬哉(鰺ヶ沢SC)58秒42
▽二百メートル同 渋谷旬哉(鰺ヶ沢SC)2分6秒71
▽百メートルバタフライ 渋谷亮磨(鰺ヶ沢SC)58秒74
 【女子】
 ◇Dグループ
▽百メートル背泳ぎ 小関響(鰺ヶ沢SC)1分9秒45
▽二百メートル自由形 稲場由紀子(鰺ヶ沢SC)2分3秒51
▽四百メートル個人メドレー 稲場由紀子(鰺ヶ沢SC)4分56秒44

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(8)2009/1/12(月)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎世永さん(西海小5)ら8人が輝く入賞/「社明運動」県内作文コンテスト
 法務省主唱の「社会を明るくする運動」作文コンテストの本県表彰式が十日、青森
市の県観光物産館・アスパムで開かれ、県実施委員会委員長(県知事)賞を受賞した
世永樹(いつき)さん(11)=鰺ヶ沢・西海小五年=ら八人が表彰を受けた。
 同コンテストは、次代を担う子どもたちに非行やいじめについて考えたことを作文
にしてもらおうと、毎年開かれている。十六回目となる今回は、県内の小中学生から
五百三十五点の応募があった。
 表彰式では、世永さんが入賞者を代表して、受賞作の「母との交換日記」を披露し
た。「母と交換日記を始めたことで元気をもらい、私は一人じゃないんだと学んだ。
交換日記は私を強くしてくれた宝物です」などと朗読した。
 ほかの受賞者は次の通り。(敬称略)
 ▽青森保護観察所長賞 松橋聖愛(八戸・三条中三年)▽県更生保護協会理事長賞
 安藤栞(六戸・七百中三年)▽あすなろ理事長賞 栗生麻希(八戸・江陽中三年)
▽県保護司会連合会長賞 三浦ちひろ(弘前・第三中三年)▽県更生保護女性連盟会
長賞 小笠原香夏(平川・柏木小五年)▽県BBS連盟会長賞 米田晋市(青森・甲田
中三年)▽県協力雇用主会連盟会長賞 五十嵐水緒(弘前・豊田小五年)

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(9)2009/1/12(月)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎JSCA新年フェスティバル水泳競技大会最終日=1位のみ/鰺ヶ沢関連分
(11日・青森ヤクルトスイミングスクール)
 【男子】
 ◇Cグループ
▽五十メートル自由形 渋谷旬哉(鰺ヶ沢SC)26秒90
 ◇Dグループ
▽五十メートル自由形 渋谷亮磨(鰺ヶ沢SC)25秒31
▽百メートル同 渋谷亮磨(鰺ヶ沢SC)55秒39
 【女子】
 ◇Dグループ
▽二百メートル背泳ぎ 小関響(鰺ヶ沢SC)2分26秒13
▽百メートル同 稲場由紀子(鰺ヶ沢SC)59秒10

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(10)2009/1/13(火)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎夜間無料で町民スキー教室/ナクア白神
 小学生以上を対象とした鰺ヶ沢町民スキー教室が九日夜、同町のナクア白神スキー
リゾートで始まり、小学生を中心に約五十人が参加した。鰺ヶ沢スキークラブ(内山
博文会長)などが主催し、参加は無料。ナクア白神と町教委の支援を受け、二月二十
日まで毎週金曜日に開く。
 町民の健康保持とスキー技術普及を目的に毎年開いており、初心者、初級、中級、
上級の四コースに加え、今シーズンはジュニア対象のポールレッスンコースを新設し
た。
 初心者コースには小学一−四年生十一人が参加し、全日本スキー連盟公認の指導者
四人が教えた。全くの初心者もおり、片方だけスキーを履いて滑り降りる練習を繰り
返した。
 終了後、舞戸小一年の岩谷主税君は「難しかったけど楽しい。もっと上手になりた
い」と笑顔を見せた。
 講習は午後七時−八時半。毎回午後六時半からナイターゲレンデの駐車場売店で受
講生を受け付ける。問い合わせは事務局の一戸さん(電話0173(72)8787)へ。


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2009年1月8日木曜日

[鰺ヶ沢町fメール]第351号 〜2009年のテーマは「ジェネレーション」(※個人の想いです)〜

〜2009年のテーマは「ジェネレーション」(※個人の想いです)〜

 明けましておめでとうございます。本年もfメールをどうぞよろしくお願い申し上
げます。

 2009年初のfメールは、自分の仕事を26日まで納められなかった、「脱メダボ宣
言」の私(DB)からのスタートです。

 今回は、1月10日(土)に開催される、鰺ヶ沢町合同除厄式にちなんだ情報を提供
したい。この合同除厄式は毎年、その年に大厄を迎える男女を対象に実行委員会形式
で行われている。今年の対象者は約150名で、当日は60名が参加。時間は、午前10時
から午後2時30分まで町中央公民館において開催され、内容は、厄払いの神事や基調
講演、記念撮影、懇親会となっている。

 さて、「厄年」であるが、そもそも古代中国の陰陽道から発生したもので、平安時
代からすでに日本に広まっていたと言われる。医学が発達した現代でも、厄年とされ
る年齢は、精神的にも肉体的にも変化が多く、人生の節目にあたる時期であることか
ら、古人の知恵を生かして健康に留意したいものだ。

 また、「厄年」は、厄難、災難にあいやすく苦労の多い年回りとされ、一年間忌み
慎まなければならないとされる年齢。厄年の年齢は時代や地方によって若干異なる
が、一般的には、数え年で男性は25、42、61歳、女性は19、33、37歳とされている。
そのうち特に、男性の42歳と女性の33歳が大厄とされ、本厄の前後の年齢もそれぞれ
前厄、後厄とし、その3年間は慎ましく生活を送ることが望ましいとのこと。

 そして、「厄払い」とは前の年の大晦日や厄年の初め、節分の日などに神社にお参
りするのが一般的である。厄払いの方法や風習は様々だが、代表的なものとしては、
神社参りのときにクシや手ぬぐい、お金などを境内に落として身に付いた厄を一緒に
捨てる方法や、知人を招いて食事を振る舞うことなどもよく行われている。

 また、厄除けの「お祓い物(贈り物)」は、一般的には、男性がネクタイやベル
ト、女性が帯や帯締めといった物であるが、最近では男女共通で財布やネックレス等
のアクセサリー類がよく用いられているようだ。ちなみに、厄除けとしては肌身離さ
ず持てるもの、長いもの、うろこ模様のもの、七色のものが良いとされている。

 そこで、地域の再生に向かって取り組んでいる町においては、財政難を払う儀式を
企画するとか、水晶系やパワーストーンを職員全員が身につける、庁舎内にトルマリ
ンや竹炭、木炭を置いてみてはどうだろうか。つまり、そんな少しぐらいの遊び心と
精神的なゆとりが一番必要ではないかと感じる。(DB)

◆イベント情報等
◎ギャラリー活用支援事業第11弾
「津軽白神森林環境保全ふれあいセンター活動展」開催
<津軽白神森林環境保全ふれあいセンターでは、白神山地等での自然再生活動や体験
林業などの活動を写真で展示します。ぜひご来場下さい。>
期日/1月9日(金)〜26日(月)
時間/9:00〜17:00
会場/日本海拠点館 1階冬の広場
入場料/無料
《お問合せ》日本海拠点館[電話:0173-72-5555]

◎「高橋多佳子&川染雅嗣」ピアノデュオリサイタル
日時/平成21年1月11日(日) 16:00開場・16:30開演
会場/日本海拠点館 3階ホール
チケット/1,000円(未就学児童は無料)
その他/全席自由
《お問合せ》amf事務局(日本海拠点館)[電話:0173-72-5555]

◎「第15回鰺ヶ沢町郷土カルタ大会」開催
<鰺ヶ沢町の名勝や文化を詠んだ「鰺ヶ沢郷土カルタ」。このカルタを通じ、郷土に
親しみ、郷土を深く理解することを目的に、町内小・中学生を対象にカルタ大会を開
催します。子ども達が一点集中で繰り広げる熱戦をぜひご観戦ください。>
日時/平成21年1月17日(土) 9:00〜
場所/舞戸公民館 大ホール
対象/鰺ヶ沢町内の小・中学生
その他/当日参加不可
《お問合せ》町教育委員会 教育課社会教育班[電話:0173-72-2111(内線337)]

**海の駅わんどからお知らせ**
〜新規テナント募集!〜
 海の駅わんどでは、海の駅内店舗の新規テナントを募集しています。応募は、町内
外の法人または個人で「地元住民及び観光客に親しまれる店舗」の経営をできる方で
す。出店を希望される方は、下記までご連絡下さい。
概要 [名  称]海の駅わんど
   [所 在 地]西津軽郡鰺ヶ沢町大字本町246-2
   [構  造]鉄骨造ステンレス鋼板葺2階建
   [店舗面積]17.3坪(約57平方メートル)〜40.1坪(約132.2平方メートル)
   [店舗種類]特に指定無し
   [開  業]随時
※希望者には募集要項及び提出書類をお渡しします
※選考方法は、書類審査及び面談です
《申込先・お問合せ》海の駅わんど 電話:0173-72-6661

【ちょっといっぷく】
 早いなぁ、もう2009年が一週間も経った。私は、どの様な正月休みだったかな。思
い出してみると30日は、毎年お決まりで正月料理用の食料を買い物し、31日も例年通
りお昼をかけて年越しをする。年越しをお昼にするのか夕方にするのかは地域の違
い。きっと、私が住む鳴○地区は圧倒的に昼が多いと思っている。
 そして31日は、我が家のカウントダウンイベント、妻と息子と娘の手を握り合い
10、9、・・1、で4人輪になって年越しジャ〜ンプ、「2008年と2009年の時を越え家
族みんなが・・・」とイメージしていると「5cmしか飛んでない」、「落ちるの早
い」、「2008年中に床に着いていた」など家族から抗議が殺到した。
 でも大丈夫、2009年の私の誓いは、「すべてを許す大きな心」だから。
 2009年は、ゆったりとした政策推進課をよろしくお願い申し上げます。(DB)

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◆東奥日報「鰺ヶ沢町ニュース」
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1:ブリブリの浜 ハタハタ卵拾い/小学生がふ化のお手伝い
2:低レベル廃棄物埋設 国が基本方針決定/鰺ヶ沢町などで処分場誘致活発化へ
3:県病、鰺ヶ沢に医師派遣/来月から1年間/非常勤を交代で
4:<東西南北>工藤石材商会が町に10万円寄付
5:<東西南北>津軽王位将棋62人熱戦
6:ハタハタ1000トン突破/鰺ヶ沢町は785トン
7:鰺ヶ沢町商工会が年末金融相談
8:健康な食生活へ楽しく弁当作り/鰺ヶ沢高生
9:中央公民館で「親子で学ぶ白神山地と木工教室」
10:新年の願い 丑に込めて/鰺ヶ沢・赤石/干支人形と俵奉納
11:"夏の武者"滑走/ウインターカーニバルinナクア白神
12:ここに生きる ふるさと再考/鰺ヶ沢・深谷地区/3集落180人肩寄せ合う/生き
がいある暮らしへ

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(1)2008/12/25(木)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎ブリブリの浜 ハタハタ卵拾い/小学生がふ化のお手伝い
 西海岸地方の小学四−六年生の水産業体験グループ「鰺ヶ沢マリナーズ」と「深浦
マリンキッズ」の三十一人が二十四日、ハタハタのふ化増殖事業の手伝いとして、深
浦町大間越の海岸に打ち上げられたハタハタ卵(ブリコ)を拾い集めた。
 大間越漁協によると、同漁協はブリコの特別採捕許可を県から受け、海岸に打ち寄
せられたブリコのふ化増殖事業に取り組んでいる。
 砂浜に到着した子どもたちはブリコの多さにびっくり。同漁協の中村正太郎組合長
らから指導を受け、まだ乾燥していないブリコを拾い集めた。
 この後、漁港の防波堤で丸かごにブリコを入れ、海中につるすまでの作業を見学し
た。深浦マリンキッズの黄金崎裕子さん(深浦小六年)は「立派に大きくなってほし
い」と願いを込めた。
 子どもたちは、ハタハタの一夜干し作りにも挑戦。包丁を使ってエラや内臓を取り
除き、めんつゆに漬けた上で竹に刺した。
 鰺ヶ沢マリナーズの工藤誠記君(南金沢小六年)は「最初は気持ち悪かったけど、
すぐ慣れて楽しくなった」と振り返った。

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(2)2008/12/26(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎低レベル廃棄物埋設 国が基本方針決定/鰺ヶ沢町などで処分場誘致活発化へ
 研究所や医療施設から出る低レベル放射性廃棄物(RI・研究所等廃棄物)の埋設処
分について、国は二十五日、対象となる廃棄物や処分地選定の考え方などを定めた基
本方針を決めた。これを受け、処分の実施主体である日本原子力研究開発機構は、処
分地の選定手順などを含む実施計画づくりに入る。県内では六ケ所村や鰺ヶ沢町で処
分場誘致をにらんだ動きが出ており、今後活動が活発化しそうだ。
 基本方針では、処分対象を原子力機構の業務や大学、医療機関などで発生した低レ
ベル廃棄物と明示。
 埋設施設については(1)原子力機構が処分地選定の手順や基準を明確にする
(2)積極的な情報公開に努める(3)国と同機構は立地地域の活性化につながる方
策を講じる−などとした。立地については「(地元の)市区町村と都道府県の了解を
得る」と明記した一方で、公募には言及しなかった。
 原子力機構は、実施計画について国から認可を受けた上で、処分地の選定に入る。
同機構は「計画の申請は年明け。できるだけ早くしたい。処分地を公募するかどうか
は、計画策定の中で決める」としている。同機構は、処分地の地元合意が得られた
後、約八年間かけて用地の取得や施設建設などを行う予定。五十年間で約五十三万本
の低レベル廃棄物を埋めることにしている。
 基本方針の決定について、鰺ヶ沢町の長内仁副町長は「これから内容について町内
部で詳細に検討する。じっくり腰を据えて町民とともに検討を深めていく」とコメン
ト。また原子力機構の実施計画策定後に、町民説明会や勉強会を開く考えを明らかに
し、「計画が立地選定手順などについて、公平性や透明性を確保した内容になるよう
期待する」と述べた。
 一方、六ケ所村議会新むつ小川原開発対策特別委員会の橋本勲委員長は「機構がど
のような計画をつくり、どんな手順で立地場所を決めるのか分からない。今の段階で
は何とも言えない」と語った。

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(3)2008/12/26(金)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎県病、鰺ヶ沢に医師派遣/来月から1年間/非常勤を交代で
 国の「緊急臨時的医師派遣システム」に基づく内科医の派遣が今月末で終了する
鰺ヶ沢中央病院に対して、県立中央病院(青森市)が来年一月から月四回、非常勤内
科医を交代で派遣することになった。二十五日、青森市で開かれた県地域医療対策協
議会(会長・佐藤敬弘前大学大学院医学研究科長)で方向性が報告された。
 協議会では、鰺ヶ沢病院の石岡幸男事務長が緊急派遣を受けた経緯を説明。七月か
ら十二月まで日本赤十字社の六病院から延べ二十人の内科医の派遣を受け、常勤医師
の負担軽減につながり、職員の士気が高まったことを報告。「日赤病院のつながりを
大切にし、何としても常勤医確保に努める」と語った。
 今後の見通しとして、県病が来年一月から一年間、循環器内科、神経内科の医師を
非常勤で派遣する方向性を確認した。
 県病の吉田茂昭院長は「(国の緊急派遣は)心臓が止まりそうな人に、心臓マッ
サージを行ったようなものだが、次の取り組みはどうするのか」と、鰺ヶ沢の医師不
足が根本的に解決していないことを指摘。県医療薬務課の石岡博文課長は、日赤病院
の後期研修医を受け入れる案について検討することを示した。
 委員からは全体的な問題として「医学部の定員が増えても、地域の医師が増えなく
ては意味がない」「大学で臨床研修を行うムードづくりが必要」といった意見が出
た。

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(4)2008/12/27(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎<東西南北>工藤石材商会が町に10万円寄付
 鰺ヶ沢町の「長平の石屋 工藤石材商会」はこのほど、鰺ヶ沢町に10万円を寄付し
た。同社の工藤謙一代表取締役が町役場を訪れ「舞戸公民館の照明・放送設備の修繕
費用に充ててください」と、長谷川兼己町長に手渡した。

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(5)2008/12/27(土)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎<東西南北>津軽王位将棋62人熱戦
 第15回津軽王位将棋鰺ヶ沢大会がこのほど、鰺ヶ沢町山村開発センターで開かれ、
県内各地から集まった62人が熱戦を繰り広げた。
 結果は次の通り。
 ▼有段の部 (1)飯田巧5段(むつ市)(2)奈良岡実5段(青森市)(3)佐々
木潤一5段(同)高杉航平4段(五所川原高2年)
 ▼無段の部 (1)高見彰(五所川原市)(2)吉田葵(浪館小6年)(3)早川
充高(弘前市)笹田琢朗(浜田小4年)
 ▼小学生の部 (1)岩井幹(舞戸小2年)(2)中道友智(五所川原中央小5年)
(3)安保蓮(柏小4年)長内理信(五所川原中央小5年)

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(6)2008/12/28(日)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎ハタハタ1000トン突破/鰺ヶ沢町は785トン
 本県日本海側の今年のハタハタ漁獲量が、一九七五年以来三十三年ぶりに一千トン
を突破したことが、県水産総合研究センター(鰺ヶ沢町)による二十七日までの集計
で分かった。ハタハタ漁は師走の風物詩でもあるが、一九七七年から二〇〇一年にか
けては百トンを割るなど低迷していた。関係者は「資源管理の成果が出てきた」と喜
んでいる。
 ハタハタは初冬のころ、産卵のため沿岸に来遊する。本県日本海沿岸では今期、十
二月一日からハタハタ漁が始まり、鰺ヶ沢漁港で連日数十トンが水揚げされるなど、
各地のハマは活気にあふれた。
 同センターの集計では、今期(十二月一日以降)の漁獲量は二十六日現在で千百七
十五トンに達した。今年一−六月の沖合底引き網漁による漁獲量を加えると千百九十
四トンとなり、〇七年の百五十一トンを千トン以上も上回っている。
 市町村別では、鰺ヶ沢町が七百八十五トンと全体の約三分の二を占め、次いで深浦
町三百九十三トン(旧岩崎村二百七十二トン、旧深浦町百二十一トン)、中泊町十五
トン。特に鰺ヶ沢町の漁獲量は〇七年の七十四トンから十倍以上で、記録が残る一九
六五年以降では最多。同町産業振興課の齋藤衛副参事は「豊漁で単価的には安かった
が、漁業者には大きな臨時収入となった。来年以降も続いてほしい」と期待する。
 同センター資源開発部の野呂恭成部長は「今期は事前の調査で資源量が多いことは
分かっていたが、予想を上回る豊漁となった」と話す。
 ハタハタの寿命は五年とされ、今期は〇六年一−二月生まれが主体だったことか
ら、野呂部長は「来年もある程度の漁獲が期待できる」と見込むが、〇七年一−二月
生まれが少ないとして「必ずしも資源的に安定しているとは言えない。今後も資源管
理を徹底してほしい」と呼び掛ける。
 ハタハタをめぐっては本県など関係四県が一九九九年に北部日本海海域での資源管
理協定を締結し、国も〇三年に資源回復計画を作成。本県の沖合底引き網漁業で全長
一五センチ未満の採捕禁止など、規制が設けられている。また県は六八年以降、資源
保護の観点から秋田、山形両県と同様に、県海面漁業調整規則でハタハタ卵(ブリ
コ)の採捕を禁じている。

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(7)2008/12/28(日)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎鰺ヶ沢町商工会が年末金融相談
 鰺ヶ沢町商工会は29、30の両日、年末の緊急金融相談に対応するため、町商工会館
に窓口を開設する。時間は午前9時−午後5時。電話相談(0173-72-2376)も受け付け
る。

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(8)2008/12/30(火)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎健康な食生活へ楽しく弁当作り/鰺ヶ沢高生
 鰺ヶ沢高校(木村正範校長)はこのほど、同校で栄養教室を開き、「フードデザイ
ン」の授業を選択している三年生三十四人が弁当作りを通じ、バランスの良い食生活
の大切さを学んだ。
 実社会に巣立つ前の生徒に、栄養バランスの大切さと手作りの楽しさを教えようと
毎年開いている。
 四、五人の班に分かれた生徒たちは栄養士の相馬裕子さん、保健師の菊谷由紀子さ
ん、食生活改善推進員五人に教わりながら、イカやサケ、ニンジン、鶏卵、肉などを
材料にてきぱきと調理し、自分たちで考えた献立通りに料理を完成させた。相馬さん
は「ブロッコリーの茎は栄養があるので捨てずに使って」などと声を掛けた。
 男子生徒からは「新しい発見があって楽しい」「いろいろ勉強になった」との感想
が上がっていた。

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(9)2008/12/31(水)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎中央公民館で「親子で学ぶ白神山地と木工教室」
 津軽白神森林環境保全ふれあいセンターはこのほど、白神山地の世界自然遺産登録
十五周年を記念し、鰺ヶ沢町中央公民館で「親子で学ぶ白神山地と木工教室」を開い
た。同町とつがる市の小学生八人を含む十三人の家族連れが白神山地の貴重な自然に
ついて学び、いす作りにも挑戦した。
 同センターの原田正春所長がスライドを使い、白神山地の世界遺産登録までの経
緯、白神山地に生きる動植物などを説明。白神山地に生息するクマゲラを撮影したビ
デオも上映し、自然を守り続けることの大切さを伝えた。
 この後、子どもたちは同センター職員らに手伝ってもらい、スギ間伐材を材料にい
すを組み立てた。

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(10)2009/1/1(木)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎新年の願い 丑に込めて/鰺ヶ沢・赤石/干支人形と俵奉納
 鰺ヶ沢町赤石地区の赤石芸能保存会(世永良貴会長)は三十一日、新年が良い年に
なるようにと願いを込めて干支(えと)人形と俵を作り、同地区の貴野神社に奉納し
た。
 同会は毎年、地元の稲わらで干支人形と俵を作り、大みそかの朝に奉納しており、
今年も稲わらと綿を使って丑(うし)の人形を製作した。
 奉納には保存会の会員ら約二十人が参加し午前八時ごろ出発。干支人形などを軽ト
ラックに載せ、しめ縄を担ぎ、地区の外れにある神社まで、にぎやかな登山ばやしに
合わせて約一時間パレードした。神社入り口に干支人形を鎮座させて拝んだ後、鳥居
に俵としめ縄を飾り付けた。
 世永会長は「新年の家内安全と豊作、大漁を期待している」と話していた。

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(11)2009/1/1(木)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎"夏の武者"滑走/ウインターカーニバルinナクア白神
 鰺ヶ沢町のナクア白神ホテル&リゾートの「ウインターカーニバルinナクア白神」
が三十一日開幕し、ナイターゲレンデを「ねぶた」が滑り降りる「雪っこねぶた大滑
走」がスキーヤーや宿泊客らを楽しませた。
 午後八時半、ねぶたばやしの生演奏が流れる中、大型そりに載せられた高さ七メー
トル、重さ二・五トンのねぶたが暗闇に浮かび上がり、雪上車にけん引されて滑走を
開始。ホテル前までの約二百メートルを、ゆっくりと幻想的に滑り降りた。
 ハネトの衣装をまとったナクア白神の従業員たちが跳ね始め、数十発の花火が打ち
上げられると熱気は最高潮に。仙台市から家族四人で訪れた男性(58)は「ねぶたは
躍動感がある。素晴らしい」と感嘆の声を上げた。
 ウインターカーニバルは十二日まで。雪像づくりコンテスト、宝探し大会などさま
ざまなイベントを行う。「雪っこねぶた」は正月三が日を含め、土曜を中心に三月ま
であと十七回行う予定。

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(12)2009/1/1(木)朝刊 +++++++++++++++++++++++++++++++++++
◎ここに生きる ふるさと再考/鰺ヶ沢・深谷地区/3集落180人肩寄せ合う/生きが
いある暮らしへ
 鰺ヶ沢町を流れる赤石川の支流・沼ノ沢川沿い、白神山地の北端近くに、深谷、細
ケ平、黒森の3集落が点在する。まとめて「深谷地区」と呼ばれることもある。世帯
数は計60弱、住民は約180人。この15年で3割近く減った。高齢化も進んでいる。だ
が、人々は自ら"公共事業"を手掛け、バス路線を維持し、地区の活性化委員会を組
織して「より生きがいある暮らし」を目指す。深谷地区の人々の姿は、21世紀の本県
の進路に多くのヒントを与えてくれる。

●弘大と提携、活性化策探る
 「バスの運行は、長く地元の悲願だった」。深谷集落の滝吉和俊町会長(63)は振
り返る。深谷地区の三集落は赤石川沿いの県道から外れ、かつては路線バスもなかっ
た。一九七〇年代までは除雪が十分に行われず、冬は自動車交通そのものに支障をき
たす不便さだった。
 地区の人々は「全世帯が毎月千円分のバス回数券を購入して路線を支える」という
住民参加型の手法を考案。ついに九三年八月、町中心部との間に念願の路線バスを走
らせた。
 「三集落はそれまで、特に強い結びつきはなかった。しかし、バス路線の開設運動
が、まとまりの原点になった」と滝吉さん。その後、バスは一日十便から四便に減る
一方、購入する回数券は月二千円に"値上げ"されたが、路線は健在だ。
 二〇〇七年、深谷地区の人々は弘前大学人文学部社会学研究室・山下祐介准教授と
町役場の協力を得て、地区そのものの活性化に乗り出した。容赦なく進む人口減少や
高齢化にどう対応し、暮らしを持続させるか。まずアンケートを行って住民のまなざ
しを確認する傍ら、岩手県にも出向き、山間地域活性化の先進事例を視察した。
 そして〇八年八月、住民と弘大の学生、町職員が参加して「深谷地区活性化委員
会」が発足した。委員長には滝吉さんが、副委員長には細ケ平町会長の工藤幸夫さん
(66)と、黒森町会会長の山田衛さん(73)が就任した。
 十月には委員会の初の事業としてモニターツアーを企画し、黒森集落近くにあるブ
ナ林散策ゾーン「ミニ白神」に、弘大の大学生ら十六人を招いた。クリ拾いを楽し
み、山菜料理に舌鼓を打つ若者らの姿は、地区の人々に感銘と、新たな事業を模索す
る勇気を与えた。次の一手は何か。活性化委員会のメンバーは思案中だ。
 「私たちの地域は、とにかく仲が良くて、まとまっている。それが何よりの宝だ」
と口をそろえる滝吉さんと工藤さん、山田さん。その言葉は、地域の皆の思いでもあ
る。

●水道事業 自分たちの手で/「スローな公共工事」実践
 二〇〇八年十一月、深谷集落は、目に染みる紅葉に包まれていた。「さて、出掛け
るか!」。集落の外れに集まった六人の男女が、砂利道を踏みしめて裏山へ向かう。
行き先は五月に見つけたばかりの水源地だ。冬を控え、集落へ飲料水を引くパイプが
雪でつぶれないよう手入れするのだという。
 鰺ヶ沢町の山間部には、町の上水道に頼らず、独自に"水道事業"を手掛けている
集落がいくつかある。深谷地区の三集落もそれぞれ水源を確保し、「水道係」を決め
て、飲料水を管理している。
 「うちの集落は二つの水源から水を引いていたけれど、長い間、夏場は水が足りな
くて困っていた。でも今年、草刈りをしていたら偶然、三つ目の水源が見つかっ
た」。大またで歩きながら、六人の一人、滝吉栄さん(48)が教えてくれた。
 住民たちは早速、水源から集落裏の貯水槽まで、一・四キロのパイプを引いた。費
用八十五万円は町会の積立金と町の補助でまかなった。「町も金がない。自分たちで
できることは、自分たちでやらないとね」と滝吉さん。行政に過度に頼らず、必要な
生活基盤を、可能な範囲で住民自らが整える−。いわゆる「スローな公共工事」を、
深谷の人々は実践しているわけだ。
 この日は集落総出の「冬支度日」だった。各世帯が人を出し、年齢や経験に応じ
て、雪囲いや水道の保守作業を分担する。道路沿いで、集落の案内看板にブルーシー
トの覆いを掛けている男性がほほえみかけてきた。
 「イワナを見たかい? 昔、ここで六六センチもある本マスを釣り上げたことがあ
るよ」。手を動かしながら教えてくれたのは滝吉繁夫さん(72)。集落を流れる沼ノ沢
川に目を凝らすと、確かにいた。大きなイワナだ。
 集落南端の集会所では、年配の女性らが掃除にいそしんでいた。「若い人たちは力
仕事や山奥での仕事をするんだ」「年寄りにはこうして楽な仕事が回ってくるの
さ」。床や窓をふきながら、さざめくように女性たちが笑った。

●古い村の知恵、継承を/山下祐介弘大准教授に聞く
 —中山間地域などの集落で、住民の半数が65歳以上となる「限界集落」化や少子
高齢化が進んでいます。
 「実は、高齢者ばかりで生活が困難だという集落は、あまり聞いたことがありませ
ん。問題の本質は、高齢者の比率が高いことよりも、戸数が少なく子どもが少ないこ
と。世代の交代・継承を果たせるかどうかが重要なんです」
 −不便な所に人が住まなくなるのは、仕方ないことのようにも思えます。
 「村や町は本来、生きていくのに都合がよいところに形成されている。歴史的に
も、農村集落の消滅は、災害や戦乱以外ではほとんど例がありません。また、山間部
の集落は一般に、平野部の集落よりも長い歴史を持ち、それだけ古い文化を伝えてい
る面もある。今、山間部の集落が直面している危機は、数百年から1000年以上、
ひょっとしたら縄文以来の文化が消滅の瀬戸際にある、ととらえてもよいかもしれま
せん」
 −限界集落は消えるに任せるべきだという主張も聞きます。
 「まだ、実際に集落消滅が始まったわけではありません。また、この先何が生じる
か、きちんと予測されているわけでもない。それなのに、集落の放棄や山林利用の衰
えに伴って環境がいたずらに悪化したり、歴史的文化の消失に対する不安が広がって
しまえば、中央との格差が広がりつつある地方の足を、さらに強く引っ張る事態にな
るでしょう」
 −私たちはどうしたらいいのでしょう。
 「過疎問題はこれまで、高齢者の生活支援や産業振興の問題として議論されてきた
経緯があります。しかし、本質は、中山間地域などの人口をいかに維持するか。ま
た、戦前生まれの人々が持つ知恵や文化を、戦後世代がどう継承するかという問題で
もあります。戦前生まれの世代は、まだ5−10年は元気に暮らしているはず。まず、
家族や集落で当事者がどうしたいか、何ができるか考える。そして、県民・国民みん
なで議論を深める必要がある」
 −弘前大学は過疎地域問題に取り組んでいると聞きます。
 「私と労働・雇用、経済政策の専門家がチームを組んで、地域への人口定着・回帰
を最終目標に、産業創出の可能性を探ったり、リーダーづくりを進める計画です。
鰺ヶ沢町深谷地区のほかにも、提携してくれる集落・個人を募集しています。過疎地
域の暮らしを考えることは『本当の幸せとは何か』を考えることにつながる。今の私
たちのくらしは本当に幸せなんだろうか。熱意ある方や集落の応募と、都市部の皆さ
んの理解・協力をお願いしたいですね」

 <やました・ゆうすけ 1969年、富山県生まれ。九州大学文学部卒。同大大学院、
文学部助手を経て、94年に弘大へ赴任、97年から現職。専攻は地域社会学・環境社会
学。近著に「リスク・コミュニティ論」(弘文堂)がある>

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